エール-第1週「東京オリンピック」のあらすじとネタバレ
二階堂ふみが主演するNHKの朝ドラ「エール」の第1週「東京オリンピック」のあらすじとネタバレです。
朝ドラ「エール」の原作やネタバレは「エール-原作のあらすじとネタバレ」をご覧ください。
■エール-第1週のあらすじとネタバレ
昭和39年10月、関内音(二階堂ふみ)は、東京オリンピックの開会式の球場となる国立競技場で、夫・古山裕一(窪田正孝)を捜していた。
もうすぐ開会式が始まり、古山裕一が作曲した「オリンピックマーチ」が演奏されるのだが、古山裕一が見つからないのだ。
そのころ、古山裕一は緊張に耐えかねてトイレに籠もっていたが、妻・関内音に見つかってしまう。
古山裕一は関内音に励まされるが、それでも勇気が出なかった。
しかし、長崎の原爆で両親を失った警備員が、古山裕一の作曲した「長崎の鐘」を聞いて生きる希望が出たと言って励ますと、古山裕一は警備員に背中を押されて会場へと向かうのだった・・・。
そんな古山裕一(窪田正孝)は、昭和42年に福島県福島市の老舗呉服店「喜多一(きたいち)」の長男として生まれた。
父・古山三郎(唐沢寿明)と母・古山まさ(菊池桃子)は、子供が出来ずに諦めかけていた所に、古山裕一が生まれたので、大変可愛がられて育った。
その2年後に次男の古山浩二(佐久本宝)が生まれ、古山家は4人家族となっていた。
古山裕一は、運動が苦手で、緊張すると上手く言葉が出ず、吃音気味で、いじめっ子達にからかわれて落ち込んで帰宅していたが、家にある蓄音機から流れてくる音楽を聴くと、夢中になり、全てを忘れるような子供だった。
さて、古山裕一が5年生の時に、音楽教育に力を入れていた藤堂清晴(森山直太朗)が担任となる。クラスメイトにはお金持ちの子・佐藤久志(山崎育三郎)が居た。
ある日、担任・藤堂清晴が、北原白秋の詩に曲を付けるという宿題をだした。
困った古山裕一は、父・古山三郎に相談するが、古山三郎に作曲など出来るはずがない。
翌日、古山裕一は映画館で映画を観た帰りに、教会に寄り、聖歌を歌っていた少女・関内音に目を奪われた。
関内音は父親の出張に付いてきて、聖歌に飛び入り参加していのだ。
翌日、父・古山三郎が五線譜と「作曲入門」を買ってきてくれたが、本を読んでも曲の作り方は分からない。
困った古山裕一は、担任・藤堂清晴の「とにかく音をだしてみろ」という言葉を思い出し、学校のオルガンで音を出していると、突然、曲が思いつき、一心不乱に黒板に音符を書いた。
黒板を観た担任・藤堂清晴は、驚き、古山裕一の両親に「音楽の才能がある」と伝えると、学校中の噂になり、子供達が自分の詩にも曲を付けて欲しいと言い、古山裕一の元に殺到した。
翌日、古山裕一は、学校で一番の悪童といわれる村野鉄男(中村蒼)が農民に突き飛ばされる所を目撃した。
村野鉄男は実家の魚屋の手伝いで魚を売り歩いていたのだが、父親が売った魚が腐っていたのだ。
そのとき、村野鉄男が「古今和歌集」を落としていったので、古山裕一は「古今和歌集」を拾った。
さて、日本は第1次世界大戦の影響で好景気に沸いていたが、終戦にともない不況が景気が悪化しており、100年続く老舗の「喜多一」も経営が傾いていた。
父・古山三郎は銀行に融資を頼むが、どこも貸してくれない。もう妻の兄・権藤茂兵衛(風間杜夫)に頼むしか方法は無い。
父・古山三郎は妻の古山まさ(菊池桃子)に相談すると、古山まさは、権藤茂兵衛が古山裕一か古山浩二のどちらかを養子に欲しいと言っている事を明かし、融資を受けるのなら、子供を養子に出さなければならないと教えた。
翌日、古山裕一は父・古山三郎に、憧れの「妹尾楽譜」を買って貰ったが、いじめっ子に「妹尾楽譜」を奪われ、「妹尾楽譜」を破られそうになった。
しかし、居合わせた村野鉄男が助けてくれ、「妹尾楽譜」を取り戻してくれた。
古山裕一は村野鉄男が落としていった「古今和歌集」を返していない事を思いだしたので、村野鉄男の自宅へ届けに行った。
すると、血を流した村野鉄男が、鬼の形相をした父・野村善治の前で這いつくばり、血を流して泣いていたのだった。
「エール-第2週のあらすじとネタバレ」へ続く。
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