10の秘密-最終回のあらすじと結末ネタバレ
向井理が主演するフジテレビのドラマ「10の秘密」の最終回(第10話)のあらすじと結末ネタバレです。
■10の秘密-最終回のあらすじとネタバレ
警察は、空港の防犯カメラの映像から、死んだはずの仙台由貴子(仲間由紀恵)が生きている事を知り、白河圭太(向井理)の共犯を疑うが、白河圭太は共犯を否定した。
白河圭太(向井理)は、仙台由貴子(仲間由紀恵)が生きている事を知ると、仙台由貴子に会って、警察に出頭させようと考えた。
さて、白河圭太(向井理)は記者と帝東建設の建築偽装を告発する話し合いを行っていたが、記者は会話の録音だけでは言い逃れできるので、証拠としては弱く、決定的な証拠が必要だと言った。
すると、宇都宮竜二(渡部篤郎)が建築偽装の証拠となる矢吹のUSBメモリと手帳を持ち出した。
社長・長沼豊(佐野史郎)が以前に燃やした手帳は、宇都宮竜二(渡部篤郎)が書き写したダミーで、本物の手帳は宇都宮竜二が持っていたのだ。
宇都宮竜二が長沼豊にUSBメモリと手帳を突きつけると、長沼豊は「10年前の秘密まで持ち出して、私を追い落としたいのか」と怒った。
そこで、宇都宮竜二(渡部篤郎)は「いいえ。帝東建設を守りたいのです」と本意を明かし、帝東建設を守る為、死んだ矢吹の関わった建築偽装だけを認め、他の建築偽装については闇に葬り去る事を提案した。
すると、長沼豊(佐野史郎)は提案を受け入れて偽装建築の謝罪会見を開くことを約束したので、記者は他の偽装建築は書かないという条件を受け入れ、謝罪会見のタイミングに合わせて記事を出すことにした。
一方、仙台由貴子(仲間由紀恵)が白河瞳(山田杏奈)の様子を見に行くと、白河純子(名取裕子)に見つかり呼び止められた。
白河純子(名取裕子)は、「貴女は母親に似ている。一番、似たくない人に似ていると言われて腹が立つでしょう。貴女のお母さんには結婚前に1度会ったことがあるの」と言い話し始めた。
白河純子(名取裕子)は、仙台由貴子(仲間由紀恵)の母親に結婚の挨拶に行くと、母親は結納金を要求してきた。
白河純子が結納金など無い事を説明すると、母親は罵詈雑言を浴びせてきたので、白河純子はこの結婚を辞めさせようと思った。
しかし、母親は「私は酷い女だけど、あの子は違う。あの子が幸せになるチャンスを奪わないで欲しい。幸せになって欲しい。あの子には二度と会わないし、迷惑もかけない」と頼み、その言葉通り、結婚後は仙台由貴子(仲間由紀恵)とは連絡を絶ち、1人で暮らし、1人で死んでいったのだ。
白河純子(名取裕子)は、「貴女は母親に似ている。瞳を傷つけないために、瞳から怨まれようとしたんでしょ」と告げると、仙台由貴子(仲間由紀恵)は「違います。でも、あの子は私とは違う。幸せになって欲しい」と答えて立ち去ろうとした。
すると、白河純子(名取裕子)は「分かった。でも、圭太(向井理)とはちゃんと決着を付けてちょうだいね」と告げた。
白河瞳(山田杏奈)は、物陰で、その話を聞いており、立ち去る仙台由貴子(仲間由紀恵)に「さよなら、お母さん」と告げたのだった。
その日の夜、白河純子(名取裕子)は白河圭太(向井理)に、台由貴子(仲間由紀恵)と会って話をしたことを明かし、白河瞳(山田杏奈)も全てを吹ききって立ち直った事を教えた。
その後、社長・長沼豊(佐野史郎)は、記者会見を開いて建築偽装を発表し、死んだ矢口の死亡についても責任を認め、その全ての責任を1人で被った。
そして、長沼豊(佐野史郎)は、伊達翼(松村北斗)にも母親を死なせた事を謝罪した。
一方、仙台由貴子(仲間由紀恵)はホテルに潜伏していたが、警察に見つかってしまったため、お金を捨てて逃げた。
二本松謙一(遠藤雄弥)は、ナイフを抜いて、追いかけてくる警察の前に立ちはだかると、仙台由貴子(仲間由紀恵)を逃がし、警察に逮捕された。
逃げた仙台由貴子(仲間由紀恵)は、白河圭太(向井理)に電話をかけ、パスポートを持っているか尋ねた。
白河圭太(向井理)は「パスポートを持って行くので、会って話をしようと」と持ちかけると、仙台由貴子(仲間由紀恵)は場所を指定した。
翌日、白河圭太(向井理)は約束の場所を訪れ、パスポートを見せると、仙台由貴子(仲間由紀恵)は全て話し始めた。
仙台由貴子(仲間由紀恵)は白河圭太(向井理)が追いかけてくるのを予想していたので、自作自演で船の爆発事故を起こした。
そして、仙台由貴子(仲間由紀恵)は、自分が死んだ事にして、偽装パスポートを使って海外に逃亡する予定だったのだが、パスポートが無いと、海外口座に送金したお金が引き出せないのだという。
そこで、白河圭太(向井理)が10年前の火事について、「知ってたんじゃないのか?長沼(佐野史郎)が何をしたのか」と尋ねると、仙台由貴子(仲間由紀恵)は10年前の事を話し始めた。
仙台由貴子(仲間由紀恵)は10年前、白河瞳(山田杏奈)を捜していた時に、長沼豊(佐野史郎)を見かけた。長沼豊は顔についていた血を洗っていた。
その後、仙台由貴子(仲間由紀恵)は、火事で人が死んだ事を知り、警察に行って火事の真相を話すべきだと言ったが、白河圭太(向井理)が「瞳のためだ。秘密にしよう」と提案した。
そこで、仙台由貴子(仲間由紀恵)は秘密を隠し通すことに決めると、長沼豊(佐野史郎)を脅した。
すると、長沼豊(佐野史郎)は「警察に行って全てを話す」と言ったが、仙台由貴子(仲間由紀恵)は「秘密は絶対に守ります」と約束し、帝東建設の顧問弁護士となった。
仙台由貴子(仲間由紀恵)が「私の背中を押してくれたのは、貴方」と告げると、白河圭太(向井理)は「あのときから、違うものを見ていたんだな」と落胆した。
仙台由貴子(仲間由紀恵)が「呼べばいい、警察を。貴方の勝ちよ」と告げると、白河圭太(向井理)は「ここには警察は呼んでいない。幸せだった頃を無かった事には出来ない」と言い、パスポートを渡した。
仙台由貴子(仲間由紀恵)は「貴方と結婚すれば、小さな幸せで満足できる女に成れるんじゃないかと思った」と告げると、パスポートを持って立ち去った。
白河圭太(向井理)は仙台由貴子(仲間由紀恵)と話してスッキリしたので、警察に仙台由貴子の事を全て話した。パスポートの事だけは秘密にして。
その後、白河圭太(向井理)は建設関係に再就職を果たし、白河瞳(山田杏奈)との関係も元通りになって日常を取り戻し、石川菜七子(仲里依紗)とも仲良くやっていた。
一方、帝東建設の偽装事件は、社長の長沼豊(佐野史郎)が全ての責任を被ったので、宇都宮竜二(渡部篤郎)は経営戦略室の室長に復帰した。
他方、仙台由貴子(仲間由紀恵)は「白石久美子」のパスポートで海外に逃走するため、空港を訪れていたのだった。
次に始まるドラマ「竜の道-二つの顔の復讐者」の原作のあらすじとネタバレは「竜の道-原作のあらすじとネタバレ」をご覧ください。
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