エール-御手洗清太郎にオネエ疑惑!モデルは美輪明宏
NHKの朝ドラ「エール」に登場する御手洗清太郎(みたらい・きよたろう)のオネエ疑惑とモデルの考察とネタバレです。
■エール-御手洗清太郎のオネエ疑惑とモデル
御手洗清太郎(古川雄大)はドイツに留学経験のある音楽の先生で、関内音(二階堂ふみ)の個人レッスンを担当します。
この御手洗清太郎のモデルは、美輪明宏ではないかと思います。
私は、登場人物のプロフィールやエピソードだけではなく、ビジュアルなど、様々な要素を検討してモデルを紹介しています。
それで、私は、御手洗清太郎のキャストが発表された時の第1印象で、モデルは歌手の美輪明宏だと思いました。
これは画像を並べてみると、よく分かります。左が御手洗清太郎で、右が美輪明宏です。
偶然、似ているだけじゃないの?と思う人も居るかも知れませんが、朝ドラ「なつぞら」の柴田剛男(藤木直人)もビジュアルからモデルを特定したので、ビジュアルというのも重要なヒントなのです。
ただ、美輪明宏がモデルだと主張するには大きな欠点もあります。
朝ドラ「エール」の御手洗清太郎が登場するのは昭和5年ごろなのですが、美輪明宏は昭和10年生まれのうえ、ドイツ留学経験が無いので、モデルと紹介するのに迷っていました。
しかし、御手洗清太郎は、小学生の時に、先生から「男なら、男らしくしろ」と言われて殴られ、「これで治る」と言われて、泥水を飲まされたというエピソードがあり、お姉疑惑が浮上したので、御手洗清太郎のモデルは歌手の美輪明宏だと確信しました。
御手洗清太郎のモデルを美輪明宏だと言っている人は私以外には居ないのですが、あのビジュアルでオネエ系という点を考えれば、モデルは美輪明宏以外にあり得ないと思います。
そして、朝ドラ「エール」において、御手洗清太郎がオネエ系キャラであることには、大きな意味があると考えます。
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■御手洗清太郎がお姉として描かれている意味
明治・大正時代に女性運動が起き、「平塚らいてう」らによって、男女同権、男女平等が叫ばれ、女性が社会進出を果たしました。
その結果、大正時代に、男女の差が無くなったわけです。
そして、この男女の差の無くなった状態、明治大正時代の男女平等の象徴として描かれたのが、オネエ系の御手洗清太郎(古川雄大)なのです。
しかし、その後、戦争の影響で「男は男らしく。女は女らしく」という教育が始まり、古関裕而は軍事歌謡を数多く作曲してスターダムにのし上がっていきます。
つまり、オネエの御手洗清太郎は、大正デモクラシーにって産み落とされた「男女平等」の亡霊であり、戦争という時代に押し流されていく「男女平等」の残骸なのです。
なお、朝ドラ「エール」の解説やモデルの紹介は「エール-あらすじとネタバレ」をご覧ください。
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コメント欄
私も、ミュージックティチャーは、美輪明宏さんだと想っていました。