モトカレマニア-難波ユリカとマコチ(福盛真)のネタバレ感想文
原作漫画「モトカレマニア」の難波ユリカとマコチ(福盛真)のネタバレ感想文です。
■モトカレマニア-ネタバレ感想文
原作漫画「モトカレマニア」は面白かった。単純に言えば、5年前に別れた元彼の事を未だに引きずっている難波ユリカ(27歳)が、元彼・マコチ(福盛真)と再開するというラブコメディーである。
難波ユリカは、バイト先でフリーターのマコチ(福盛真)と出会い、19歳の時になんとなく付き合い始めたのだが、22歳の時に喧嘩して別れた。
難波ユリカは、その後、2人の男性と付き合ったが、微妙は人だったので、逃した元彼・マコチ(福盛真)が巨大マグロ並だった事を認識した。
それから、難波ユリカは、3年間も元彼マコチ(福盛真)の事をSNSなどで探し続けていたが、元彼マコチ(福盛真)の手がかりを得ることは出来なかった。
ところが、難波ユリカは再就職先のチロリアン不動産で、5年ぶりに元彼マコチ(福盛真)と再開する。
なんと、マコチ(福盛真)はチロリアン不動産の営業だったのである。
こうして、難波ユリカは、元彼マコチ(福盛真)と運命の再開を果たすが、復縁都は行かずに山有り谷有りの生活を送ることになる。
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■2人が別れた理由
難波ユリカと元彼マコチ(福盛真)は5年前に喧嘩別れしたのだが、その理由が食い違っている。
マコチ(福盛真)は「小さい喧嘩をたくさんして、最後は俺が『距離を置こう』って投げたでしょ」と言っている。
しかし、難波ユリカは「そうだっけ?私が先に『もういい』ってキレた感じじゃなかったっけ?」と不思議がっている。
その原因は、マコチ(福盛真)のフリーズだった。
2人が喧嘩したとき、マコチ(福盛真)がフリーズして黙ってしまい、しばらくして「距離を置こうか」と言った。
すると、難波ユリカは怒ってしまい、「もういい」と言って別れた。これが2人が別れた時の真相だった。
■元彼マコチ(福盛真)のフリーズが面白い
マコチ(福盛真)は、難波ユリカとの会話中にときどき、フリーズするのだが、フリーズ中に脳内で葛藤している内容が面白い。
マコチ(福盛真)は、第3巻で難波ユリカを好きだと自覚するのだが、元サヤに収まると、直結婚ルートをたどることになるため、踏ん切りが付かない。
しかし、マコチ(福盛真)は、難波ユリカを可愛いと思い、キスしてしまう。
難波ユリカは、絶好のチャンスを迎えたので、そのままベッドへ引きずり込めば良いのに、なぜか「同居も解消ってことだよね」と言い、マコチ(福盛真)を引かせてしまう。
難波ユリカの友達・周防ひろ美が、「そんなのセッ・・・で何とでもなる。体のスイッチを押すんだよ」と助言するシーンがあるのだが、まさにその通りだと思う。
私は、ウジウジ考えていないで、早く押し倒してしまえと思いながら読んでいるのだが、難波ユリカとマコチ(福盛真)を見ていると、そう簡単に体のスイッチを押すことはできないだろう。
第3巻で、小説家「丸の内さくら」という、こじらせ女子が現れた。「丸の内さくら」も相当、こじらせているので、面白い。今度の展開が楽しみだ。
「モトカレマニア-原作のあらすじとネタバレ」へ続く。
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