スカーレット-川原武志(伊藤健太郎)が白血病で死ぬ献体登録のネタバレ
NHKの朝ドラ「スカーレット」の川原武志(伊藤健太郎)が白血病で死ぬ考察と史実のネタバレです。
朝ドラ「スカーレット」のあらすじとネタバレは「スカーレット-モデルとあらすじとネタバレ」をご覧ください。
■スカーレット-川原武志(伊藤健太郎)が白血病で死ぬ
十代田八郎(松下洸平)が弟子・松永三津(黒島結菜)と不倫をしなかったので、川原武志(伊藤健太郎)も助かるのではないでしょうか?という質問を頂いたので、私の予想を紹介します。
確かに、十代田八郎と弟子・松永三津は不倫をしなかった。それに、史実では死んでいるにもかかわらず、朝ドラでは最終回まで生きていたというケースはよくある。
しかし、私は、川原武志(伊藤健太郎)が史実通りに白血病で死ぬと考える。
なぜなら、川原武志(伊藤健太郎)のモデルとなった神山賢一は、白血病で死んだ後、献体に出されているからだ。
史実では、平成2年(1990年)2月、神山賢一は29歳の時に白血病を発症し、ドナーが見つからなければ死ぬと余命宣告を受けた。
兄弟間の適合率は25%だったが、姉・神山久美子とは適合しなかったため、知人が「神山賢一を救う会」を立ち上げてドナーを探した。
しかし、適合者は見つからなかったため、神山賢一はHLAが一部一致した叔母・静子から骨髄移植を受けた。
これにより、神山賢一は回復に向かっていたのだが、白血病が再発してしまい、平成4年(1992年)4月21日に死去した。31歳だった。
神山賢一は白血病が再発した時点で死亡が確定しており、母・神山清子は、あまりにも早い息子の死を受け入れられなかったため、神山賢一が死ぬ前に献体登録を提案していた。
献体というのは、死後、遺体を医大に提供して医学の発展のために利用してもらうことだ。
献体に出すと、死後2年間は遺体が安置され、医大へ行けば、いつでも息子・神山賢一に会えるので、母・神山清子は遺体が安置される2年間で気持ちを落ち着かせようと考えたのである。
こうして、神山賢一と母・神山清子は一緒に献体登録をしていたので、神山賢一は死後、滋賀医科大学に献体に出され、2年後に献体の役目を終えると、平成6年(1994年)5月に比叡山延暦寺で献体法要され、帰宅した。
こうした実話から考えると、間違いなく、朝ドラ「スカーレット」でも献体登録のエピソードは登場し、ストーリー終盤の山場となるだろう。
早すぎる息子の死に直面した川原喜美子(戸田恵梨香)が、献体登録という道を選ぶ心の葛藤をエグるように描くことこそ、脚本家の力量を発揮するシーンであり、演じる戸田恵梨香の最大の見せ場になるからだ。
そして、川原武志(伊藤健太郎)が献体登録するということは、死亡フラグであり、すなわち死を意味する。
したがって、私は、川原武志(伊藤健太郎)が体登録をして白血病で死ぬという結末を迎えると考える。
しかし、視聴者の、川原武志に助かって欲しいという熱いエールが脚本家に届けば、川原武志の生存エンドという可能性は十分にあると思う。
なぜなら、実際にドナーが見つかって白血病が治る人も大勢居るからだ。
だから、私は、みんなのエールが脚本家に届き、川原武志(伊藤健太郎)の白血病が治ると信じている。エールよ届け!
「エール-あらすじとネタバレ」へ続く。
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コメント欄
息子さんを生存よろしくお願いします
現実は現実であってこれはお話なので視聴者に希望を持たせて頂きたい。 ドナーが見つかって治りましたと ドナー提供者の方々の協力の賜物との展開でお願いしたいです。