4分間のマリーゴールド-原作の最終回と結末ネタバレ

福士蒼汰が主演するTBSのドラマ「4分間のマリーゴールド」の原作のあらすじと最終回と結末のネタバレです。

このページは「4分間のマリーゴールド-原作のあらすじとネタバレ」からの続きです。

■4分間のマリーゴールド-3巻のあらすじとネタバレ

姉・沙羅は、プロポーズを受け入れたが、元々家族であり、籍の問題が面倒だからと言い、籍は入れなくてもいいと言った。

すると、花巻ミコトは思った。姉・沙羅はもうすぐ死ぬので、自分には何も残さないつもりなのではないか。

しかし、姉・沙羅は誕生日の記念として、完成までに1年はかかる絵を描き続けており、自分が生きた証を残そうとしていた。

さて、2人は籍は入れず、身内だけでささやかな結婚式を挙げることを報告すると、兄レンは2人の結婚を認め、海外を飛び回っている母親を呼び戻すことにした。

さて、花巻ミコトは救命救急死の仕事を通じて、自殺や事故に直面しながらも人の命を救うために奔走し、様々なことを考た結果、「1秒で1年分、この女を愛そう」と思い、父親の指輪を姉・沙羅の左薬指にはめるのだった。

ある日、母親が帰国し、1年半ぶりに家族は再会した。姉・沙羅が結婚の許可を求めると、母親は淡々としており、「自分たちで決めなさい」と言い、結婚を許可した。

そして、母親は仕事が忙しく、日本に居られる時間が少ないので、早く結婚式場を決めるように促したが、姉・沙羅は、なかなか結婚式場を決める事ができなかった。

そこで、母親が自分たちは小さな協会で結婚式を挙げた事を教えると、姉・沙羅は、その教会がいいと言い、その教会で結婚式を挙げることにしたのだった。

その日の夜、姉・沙羅は母親に、花巻ミコトとの結婚について尋ねると、母親は「世界一思いやりのあるアンタと、世界一アンタを大切にしているミコトの結婚。何の問題があるの」と答えた。

それを聞いた姉・沙羅は「私幸せなの。母さんの娘で、レンの妹で、藍の姉で、ミコトに会えて、凄く凄く幸せ。ありがとう、母さん」と礼を言った。

ある日、花巻ミコトと姉・沙羅は、ドレスを観に行くことになるが、姉・沙羅がどうしても楽しみにしていた絵画を見たいと言うので、ドレスの前に美術館へ行くことになった。

花巻ミコトが夜勤明けだったので、姉・沙羅が車を運転していたのだが、信号で停車中に、トラックが突っ込んできて、車のフロントが大破してしまう。

花巻ミコトは軽傷だったので、運転席の姉・沙羅を助け出すが、姉・沙羅はか細い声で「大好き」と言い残し、死んでしまった。

花巻ミコトは直ぐに心臓マッサージを行い、救急車が到着し、姉・沙羅は病院に運ばれたが、意識不明のまま目覚めなかった。

運命の8月23日まで後2ヶ月しかない。花巻ミコトは姉・沙羅と一秒でも一緒に居たいと言い、献身的に介護したが、姉・沙羅の意識は戻らなかった。

ある日、花巻ミコトは姉・沙羅の部屋の空気を入れ換えていると、部屋にキャンパスがあることに気付いた。

そこで、キャンパスにかけてあった布を取ってみると、マリーゴールドの花に救急救命士姿の花巻ミコトが描いてあった。

その絵を見た花巻ミコトは、姉・沙羅の誕生日にマリーゴールドの花束を贈った日の事を思い出す。

花巻ミコトは、毎年、姉・沙羅の誕生日にマリーゴールドの花束を贈っていたが、マリーゴールドの花言葉が「絶望」「別れの悲しみ」だと知ったとき、マリーゴールドを贈ることを後悔した。

しかし、姉・沙羅は、マリーゴールドには、もう1つ花言葉があり、その花言葉は「生きる」だと教えてくれたのだった。

花巻ミコトが救急救命士になったのは、子供の頃に言った姉・沙羅のひとことが切っ掛けだった。今の自分があるのも全て姉・沙羅のおかげだった。

花巻ミコトは、元気だった頃の姉・沙羅を思い出して、姉・沙羅の絵に「ありがとう」と言った。

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■4分間のマリーゴールド-最終回と結末ネタバレ

やがて、運命の8月23日がやってきた。しかし、姉・沙羅は未だに意識が戻らず、寝たきりになっており、姉・沙羅は病室のベッドで27歳の誕生日を迎えた。

花巻ミコトがマリーゴールドの花束を買って見舞いに行くと、母親が慌てて病室から出てきて「沙羅が」というので、花巻ミコトは慌てて病室に入った。

すると、姉・沙羅のベッドの脇には医師と看護婦が立っており、花巻ミコトは言葉を失うのだった。

しかし、医師は花巻ミコトに「助かる確率は心臓が止まってから、どれだけ早く心肺蘇生を始められたかで決まります。彼女は幸運でしたね。貴方が側に居たから良かった」と告げた。

心臓が止まってから、2分以内に心肺蘇生をすれば、助かる確率は90%、3分以内なら75%、5分以内なら50%である。

花巻ミコトの心肺蘇生が早かったので、姉・沙羅は助かって意識を取り戻したのだ。

その後、姉・沙羅はバージンロードを自分で歩きたいと言い、リハビリを頑張り、1年後に母親の思い出の協会で、花巻ミコトと結婚式を挙げた。

花巻ミコトは事故以来、他人の死期が見えるという特殊能力は無くなっており、最愛の沙羅と別れる時期は明日なのか、50年後なのか分からない。

だから、花巻ミコトは、この瞬間、言葉で、行動で、心で「愛している」と伝えよう、この一秒を愛して生きようと思うのだった。

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