おちょやん-岡田シズ(篠原涼子)と「岡安」のモデルとネタバレ
浪花千栄子をモデルとするNHKの朝ドラ「おちょやん」に登場する岡田シズ(おかだ・しず)と芝居茶屋「岡安」のモデルとネタバレです。
朝ドラ「おちょやん」のあらすじとネタバレは「おちょやん-あらすじとネタバレ」をご覧ください。
■おちょやん-岡田シズ(篠原涼子)のモデル
NHKの朝ドラ「おちょやん」に登場する岡田シズ(篠原涼子)は、道頓堀にある芝居茶屋「岡安」の女将で、奉公に来た竹井千代(杉咲花)を「おちょやん(子供の女中)」として迎え入れ、母親代わりになります。
さて、岡田シズ(篠原涼子)が営む芝居茶屋「岡安」のモデルは、道頓堀の仕出し料理屋「浪花料理」と芝居茶屋「岡嶋」です。
竹井千代(杉咲花)のモデル浪花千栄子は、継母(父親の再婚相手)に嫌われ、8歳の時に、大阪・道頓堀の仕出し料理屋「浪花料理」へ女中奉公に出されました。
「浪花料理」の向かいには芝居茶屋「岡嶋」がありました。「岡嶋」には、天海一平(成田凌)のモデル2代目・渋谷天外が居候しており、浪花千代子は「おちょやん」時代に渋谷天外と知り合います。
「浪花料理」の主人は極悪非道で、流し台の排水の金網の袋に米粒が溜まると、浪花千栄子に金網のゴミの中から米粒をより分けさせ、食べさせていました。
これは、主人は「米粒を1粒でも大切にしない」と教育しているのですが、とにかく、やり方が酷く、浪花千栄子は何度も殺されると思ったそうです。
浪花千栄子は、2年と続いた人が居ないという「浪花料理」で8年も働き続いていたのですが、浪花千栄子が16歳の時に、浪花千栄子の貯金を目立てにした父親が「浪花料理」に現われました。
しかし、浪花千栄子は、食事と着物を支給されるだけで、給料は貰っておらず、貯金などありませんでした。
怒った父親は「浪花料理」の主人に談判して、15円を受け取ると、浪花千栄子を辞めさせ、別の奉公先に入れました。
しかし、浪花千栄子は18歳の時に、自分の給料2年分を父親が前払いで受け取っている事を知り、奉公先を逃げ出して京都へ向かい、カフェー「オリエンタル」で働き始めます。
そして、カフェー「オリエンタル」で知り合った女優志望のユリちゃんに誘われ、女優の世界へと入りました。
やがて、映画女優になって大阪に戻ってきた浪花千栄子は、住むところが無かったので、以前に奉公していた道頓堀の「浪花料理」に住み込みで働いたいと頼みましたが、「浪花料理」には断られてしまいました。
しかし、「浪花料理」の向かいにある芝居茶屋「岡嶋」が引き受けてくれたので、浪花千栄子は芝居茶屋「岡嶋」で女中の仕事をしながら、女優を続けました。
そして、芝居茶屋「岡嶋」には、渋谷天外が居候しており、浪花千栄子は渋谷天外と結婚することになります。
このように、芝居茶屋「岡安」のモデルは、道頓堀の仕出し料理屋「浪花料理」と芝居茶屋「岡嶋」と考えられます。
女将の岡田シズ(篠原涼子)は、浪花千栄子が奉公した複数の奉公先の女将さんを総合したようなキャラクターです。
なお、竹井千代(杉咲花)のモデル浪花千栄子の生涯については「おちょやん-竹井千代(杉咲花)のモデルは浪花千栄子」をご覧ください。
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