エール-呉服屋「喜多一(きたいち)」のモデルは喜多三
NHKの朝ドラ「エール」に登場する「喜多一(きたいち)」のモデルのネタバレです。
■喜多一(きたいち)のあらすじ
朝ドラ「エール」に登場する呉服店「喜多一(きたいち)」は、福島県福島市で有数の老舗呉服屋だった。
しかし、4代目店主・古山三郎(唐沢寿明)が経営を悪化させる。
長男の古山裕一(窪田正孝)が音楽家になり、呉服店「喜多一」を継がないので、次男の古山浩二(佐久本宝)が傾いた呉服店「喜多一」を立て直すために奔走する。
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■喜多一(きたいち)のモデルのネタバレ
呉服店「喜多一」のモデルは、福島県福島市大町にあった老舗の呉服屋「喜多三(きたさん)」です。
呉服屋「喜多三」は、作曲家・古関裕而の実家で、父・古関三郎治(古関三郎次)が経営していました。
呉服屋「喜多三」は、福島県福島市で有数の呉服屋でした。当時では珍しい蓄音機もあり、従業員も十数人居て、かなり繁盛していました。
しかし、大正11年(1922年)頃に、他人の債務保証問題も重なり、呉服屋「喜多三」は倒産しました。
その後、大正13年に呉服屋「喜多三」は福島市新町へと移転し、質屋と京染めの中次ぎを始め、細々と商売を続けました。
古関裕而は長男だったので、家業の「喜多三」を継ぐため、福島商業学校に進学していたのですが、在学中に呉服屋「喜多三」が倒産したので、継ぐ必要がなくなり、音楽の道へと進みます。
長男の古関裕而が東京へ出たので、弟の古関弘之が実家を継いだのですが、呉服屋「喜多三」がどうなったのかは知りません。
現在は、古関裕而の長男・古関正裕が音楽ユニット「喜多三」を結成して、音楽活動をしています。
なお、朝ドラ「エール」のモデルやネタバレは、「エール-あらすじ」をご覧ください。
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