アンサングシンデレラ-薬剤師の給料と原作ネタバレ感想文

石原さとみが主演するフジテレビの医療ドラマ「アンサングシンデレラ」の原作のネタバレを含む読書感想文です。

■アンサングシンデレラの感想文

原作漫画「アンサングシンデレラ」を読んだ。病院で働く薬剤師・葵ミドリを主人公としたお仕事系の漫画だ。

残念ながら、薬剤師の知識を使って完全犯罪を企んだり、事件を解決したりするミステリー要素は無いので、ネタバレ要素は無い。

病院といえば、医師や看護婦にスポットが当たることが多く、薬剤師は気にしたことも無かったが、「アンサングシンデレラ」を読んで、薬剤師について色々と知る事が出来たので良かった。

薬剤師という仕事は、単純に医師から処方された薬を出すだけの人だと思っていたが、医師の処方の間違いを指摘して、医師から嫌われたりする大変な職業のようだ。

その分、給料が良いのだろうと思い、薬剤師の給料について調べてみた。

令和元年に厚生労働省が実施した「第22回医療経済実態調査(医療機関等調査)報告」によると、医師の平均年収は約1200万円、薬剤師の平均年収は590万円、看護師の平均年収は510万円、病院の事務職でも平均年収410万円となっていた。

医療関係は激務が多いので、平均的に給料が高めという印象を受けた。薬剤師は不況にも強そうだし、求人が多いので、病院が潰れたとしても、いくらでも再就職できるだろう。

不況に強いと言えば、公務員なので、ついでに、公務員の給料も調べてみたら、大阪市の行政職の平均年収は630万円だった。

給料だけを見ると、薬剤師や看護婦を目指すより、公務員を目指した方が良さそうな気がする・・・。

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■アンサングシンデレラで取り上げて欲しいこと

原作「アンサングシンデレラ」は3巻までしか発売されていないので、今後、登場すると思うが、薬やジェネリック薬品の安全性や効果を取り上げて欲しい。

ジェネリック薬品とは、特許の切れた薬を他の企業が製造する「後発薬品」で、厚生労働省が医療費削減のためにジェネリック薬品をゴリ押ししているのだが、週刊誌が「ジェネリックは危ない」みたいな記事をバンバン書いている。

医者や薬剤師の中にも、ジェネリックは危ない、薬は飲まないという人も居るので、薬は危険なのか、ジェネリックは効果が無いのか、主人公・葵ミドリの意見を聞いてみたい。

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