恋はつづくよどこまでも-佐倉七瀬と天堂浬のネタバレ感想文

上白石萌音が主演するTBSのドラマ「恋はつづくよどこまでも」の原作のネタバレ感想文です。

■恋はつづくよどこまでも-原作のネタバレ感想文

漫画「恋はつづくよどこまでも」がTBSでドラマ化されるので、単行本を購入して読んだ。

早朝にジョギングしていた高校生の佐倉七瀬が、路上で倒れていた老人を発見し、困っていた所に研修医・天堂浬が通りかかかり、老人を助けて救急車を呼んだ。

すると、佐倉七瀬は天堂浬を「私の王子様」だと思い、医療業界へ進むことに決め、看護婦になって天堂浬が勤務する病院へ就職し、5年ぶりに天堂浬と再会した。

しかし、天堂浬は看護婦から評判の悪い医者だったうえ、5年前に老人を助けたことなど覚えておらず、佐倉七瀬の事も覚えていなかった。

しかし、佐倉七瀬は天堂浬の事が好きで、天堂浬に罵倒されながらも、看護婦として奔走するというストーリーである。

さて、私は「恋はつづくよどこまでも」を読んで、ストーカーと片思いの違いは、何だろうと思った。

「恋はつづくよどこまでも」の2巻で、佐倉七瀬のマンションを訪ねてきた元入院患者の男性が、ストーカー扱いされている。

そのとき、私は元入院患者の男性と、佐倉七瀬はどう違うのだろうかと不思議に思った。

一目惚れした男性の為に進路を決め、同じ病院の看護婦となって、5年ぶりに男性と再会して告白するというのは、ストーカーにはならないのだろうか。

せっかくストーカーを登場させたのなら、その辺の違いをテーマとして描いて欲しかった。

また、「恋はつづくよどこまでも」の第6巻で、男性看護師・仁科が登場し、天堂浬に告白している。

最近は性的少数派を「LGBT」といって、マイノリティーに対する啓発活動が行われているので、男性看護師・仁科を登場させるのであれば、告白だけで終わらせずに、LGBT問題としてエピソードを掘り下げて欲しかった。

「恋はつづくよどこまでも」の全巻を読んで、全体としては面白かったが、1つ1つのエピソードが物足りなかった。

上条財閥の上条周志なんて、ぶっ飛んだ設定で面白かったので、もう少しストーリーに絡んできても良かったと思う。

結末は佐倉七瀬と天堂浬が婚姻届を提出するというエンドだった。2人の結婚は予想できていたので、驚きは無かったが、2人に成長の跡が見られたので、良かったと思った。

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■ドラマ化について

上白石萌音が主演するというので、てっきり「義母と娘のブルース」「3年A組」に出てた上白石萌歌かと思ったら、別人(姉妹)だった。

「義母と娘のブルース」「3年A組」に出ていたのは妹の上白石萌歌で、「恋はつづくよどこまでも」で主演する上白石萌音は姉だった。どんな演技をするのだろうか。ドラマが楽しみだ。

なお、原作のあらすじとネタバレは「恋はつづくよどこまでも-原作のあらすじとネタバレ」をご覧ください。

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