恋はつづくよどこまでも-原作のあらすじとネタバレ完結編
TBSの恋愛ドラマ「恋はつづくよどこまでも」の原作(5巻と6巻)のあらすじとネタバレ完結編です。
1巻からのあらすじは「恋はつづくよどこまでも-原作のあらすじとネタバレ」をご覧ください。
■恋はつづくよどこまでも-第5巻のあらすじとネタバレ
佐倉七瀬は、天堂浬との交際が順調に進展するなか、上条周志という男性と出会った。
上条周志は佐倉七瀬をカラオケやボーリングに連れ回したあげく、発作を起こして倒れてしまったので、佐倉七瀬は上条周志を勤務先の病院へ運んだ。
すると、使用人が飛んできて、「周志様はこんなプライバシーの無い一般病棟にいらしていい方では無い」と言い、転院させると言った。
なんと、上条周志は上条財閥グループの御曹司なのだという。
しかし、上条周志は「ここに入院する」と言い、そのまま入院し、佐倉七瀬を専属の看護婦に指名した。
佐倉七瀬は呼吸器科で、上条周志が入院しているのは循環器科だったことから、天堂浬は「うちの大事な戦力なので抜けられると困る」と言い、断った。
しかし、上条周志は、駄目なら病院を買収して天堂浬を左遷すると言うので、佐倉七瀬は上条周志の専属になることを引き受けた。
すると、上条周志は「やっと見つけた。好きに慣れそうな人」と言い、天堂浬の目の前で佐倉七瀬にキスしたのだった。
さて、天堂浬は呼吸器科に戻ると、「俺のせい?保留に出来ただろ」と罵倒すると、佐倉七瀬は天堂浬がキスされた事について怒らない事に腹を立て、呼吸器科を出て行き、上条周志の専属ナースとなった。
その後、佐倉七瀬と天堂浬は、上条周志に振り回されるが、佐倉七瀬は呼吸器科へ戻り、さらに天堂浬との愛を深めるのだった。
さて、天堂浬が法事で休みを取るとういうので、佐倉七瀬も休みを取って付いていき、法事の後で合流し、旅館に泊まることにした。
このとき、宿泊客の女子が、天堂浬はイケメンなのに連れている女性が不細工なので、天堂浬はブス専なのではないかと噂した。
それを耳にした佐倉七瀬は、楽しみにしていた旅行なのに、急に自信を無くして落ち込んでしまった。
佐倉七瀬の苦悩を知った天堂浬は、「皮一枚剥げば、理科の人体模型だ。アレを見たら、皮一枚の美醜に拘る方がどうかしている。つまり、俺はお前の価値は、そんなところにあるんじゃないって言ってるんだ」と告げ、「今度こそ、お前を楽しませるつもりだったのに」と謝罪した。
すると、佐倉七瀬は気持ちを切り替え、「余り時間はないけど、一緒に遊びたい」と言い、天堂浬と出かけて、残りの時間を楽しんだ。
その日の夜、佐倉七瀬が「私の見た目で、良いと思うところは1つもありませんか?」と尋ねると、天堂浬は「美醜には拘らないと言ったが、お前の皮なら、お前のだから全部好きだ」と答えたのだった。
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■恋はつづくよどこまでも-第6巻のあらすじとネタバレ
ある日、天堂浬の姉・天堂流子が失踪した。
天堂浬の実家は病院を経営しているのだが、天堂浬も姉・天堂流子も病院を継ぐ気がなかった。
しかし、両親は許さず、姉・天堂流子に婿養子を取って病院を継がせようとしており、姉・天堂流子は失踪したらしい。
さて、天堂浬の身の回りの世話をしていた姉・天堂流子が失踪したので、佐倉七瀬は姉・天堂流子の代わりに世話をすると言い、天堂浬に同棲を提案したが、即答で完全拒否された。
落ち込んだ佐倉七瀬が同僚に相談すると、来生医師が、結婚を意識させると、男は重いと思うものだと教えた。
それを知った佐倉七瀬は悩んだが、どうしても力になりたいと思い、合鍵を使って天堂浬の部屋の掃除をしていると、天堂浬が帰宅し、「もうこんな事はするな」と怒った。
佐倉七瀬が「結婚をアピールしているわけじゃない。重くてすみません。もう2度としません」と謝って帰ろうとした。
すると、天堂浬は「やっぱりこうなる」と呆れて、佐倉七瀬を引き留め、「俺はお前に世話をして貰うために付き合ってるわけじゃない。家事好きでもないのに、無理をする必要は無い」と告げた。
それを聞いた佐倉七瀬は「だったら、代わりに何か仕事をください。飢えてるんです。先生のために何かやること」と頼むと、天堂浬は「だったら、ただ俺の側に居るという仕事はそうだ」と告げた。
すると、佐倉七瀬は「分かりました。ずーっと先生の側に居ます。同棲はしないというのは分かりました。その代わり」と言ってキスを求めると、天堂浬は「キス以上はしなくていいのか?」と言い、キスしたのだった。
ある日、失踪していた姉・天堂流子が見つかった。姉・天堂流子は、彼氏と暮らしており、結婚するつもりなので、実家の病院は継ぐ気は無いのだと言う。
佐倉七瀬が天堂浬に「先生はどうして実家を継がないのですか?病院なら別にいいのでは?」と尋ねると、天堂浬は「俺は現場に居たいんだ。それに経営には向かない」と答えた。
それを聞いた佐倉七瀬は、天堂浬には留学の夢がある事を思い出し、留学のチャンスが来たら、笑顔で天堂浬を送り出せるのだろうかと思った。
そのようななか、産休に入った医師の後任として、若林ミオリが呼吸器科にやってくる。
若林ミオリは、天堂浬の死んだ恋人にソックリだったので、天堂浬は激しく動揺する。
そのようななか、若林ミオリは、天堂浬が佐倉七瀬と交際している事を知ると、ある事実を天堂浬に明かす。
なんと、若林ミオリは、天堂浬の死んだ恋人・若林ミノリの妹で、離島で医師をしていたが、姉・若林ミノリと同じような人を助けるため、呼吸器科へと移り、アレンシュタイン症候群の研究をしていた。
それを知った佐倉七瀬は、天堂浬が何を考えているのか分からず、不安になった。
その日の夜、神妙な顔つきの天堂浬が部屋にやってきて、玄関に入るなり、佐倉七瀬を押し倒し、廊下で合体してチョメチョメした。
ところが翌日、天堂浬は「しばらく距離を置きたい。お前に理由があるわけでは無い。俺の問題だ」と言い、佐倉七瀬と距離を置いた。
悩んでいた佐倉七瀬は、定期検診に来た上条周志に声をかけられたので、天堂浬が留学するかもしれないことを相談した。
上条周志は「答えは決まってる。送り出すしかない。その後、何年かかっても取り戻すんだ」と助言し、自分も佐倉七瀬の事を諦めていないと告白したが、来生医師に邪魔されてしまった。
さて、佐倉七瀬は上条周志の助言を聞いて、「振り出しに戻るだけ」と思い、天堂浬を留学に送り出す事に決めたが、天堂浬は佐倉七瀬を避けるようになっており、話を聞いてもらえなかった。
さて、来生医師は天堂浬に、上条周志が佐倉七瀬に手を出そうとしていた事を教え、「お前が留学したら、どうころぶか分からない。2人は年も近いし」と告げた。
天堂浬が「お前は何がしたいんだ。俺をからかってるのか?」と怒ると、上条周志は「俺は七瀬ちゃんの味方なだけ。生きている人が最優先。医者として当然の哲学だろ」と答えた。
その後、佐倉七瀬は天堂浬と話をしようとするが、天堂浬は無視して階段を上っていくので、後を追いかけた。
そのとき、佐倉七瀬が足を踏み外して階段から転落しそうになったので、天堂浬は佐倉七瀬をかばい、一緒に階段から転落した。
佐倉七瀬は天堂浬を心配したが、天堂浬は佐倉七瀬を心配して抱きしめ、「薄情だと言われようが、2度と手に入らないものより・・・。俺はもうこの温もりを手放せない」と思った。
そのとき、佐倉七瀬は「留学に行ってください。このままだと私がスッキリしないの。先生は元カノさんと決着を付けないと駄目なんです。だから、もう行かないでなんていいません」と言い、天堂浬を抱きしめた。
すると、天堂浬は留学を決めたのだった。
しかし、同僚の看護婦にそのことを話すと、「アンタはまだ25歳だから余裕なのよ」「向こうで働くなんて言い出したらどうするの」と言われたので、佐倉七瀬は「そうなったら自分もアメリカで働く」と答えた。
すると、同僚が「調べてみなさい」と呆れたので、アメリカで看護婦として働く方法を調べると、看護留学やTOEIC700点が必要など、ハードルが高かった。
さて、天堂浬は5月後にアメリカ留学に出発することが決まると、残りの時間は出来るだけ恋人らしい事をしたいと言い、佐倉七瀬を花火に誘った。
天堂浬は、花火を見ていた佐倉七瀬がTOEICの本を持っているのを見て、「付いてくるつもりか?」と尋ねると、「先生が戻ってこない時は。でも、勉強が全然、手に付かない。今の職場が好きだと気付いちゃったんです」と答えた。
すると、天堂浬は、自分の目的は日本で治療することなので、取り越し苦労だと言い、必ず戻ってくる事を約束した。
そのとき、急に雨が降り出したので、花火は中止となり、2人はずぶ濡れになって近くのラブホテルに駆け込んで、一緒にお風呂に入った。
そして、天堂浬は「お前はウイルスだ。俺の中で増殖して、共存している。さっき言った日本に戻ってくる理由は本当だが、なにより、俺はお前と離れることが出来ないからだ」と言い、お風呂の中で佐倉七瀬とチョメチョメしたのだった。
ある日、佐倉七瀬は、あまり話したことの無い同期の看護師・仁科(男)から声をかけられ、天堂浬の留学について尋ねられた。
それを切っ掛けに、佐倉七瀬は仁科と話す機会が増え、仁科からセミナーに誘われたので、スキルアップのために仁科と一緒に参加することにしたのだった。
天堂浬は、佐倉七瀬が他の男と頻繁に話している事が気に食わず、「俺の恋人だという自覚を持て」と注意したが、佐倉七瀬は「先生以外の男性はカボチャやナスに見える」と言い、心配しないように言った。
しかし、佐倉七瀬はセミナーの参加を止めることにして、仁科に事情を説明すると、仁科は豹変し、「天堂先生ってさ、どんな風に君をかわいがるの?」と言い、佐倉七瀬に迫った。
そこへ、天堂浬が現われて佐倉七瀬を助け、「どいつもこいつも勝手に手を出しやがって。これは俺の宝物だ」と宣言すると、仁科は呆れて「目が腐ってる。宝物だなんて。僕は佐倉さんなんて狙っていない。僕が好きなのは天堂先生、貴方です」と告白した。
仁科は天堂浬が留学するという噂を聞いたので、情報を得るために佐倉七瀬に近づいただけで、佐倉七瀬を女性という目では見ていなかったのだ。
天堂浬は男性に告白されて動揺しながらも、「悪いけどそっちの方は・・・」と断ると、仁科は「分かっています。今更、先生とどうこうなりたいとは思っていません。留学のご無事をお祈りしております」と言い残し、爽やかに去って行った。
「恋はつづくよどこまでも-原作の最終回の結末ネタバレ」へ続く。
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