朝ドラ「エール」-吉野福之助(よしの・ふくのすけ)のモデル
NHKの朝ドラ「エール」に登場する吉野福之助(田口浩正)の実在のモデルを紹介します。
■エール-吉野福之助のあらすじ
吉野福之助(田口浩正)は京都から来た商人で、朝ドラ「エール」の第3週で登場します。
古山三郎(唐沢寿明)の呉服屋「喜多一」は、吉野福之助から京都の反物を仕入れ、福島の百貨店や呉服屋に販売して、問屋へと成長していました。
ある日、吉野福之助は、古山三郎に、仕入れを増やして、大きく商売をしようと持ちかけ、仕入れの為の連帯保証人になって欲しいと頼むと、古山三郎は連帯保証人の署名をしました。
しかし、吉野福之助が金を持って逃げたため、古山三郎は借金を被り、呉服屋「喜多一」が倒産の危機を迎えます。
このため、古山三郎は仕方なく、古山裕一(窪田正孝)を権藤家に養子に出して、権藤茂兵衛(風間杜夫)からお金を借りました。
スポンサードリンク
■エール-吉野福之助のモデルと実話
古山裕一(窪田正孝)の古関裕而は、実家の呉服屋「喜多三」を継ぐため、福島商業高校へと進学したのですが、入学して間もなく、実家の「喜多三」が倒産しました。
倒産した理由は、父・古関三郎治が友人の借金の保証人になっており、友人が失敗したため、父・古関三郎治が借金を被ったからでした。
父・古関三郎治は、親戚に助けてもらい、従業員にも辞めてもらい、店舗を新町へ移転して、細々と京染の仲次や質屋を営みました。
古関裕而は、音楽をやりたかったので、実家の「喜多三」が倒産して「ホッとした」と言っています。
さて、吉野福之助のモデルなのですが、父・古関三郎治が誰の保証人になっていたか不明なので、吉野福之助がお金を持ち逃げしたというエピソードは、朝ドラ「エール」の創作だと考えられます。
実は、吉野福之助がお金を持ち逃げしたエピソードは、朝ドラ「エール」の第5週に大きく関連してくるので、覚えておいた方が、より朝ドラ「エール」を楽しめると思います。
なお、朝ドラ「エール」の第5週については「エール-第5週のあらすじとネタバレ」をご覧ください。
スポンサードリンク