テセウスの船-ドラマ版の最終回のあらすじとネタバレ

竹内涼真が主演するTBSのドラマ「テセウスの船」の最終回のあらすじと結末ネタバレです。

このページではドラマ版の最終回のネタバレを紹介しています。原作の最終回は「テセウスの船-原作の完結編(最終話)のあらすじとネタバレ」をご覧ください。

■ドラマ版の最終回のあらすじとネタバレ

駐在所にある佐野文吾(鈴木亮平)のワープロから、これまでに起きた殺人事件の犯行を記録した日誌が発見された。

しかも、青酸カリは家の裏庭に埋めたと書いてあり、裏庭を掘ると、事件で使用された青酸カリが出来たため、佐野文吾(鈴木亮平)は警察に逮捕された。

佐野文吾(鈴木亮平)は「俺を拉致した奴がミキオの共犯者だ。捜してくれ」と訴えるが、刑事は「拉致された小屋を調べたが、監禁された痕跡は無かった。君の狂言だ」と言い、相手にしなかった。

そのようななか、青酸カリを飲んで重体に陥っていた加藤ミキオ(柴崎楓雅)が意識を取り戻した。

田村心(竹内涼真)は、加藤ミキオ(柴崎楓雅)から共犯者の名前を聞き出すため、病院を訪れるが、木村さつき(麻生祐未)が「二度とあの子に近づくな」と言い、田村心を追い返した。

一方、無罪を主張していた佐野文吾(鈴木亮平)は、差し入れの本を読むと、一転して容疑を認め、「ミキオの共犯者は俺だ」と言い出した。

このため、佐野家はマスコミに取り囲まれ、殺人犯の家族として批判を受け、子供達まで学校で虐められてしまった。

妻の佐野和子(榮倉奈々)は、ついに心が折れ、仙台の実家へと帰る事にしたが、娘の佐野鈴(白鳥玉季)が「お父さんを信じてないの?ワープロの文字なんて誰が打ったって同じだよ。お父さんか書いたかどうかなんて分からないじゃん。お父さんの下手くそな字じゃないと信じない」と言い、反対した。

それを聞いた田村心(竹内涼真)は、佐野文吾(鈴木亮平)が手紙を書いてタイムカプセルに入れていた事を思い出し、何かヒントが隠されているのではないかと考え、タイムカプセルを掘り返した。

すると、佐野文吾(鈴木亮平)の手紙には、30年後の家族1人1人に充てたメッセージが書いてあった。

手紙を読んだ佐野家は、「お父さんが悪いことをするはずが無い」と一致団結し、仙台には帰らず、佐野家で佐野文吾(鈴木亮平)の帰りを待つことに決めたのだった。

田村心(竹内涼真)は、家族の喜ぶ顔を見て、「俺が父さんを取り戻す」と決意すると、加藤ミキオ(柴崎楓雅)から共犯者の名前を聞き出すため、病院へ向かうが、加藤ミキオは行方不明になっていた。

田村心(竹内涼真)はベッドの下に落ちていたメモを見つけ、音臼小学校へ向かうと、加藤ミキオ(柴崎楓雅)が待っていた。

田村心が「お前に青酸カリを飲ませた奴は誰だ」と尋ねると、加藤ミキオは「僕は鈴ちゃんのヒーローに成りたいだけだったのに。鈴ちゃんが学校で虐められてるでしょ。作戦変更だ」と言い、話し始めた。

加藤ミキオ(柴崎楓雅)は音臼小学校へ転校してきたとき、みんなから虐められていたが、佐野鈴(白鳥玉季)だけが助けてくれた。

だから、加藤ミキオは、ずっと佐野鈴の側に居て正義の味方になると決めた。

しかし、佐野鈴は「お父さんは正義の味方だ」と言ったので、加藤ミキオは「正義の味方は僕だけでいい」と考え、佐野文吾(鈴木亮平)を殺人犯にするため、音臼小事件を計画した。

音臼村の人たちを殺害したのは、音臼小事件のための実験だった。

全てを明かした加藤ミキオは「作戦は完璧だったが、作戦変更。今、鈴ちゃんが一番喜ぶのは、佐野文吾を無罪にしてあげること」と言い、会話を録音していたICレコーダーを取り出すと、青酸カリを飲んで倒れた。

田村心(竹内涼真)は、加藤ミキオ(柴崎楓雅)を病院に運ぶと、警察へ行き、ICレコーダーの録音を聞かせた。

すると、警察は、佐野文吾(鈴木亮平)の無実を認めて釈放した。

さて、佐野和子(榮倉奈々)が「なんで自分がやったなんて言ったのよ」と怒ると、佐野文吾(鈴木亮平)は「差し入れの本に、メッセージが入ってた。罪を認めないと家族を狙うって。結局、誰が差し入れしたのか分からなかった」と言い、謝罪した。

すると、佐野和子は「一瞬でもお父さんの事を疑ってしまった」と言い、謝罪し返した。

その日の夜、田村心(竹内涼真)と佐野文吾(鈴木亮平)は、加藤ミキオ(柴崎楓雅)の黒幕は誰だったのか話し合う。

12年前の音臼村祭りで、きのこ汁で食中毒事件があり、村人・徳本卓也(今野浩喜)の母親が死んでいたが、徳本卓也が佐野文吾を怨んでいるとは思えなかった。

それを聞いた佐野文吾は、きのこ汁に誤って毒キノコを入れた犯人が田中義男(仲本工事)の妻だった事を思い出した。

12年前、佐野文吾は音臼村祭りで起きた食中毒事件を事故として処理しようとしたが、議員に立候補していた田中義男(仲本工事)が「村に不安を残さないように犯人を捜した欲しい」と言うので、調査をしたところ、犯人が田中義男の妻だと判明した。

すると、田中義男は、県警に掛け合い、妻の罪をもみ消そうとしたが、上手くいかず、音臼村祭りを廃止した。

しかし、田中義男はもう死んでいるし、田中義男の息子・田中正志(霜降り明星)が音臼村に戻ってくるようになったのも、最近の事なので、加藤ミキオ(柴崎楓雅)の黒幕とは思えなかった。

そこで、佐野文吾(鈴木亮平)は「まだ忘れている事があるかもしれない」と言い、古い駐在日誌を調べた。

テセウスの船-ドラマ版の最終回のあらすじとネタバレ後編」へ続く。

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