ニッポンノワール-碓氷克喜の人体実験「人格矯正プログラム」

日本テレビのドラマ「ニッポンノワール-刑事Yの反乱-」の第7話のあらすじとネタバレ後編です。

第7話の前編は「ニッポンノワール-第7話のあらすじとネタバレ」をご覧ください。

■ニッポンノワール-第7話のあらすじとネタバレ後編

碓氷薫(広末涼子)は、親友の深水星良が殺された事を切っ掛けに、ニッポンノワールについて調べ、3年がかりで父・碓氷政明(大和田伸也)に、たどり着いた。

元々、ニッポンノワールは、内務省の巨悪事件を扱う国家警察として発足したが、何度か名称を変えた後、ニッポンノワールと呼ばれるようになった。

ニッポンノワールは極秘プロジェクトとして人体実験を行っている。人体実験はいくつかのプロジェクトに別れており、深水星良が関わっていたのは、人格矯正プログラムだった。

人格矯正プログラムは、犯罪者の高い未成年を対象に、記憶を消去して、新たな記憶を植え付け、国家にとって都合の良い人間を作りだそうとしていた。未成年を選んだのは、脳が成熟する前の方が適応しやすいからだという。

深水星良は、人格矯正プログラムを受けた宝生順平を担当したことにより、人格矯正プログラムに関わるようになっていた。

さて、遊佐清春(賀来賢人)が「克喜にも同じプログラムをやったんだな?克喜はまだ9歳だぞ。犯罪に手を染めた分けでもないのに」と怒ると、碓氷政明(大和田伸也)は「君は、あの子がどんなこともだったのか知っているのか?」と言い、話し始めた。

碓氷克喜(田野井健)の乱暴は日増しに激しくなっていき、碓氷薫(広末涼子)の手に負えなくなっていた。

それでも、碓氷薫(広末涼子)は碓氷克喜(田野井健)を愛そうとしたが、碓氷克喜に「殺す」と言われ、心が折れ、碓氷克喜から逃げたくなり、碓氷克喜を実家に預けて2週間の出張に出た。

そして、碓氷薫(広末涼子)が出張から戻ると、碓氷克喜(田野井健)は別人になっていた。

父・碓氷政明(大和田伸也)が碓氷克喜(田野井健)を人格矯正プログラムにかけ、別人に変えてしまったのだ。

碓氷薫(広末涼子)は父・碓氷政明(大和田伸也)を怨んだが、人格矯正プログラムを望んだのは碓氷克喜(田野井健)だった。

碓氷克喜(田野井健)は、碓氷薫(広末涼子)の為に生まれ変わりたいと願っており、碓氷薫が調査していた人格矯正プログラムを受けたいと、碓氷政明(大和田伸也)に頼んだのだ。

その結果、碓氷克喜(田野井健)は、碓氷薫(広末涼子)の言うことを素直に聞く子供に生まれ変わったが、碓氷薫(広末涼子)は表情を失って何でも素直に聞く、碓氷克喜(田野井健)を見て、自分が克喜を殺したと悔やんでいた。

しかし、碓氷克喜(田野井健)は心の支えだった母親を失ったため、矯正プログラムが解除されかかっているのだという。

真相を知った遊佐清春(賀来賢人)は、激怒して、碓氷政明(大和田伸也)につかみかかり、「克喜は俺の息子だ。俺が守る」と言ったが、碓氷政明は「君には無理だ。なぜなら、遊佐清春は凶悪事件の犯人なんだから。君は全ての罪を被って、ここで死ぬ」と答えた。

すると、江國光成(杉本哲太)が現われ、遊佐清春(賀来賢人)に拳銃を向けたが、碓氷政明(大和田伸也)に銃を向け直すと、「最初から、こうするつもりでした」と言い、南武修介(北村一輝)と宮城遼一(細田善彦)を部屋に呼び入れた。

江國光成(杉本哲太)は、ニッポンノワールの闇を暴くため、碓氷政明(大和田伸也)に懐柔された振りをしていたのだ。NNマークのスマートフォンは、才門要(井浦新)から受け取ったものだった。

南武修介(北村一輝)は碓氷政明(大和田伸也)を逮捕しようとするが、碓氷政明(大和田伸也)は「これで終わりだと思ったのか?君は我々を過小評価している」と笑った。

そのとき、南武修介(北村一輝)はスマートフォンに警視総監からの電話がかかってきたので、電話に出た。

「いや、それは・・・出来ません。・・・分かりました」

南武修介(北村一輝)は電話を切ると、ニッポンノワールの事については何も聞かなかったことにして、遊佐清春(賀来賢人)を貴志正臣(栄信)殺害の容疑で逮捕し、手錠をかけた。

碓氷政明(大和田伸也)が「射殺命令だったはずだが?」と尋ねると、南武修介(北村一輝)は「警視総監には納得していただきました」と答えた。

碓氷政明(大和田伸也)は「せめてもの抵抗か。いいだろう。警視総監の温情に感謝したまえ」と言い、逮捕を許した。

しかし、宮城遼一(細田善彦)は納得できず、「私が貴方を逮捕する」と宣言すると、碓氷政明(大和田伸也)は「それは出来ない」と言い、人格矯正プログラムの被験者第1号が宮城遼一(細田善彦)だった事を教えた。

宮城遼一(細田善彦)は犯罪者だったが、人格矯正プログラムを受けて、名前も人格も変え、別人として生まれ変わっていたのだ。

宮城遼一(細田善彦)が「そんなことあるはず無いだろ」と怒ると、碓氷政明(大和田伸也)は「なぜ、君は毎月1回、病院で検査を受けているのか?なぜ、両親の事を覚えていないのか?なぜ、ときどき記憶に食い違いが生じるのか?宮城君、君はニッポンノワールに作られた人間なんだよ」と教えたのだった。

ニッポンノワール-第8話のあらすじとネタバレ」へ続く。

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