ニッポンノワール-最終回のあらすじと結末ネタバレ
日本テレビのドラマ「ニッポンノワール」の最終回(第10話)のあらすじと結末ネタバレです。
■ニッポンノワール-最終回のあらすじと結末ネタバレ
遊佐清春は、マスター深水喜一が壁に映したNNマークを見たことにより、本当の記憶を取り戻した。
あの日、遊佐清春は碓氷薫に山小屋へ呼び出され、全てを打ち明けられた。
碓氷薫は、未成年の犯罪者を使って10億円強奪事件を起こし、地下組織「ニッポンノワール」の存在を公にしようとしたが、ガスマスクの男によって強盗団を殺されてしまい、計画は失敗に終わった。
しかし、碓氷薫は10億円の他に、肉体改造プログラムを完成させる新薬を盗んでおり、コインロッカー145番に隠していたのだ。
碓氷薫は全てを明かすと、遊佐清春に「これから容疑者になってもらう」と言い、新たな計画を明かした。
碓氷薫が自殺して遊佐清春を容疑者にすれば、警察は10億円強奪事件との繋がりに気付き、「ニッポンノワール」にたどり着くという計画だった。
遊佐清春は止めたが、碓氷薫は「もうこれしか方法が無い」と言って自殺しようとした。
遊佐清春は発砲して碓氷薫の拳銃を打ち落とし、自殺を止めたが、ガスマスクの男が発砲して碓氷薫を殺害した。
そして、遊佐清春もガスマスクの男に襲われ、意識を失った。
これが第1話の冒頭で、遊佐清春が山小屋で意識を失っていた本当の経緯だった。
さて、遊佐清春が本当の記憶を取り戻すと、マスター深水喜一は遊佐清春に、新薬を隠したコインロッカーの鍵を渡した。
その後、遊佐清春は南武修介に、電話して全ての記憶が戻った事を明かし、碓氷班の中にガスマスクの男がいると言い、一芝居を打ち、碓氷班に盗聴器で会話を聞かせるように頼んだ。
そして、遊佐清春と南武修介は喧嘩を装って、「10億円は計画を話した場所に隠した」という話を聞かせ、ガスマスクの男を山小屋へとおびき出したのだった。
さて、遊佐清春が山小屋で待ち構えていると、ガスマスクの男が新薬を回収するために現われた。
覚醒した遊佐清春は、ガスマスクの男をボコボコにして、マスクを剥ぎ取ると、ガスマスクの男の正体は死んだはずの才門要だった。
しかし、遊佐清春は、ガスマスクの正体が才門要だと知っており、驚かなかった。
遊佐清春は、高砂明海にUSBメモリを渡し、USBメモリに付いていた血のDNA鑑定していた。
そして、その血が才門要のDNAと一致しなかったことから、才門要が死んだのはフェイクだと確信していたのだ。
そこで、遊佐清春が真相を追究すると、才門要は「順序立てて話す必要がある」と言い、全てを話し始めた。
ニッポンノワールの極秘プロジェクトには、精神支配プログラム(マインドコントロール)があり、碓氷薫はマインドコントロールで、犯罪者の若者を集めて10億円を強盗した。
そして、才門要は遊佐清春にマインドコントロールをかけた。「ルック・アット・ミー」が暗示をかけるキーワードだった。
そこで、才門要は遊佐清春に「ルック・アット・ミー」と言ってマインドコントールをかけたが、マインドコントロールが効かなかったので、「アレを使ったのか」と驚きながらも、話を続けた。
碓氷薫は「絶対にニッポンノワールの実態を暴く」と言い、才門要に、遊佐清春を容疑者にする計画を打ち明けた。警察全体が追えば、遊佐清春の安全も確保されると考えていた。
才門要は「あいつらを甘く見るな」と止めたが、碓氷薫は「星良が望んでいることだ」と言い、計画を実行した。
才門要はそれを知って慌てて山小屋へと駆けつけたが、碓氷薫はガスマスクの男に殺された後だった。
そこで、才門要は、遊佐清春をマスター深水喜一の元に連れて行き、遊佐清春の記憶を3ヶ月消去し、新薬を投与できるようにアルティメットプロプラムを施すように頼んだ。
ニッポンノワールは新薬を狙っていたので、遊佐清春が記憶喪失になれば、遊佐清春を生かすしかなかった。才門要は遊佐清春を助けるために記憶を消したのである。
才門要は、遊佐清春が本当に警視庁のガンなら殺してしまおうと思っていたが、遊佐清春と碓氷克喜の交流を見て、ニッポンノワールと決別して、遊佐清春についた。
そして、才門要は、遊佐清春を守る為にアルティメットプログラムを受けたが、適合しなかったので、命は長くないため、サポートに回っていたのだ。
しかし、才門要がガスマスクを被ったのは、今回と遊佐清春を助けるために留置場に現われた時の2回だけで、その他のガスマスクの男は別人だった。
そして、才門要が山小屋へ現われたのも、盗聴器で遊佐清春の話を聞き、もう1人のガスマスクの男から新薬を守る為だったのだ。
さて、才門要が遊佐清春に真相を話していると、深水咲良と名越時生が現われ、名越時生が発砲し、才門要が死んだ。
名越時生は「勘違いしちゃいました、てっきり・・・」と釈明したが、遊佐清春は「猿芝居は止めろ。お前が班長を殺した真犯人だろ」と告げた。
すると、名越時生は「せっかく頑張ってキャラを作ってたのに」と言い、碓氷薫や強盗団を殺したガスマスクの男だったことを打ち明けた。
名越時生は才門要の命令で、遊佐清春の下に付いていたが、才門要の行動が怪しくなってきたため、ニッポンノワールの命令に従って、警察病院の地下で才門要を殺そうとした。
しかし、名越時生は才門要からマインドコントロールを受けており、才門要を殺せなかったのだ。
さて、名越時生は新薬を手に入れてニッポンノワールを掌握しようと考えており、新薬を手に入れるために遊佐清春を生かしていたが、遊佐清春が新薬を使ったため、もう生かしておく必要は無くなった。
そこで、名越時生は遊佐清春を殺してしまおうとしたが、覚醒した遊佐清春は強かった。
深水咲良は、遊佐清春から「全てをカメラに収めて公表しろ。これがお前の姉ちゃんが言ってた、白日の下にさらすってやつだ」と頼まれており、覚醒した遊佐清春と名越時生の戦いをネット中継した。
そして、深水咲良がメット中継で、ニッポンノワールの存在や10億円事件の真相や人体実験の事を暴露すると、視聴者が拡散し、動画は広まっていった。
しかし、遊佐清春は新薬が効かなかったようで、覚醒が解除され、名越時生に追い詰められた。
ところが、最後の最後で遊佐清春は一気に覚醒し、名越時生を倒したが、遊佐清春は覚醒状態で力尽きて倒れてしまった。
名越時生の人質となっていた碓氷克喜は、遊佐清春が自分の父親だと知って駆け寄り、「お父さん、お父さん」と言って泣くと、遊佐清春の覚醒が解け、普通の人間へと戻った。
さて、名越時生は逃げようとしたが、駆けつけた南武修介に逮捕された。
一本、マスター深水喜一は深水咲良から電話で報告を受け、「少しは栄養ドリンクの効果があったようだ」と喜んだ。
マスター深水喜一の栄養ドリンクは、新薬の反発を防ぐ成分が入っており、毎日、少しずつ飲むことで、新薬に順応させる目的があったのだ。
他方、深水咲良がネット中継した動画は削除されてしまったが、見ていた人たちが拡散してくれたので、本城諭の汚名も晴れた。
さて、目覚めた遊佐清春が「誕生日おめでとう。今日だろ?」と祝うと、碓氷克喜は「どうしてそれを?」と驚いた。
遊佐清春が「あたりまえだろ。父親なんだから。ケーキ買ってうちに帰るか」と告げると、碓氷克喜は「はい」と言い、遊佐清春に抱きつき、手を繋いで帰路に就いたのだった。
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■エンドロール
遊佐清春と碓氷克喜と深水咲良は、バースデーケーキを買い、碓氷克喜の誕生日を祝福していた。
そのとき、遊佐清春は何かの用事で部屋を出たのだが、背後から襲われ、血を流して倒れたのだった。
なお、1月から始まる「テセウスの船」のあらすじとネタバレは「テセウスの船-原作のあらすじと犯人ネタバレ」をご覧ください。
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