外交官・黒田康作のらすじ
ドラマ「外交官・黒田康作」の第1話「外交官黒田と地図オタク女刑事が国境を越えた怪事件に挑む」のあらすじとネタバレのあらすじ編です。
ドラマ「外交官・黒田康作」の原作となる小説「天使の報酬」のネタバレは「天使の報酬のネタバレ」をご覧ください。原作や主題歌は、「天使の報酬と主題歌」をご覧ください。
ある日、佃警察署刑事課の刑事・大垣利香子(柴咲コウ)は路上で死亡している湊肇(みなと・はじめ)を発見し、大学教授殺人事件の第1発見者となる。地図オタクの大垣利香子は捜査地図の製作を専門とする刑事で、事件の捜査に参加したことはない。
大垣利香子は「午後2時に通った時には死体は無かった。他の場所で殺害されて、運ばれてきた可能性がある」と訴えるが、上司の山路貴繁(岩松了)は「捜査本部の見解が間違ってると言うのか?お前は地図を作ってる方がお似合いだ」と言い、地図オタクの言葉など相手にしなかった。
一方、アメリカ・ロサンゼルス在住の外交官・黒田康作(織田裕二)は元外交官で医者の霜村毅(香川照之)と会っていた。11年ぶりの再開だった。
霜村毅は医療で国際貢献をするつもりで外交官になったものの、役所の中に居ても何も変えられないことを悟り、外交官を辞めた元同僚である。
霜村毅は黒田康作に「辞めたからと言って、何か帰られたわけじゃない。無力な人間はどうあがいても無力だ」と愚痴る。そして、霜村毅は「こんなことになるなんて。すまない黒田」と意味深長な言葉を残して別れた。
ある日、佃警察署刑事課では、大学教授殺人事件で殺された教授・湊肇(みなと・はじめ)が株式会社ブライトンジャパンのアトロン薬害訴訟という民事・損害賠償事件の被告(訴えられた人)となっていたが、勝訴していたことが判明した。
また、現場に残された遺留品から事件の容疑者に、湊肇の知人で医者の霜村毅(香川照之)が浮上する。
一方、黒田康作はWTO農業交渉会議に出席する外務副大臣・観上祥子(草刈民代)の警護に任命された。観上祥子は、男性遍歴が週刊誌に報じられている時の人である。
黒田康作はWTO農業交渉会議中に黒田康作は不審人物を発見する。黒田康作は犯人に近づき起爆ボタンを奪う。犯人は拳銃を取り出し、会場が騒然とする中、観上祥子(草刈民代)は毅然として犯人の説得にあたる。
犯人は観上祥子(草刈民代)に向かって発砲するが、黒田康作が観上祥子に飛びかかって助けた。犯人は警備していた警官に取り押さえられる。黒田康作の活躍で被害者は出なかった。
その後、黒田康作は「アメリカの警備は万全だった。犯人が入り込めたのは不自然だ」と言い、領事に調査を要請した。「外交官・黒田康作のネタバレ」へ続く。