CONTROL(コントロール)犯罪心理捜査の視聴率と感想

ドラマ「CONTROL(コントロール)犯罪心理捜査」の第2話「女教授殺害予告!守りたい嘘」の視聴率と感想です。第2話の視聴率は15.2%です。あらすじは「コントロール-犯罪心理捜査-第2話のあらすじ」をご覧ください。


ドラマ「CONTROL(コントロール)犯罪心理捜査」の第1話はつまらなかったが、第2話は少し面白かった。少しずつ面白くなってきそうなドラマである。
刑事の瀬川里央(松下奈緒)を前面に出し、心理学の教授・南雲準(藤木直人)が下がった位置に居るので、派手さはないが、タイトル通り、南雲準が瀬川里央をコントロールしている。地味に面白い。
そして、もう1人、忘れてならないのが杉浦幸造(泉谷しげる)である。杉浦幸造も凶行犯捜査課をコントロールしている。
ドラマ「CONTROL 犯罪心理捜査」に真犯人や黒幕が存在するのであれば、杉浦幸造(泉谷しげる)が怪しい。
第2話では「手をポケットに隠すと隠し事をしている」とか、「目が右上を向いていると未経験のこと想像している」などの入門レベルの心理学が登場していた。
物理学VS心理学という構図は面白かった。南雲準(藤木直人)の心理学の説に対して、平山美鈴(田畑智子)が「その理論は立証されているのですか」と反論するシーンである。
現象を因果関係で捉える物理学と、現象を抽象的に捉える心理学とは馬が合わない。どちらも学問なのだが、学問としてのスタンスが全く違うのである。
第2話は第1話よりは面白かったが、視聴率は第1話の18.4%から第2話15.2%へと下がっている。
ドラマ「CONTROL(コントロール)犯罪心理捜査」がつまらない理由は色々とあるだろうが、その1つの要因は心理学が刑事ドラマと相性が悪いことだと思う。
物理学は因果関係を立証するから刑事ドラマに合う。物理学は因果関係を立証するから、証拠能力があり、犯人の逮捕に結びつくが、心理学だと証拠能力が無いので、証拠を見つけなければ犯人を逮捕できない。
だから、南雲準(藤木直人)が瀬川里央(松下奈緒)をコントロールしているのだろうが、肝心の心理学は無くても事件は解決しそうな感じもする。
それに、心理学は、犯人逮捕に使うよりも、恋愛に使った方が面白い。心理学を取り上げるのなら、「コンパでモテル方法」「片思いの彼氏を振り向かせる心理学」「彼氏の浮気を見破る心理学」などの恋愛要素を強くして欲しい。
ドラマ「CONTROL-犯罪心理捜査」では、南雲準(藤木直人)と瀬川里央(松下奈緒)とに恋愛要素が出てくるのかに注目したい。

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