おちょやん-竹井テルヲ(たけい・てるお)のモデルは南口卯太郎
NHKの朝ドラ「おちょやん」に登場する竹井テルヲ(ウルフルズのトータス松本)のモデルとネタバレです。
朝ドラ「おちょやん」のあらすじやネタバレは「おちょやん-あらすじとネタバレ」をご覧ください。
■おちょやん-竹井テルヲのネタバレ
竹井テルヲ(トータス松本)は竹井千代(杉咲花)の父親で、養鶏で生計を立ててしました。
竹井テルヲは女好きで、竹井栗子(宮澤エマ)を口説き落として再婚するのですが、竹井千代に全ての家事を任せるという駄目オヤジです。
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■おちょやん-竹井テルヲのモデルのネタバレ
竹井テルヲ(トータス松本)は、浪花千栄子の父・南口卯太郎です。
南口卯太郎は、大阪府南河内郡大伴村で養鶏業(鶏の行商)を営んでいました。非常に貧乏な家庭でした。
南口卯太郎は妻に死なれ、幼い浪花千栄子と長男の2人を抱えるのですが、子供を家に残したまま、生活のために淡々と鶏の行商を続けていました。
自宅に残された浪花千栄子と長男は、完全に放置されており、頭にシラミがわくような有様で、近所の子供達は誰も南口家に寄りつかなくなりました。
そして、南口卯太郎は浪花千栄子を小学校へ行かせない代わりに、厳しくしつけました。浪花千栄子は、米粒が1粒、残っているだけで、半殺しにされたそうです。
しかし、南口卯太郎はイケメンだったのですが、非常にスケベだったので、女のケツばかり、追いかけ、浪花千栄子が8歳の時に飲食店の仲居と再婚します。
浪花千栄子は、ようやく家事からも解放され、小学校へ通えることになったのですが、後妻は家事もせず、2銭の月謝もくれないので、わずか2ヶ月で小学校を辞めました。
しかも、後妻が浪花千栄子と住むのは嫌だというので、南口卯太郎は浪花千栄子を祖母の家に預けらてたのですが、困った祖母は浪花千栄子を大阪・道頓堀の仕出し料理屋「浪花料理」へ奉公に出しました。
こうして、浪花千栄子は8歳の時に大阪・道頓堀の仕出し料理屋「浪花料理」で、「おちょやん(子供の女中)」として働き始めます。
「浪花料理」は誰も続かないと言われる非常に厳しい店で、浪花千栄子は厳しい女中生活を送ることになります。
それから8年後、南口卯太郎が、仕出し料理屋に現われます。目当ては浪花千栄子の貯金でした。
しかし、浪花千栄子は、食事と着物を保証される契約で働いており、給料を貰っていないので、貯金は1円もありませんでした。
しかも、浪花千栄子は着物を保証されていたと言っても、反物1枚だけだったので、南口卯太郎は怒って「警察に訴える」と言い、「浪花料理」から退職金代わりに15円を出させました。
こうして、南口卯太郎は15円を貰って、浪花千栄子を辞めさせると、今度は浪花千栄子を造り酒屋へ奉公に出します。
しかし、南口卯太郎が毎月、毎月、給料の前借りに行くので、浪花千栄子は3ヶ月でクビになってしまったため、今度は2年間の給料前払いという条件で、浪花千栄子を木材屋へ奉公に出しました。
何も知らなかった浪花千栄子は、給料を貰えなかったので、主人が貯金をしてくれているのだと思っていたのですが、給料は南口卯太郎が前金で受け取っていた事を知り、1ヶ月分の給料を持って奉公先から逃げました。
このように、浪花千栄子の父・南口卯太郎は、子供を食い物にする悪い親だったのです。
その後、奉公先を逃げ出した浪花千栄子は、京都へ行き、カフェー「オリエンタル」で女給(ホステス)として働くようになります。
その後、浪花千栄子がどうなったのかは「おちょやん-竹井千代(杉咲花)のモデルは浪花千栄子」をご覧ください。
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