スカーレット-第13週のあらすじとネタバレ

陶芸家・神山清子をモデルとしたがNHKの朝ドラ「スカーレット」の第13週のあらすじとネタバレです。

第12話のあらすじとネタバレは「スカーレット-第12週のあらすじとネタバレ」をご覧ください。

■スカーレット-第13週のあらすじとネタバレ

昭和40年(1965年)の夏、川原喜美子(戸田恵梨香)は27歳になっていた。

十代田八郎(松下洸平)の間に生まれた川原武志(伊藤健太郎)は、4歳になっていた。

川原喜美子と十代田八郎は、丸熊陶業を辞めて「かわはら工房」を設立して、十代田八郎が作品作りに精を出し、川原喜美子が量産型の食器を作って家計を支えていた。

そのようななか、熊谷照子(大島優子)が尋ねてきて、深刻な顔で、十代田八郎に川原常治(北村一輝)の秘密を打ち明けた。

なんと、父・川原常治は病気で余命宣告を受けていたのだ。

しかし、家族は父・川原常治の余命宣告を知らない振りをして過ごすのだった。

そのようななか、父・川原常治は、川原喜美子が生まれる前に母・川原マツと旅行した温泉へ行きたいと言いだした。

川原喜美子は、帰ってきたら病院へ行くことを条件に、2人を温泉へと送り出すのだった。

さて、父・川原常治と母・川原マツが温泉から帰ってきた。

父・川原常治は、温泉へ行く前に、迷惑をかけた大阪の親戚などに立ち寄って謝罪しており、死ぬ準備をしているようだった。

それを知った川原喜美子は、父・川原常治を病院へ入れずに、自宅で最期を迎えさせてあげようと思うのだった。

一方、十代田八郎は結婚した時に入賞して以降、目立った活躍は無く、陶芸活動に行き詰まっていた。

美術賞からも「金賞を狙うのなら、もう少し個性を打ち出さないと。本気が足りない」と言われ、十代田八郎は苦悩していた。

長男・川原武志が生まれて以降、川原喜美子と十代田八郎はすれ違いが多くなり、些細なことで喧嘩していた。

そのようななか、川原喜美子は、食が細くなってきた父・川原常治のために大皿を作ることにして、家族で大皿に絵を描いた。

大皿が完成すると、大野忠信らが川原常治の好きな松茸料理をつ作り、川原喜美が造った大皿に松茸料理を並べた。

すると、寝たきりだった父・川原常治は、体を起こし、松茸料理を前に、家族の幸せを願う言葉を口にし、家族に見守られながら死んでいくのだった。

さて、父・川原常治の葬儀が終わると、夫婦関係にすれ違いを感じていた川原喜美子は、十代田八郎と本音でぶつかり合い、絆を深める。

そのようななか、川原直子が鮫島正幸(正門良規)を連れて東京から戻ってくる。

川原喜美子が父・川原常治の死に目に戻ってこなかった事を追求すると、川原直子は泣きながらあることを打ち明けた。

川原直子は、父・川原常治から電話で「喜美子から電話があっても戻ってくるな」と言われていたのだ。

父・川原常治に藩閥し続けてきた川原直子は、帰りたいと思っていたが、最期ぐらいは父・川原常治の言う聞こうと思い、帰るのを我慢した。

川原直子は「お父ちゃんは、私に元気なお父ちゃんだけを残したかったんだ。おかげで、私は元気なお父ちゃんしか残っていない」と言って泣いた。

そして、川原直子は東京の勤め先を辞め、同僚の鮫島正幸と大阪で商売を始めると宣言した。

川原喜美子が反対すると、川原直子は「これは相談やない。事後報告や。一発当てて、みんな楽させてやる」と告げた。

それを聞いた母・川原マツは「それ、どこかで聞いたことがある。あっ、お父ちゃんや。お父ちゃんが大阪に居るときに、よう言うてたわ」と言った。

さて、ジョージ富士川(西川貴教)が信楽で講演会を行うというので、川原喜美子は十代田八郎と一緒に講演会へ行こうとしたが、当日、長男・川原武志が熱を出してしまったため残り、十代田八郎だけが講演会に行った。

さて、十代田八郎は講演会に来られなかった川原喜美子の為に、ジョージ富士川を川原家に招いた。

ジョージ富士川が即興で実演を行い、川原喜美子と十代田八郎も作品作りに参加し、大きな刺激を受けた。

その後、十代田八郎は猛烈に作品作りに取り組み、春の陶芸展で金賞を得ることが出来た。

すると、十代田八郎は、川原喜美子に「ずっと作りたいと思ってたんだろ。次は喜美子の番や」と告げた。

その後、川原喜美子は死んだ父親の事を思い出して泣きながら土をこね、これまでに抱え込んでいた悲しみを吐き出して新たな作品を作るのだった。

スカーレット-第14週のあらすじとネタバレ」へ続く。

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