朝ドラ「おちょやん」のモデル浪花千栄子が離婚した不倫のネタバレ
NHKの朝ドラ「おちょやん」のモデル竹井千代(杉咲花)の不倫と離婚の実話のネタバレです。
竹井千代(杉咲花)のモデル浪花千栄子が結婚する経緯は「おちょやん-竹井千代(杉咲花)の結婚相手のネタバレ」をご覧ください。
■「おちょやん」のモデルの離婚のネタバレ
朝ドラ「おちょやん」では、竹井千代(杉咲花)と天海一平(成田凌)が結婚して幸せの絶頂を迎えるのですが、モデルの浪花千栄子は離婚をしているので、今回は離婚の実話をネタバレします。
天海一平(成田凌)のモデル渋谷天外は、自他共に認める女好きでした。
渋谷天外は、15歳の時に女浪曲師として童貞を卒業し、18歳の時に旅館の娘を目当てに通っていると、母親の方から好きだと言われ、46歳の母親と関係を持ってヒモとなり、毎晩、毎晩、母親から求められ、女体に目覚めました。
そして、渋谷天外は、童貞を卒業して以降の45年間で、身が潔白だったのは、妻が病気だった4ヶ月の間だけと豪語するほどの女好きに成長したのです。
竹井千代(杉咲花)のモデル浪花千栄子は、もちろん、渋谷天外が女好きだと知って結婚しました。
というよりも、結婚前のことなのですが、渋谷天外が複数人の女性と交際していたので、浪花千栄子がデートする女性を調整する係をしていたのです。
どうして、そんな男と結婚するのかと思う人も居るかも知れませんが、惚れた女の弱みです。
だから、浪花千栄子は、結婚後に渋谷天外が浮気や不倫をしていても、全て許し、夫に尽くし続けてきたのですが、結婚生活20年目にして、ついに許せない出来事が起こりました。
浪花千栄子も渋谷天外も、「松竹新喜劇」に所属していたのですが、夫の渋谷天外が「松竹新喜劇」の若手女優・九重京子(渋谷喜久栄)を愛人にして、九重京子を妊娠させたのです。
しかも、九重京子(渋谷喜久栄)は、浪花千栄子が目をかけていた弟子だったので、浪花千栄子の怒りは収まりません。
九重京子(渋谷喜久栄)に夫を寝取られた浪花千栄子の怒りは収まらず、それは舞台にも悪影響を及ぼしていきました。
浪花千栄子と愛人の九重京子(渋谷喜久栄)が同じ舞台に立っているのだから、当然といえば、当然です。
そのようななか、愛人の九重京子(渋谷喜久栄)が子供を出産します。44歳になって初めて子供を抱いた渋谷天外は、全てを捨てて九重京子の元に走りました。
「子はカスガイ」というので、浪花千栄子に子供が居れば、話は違ったのでしょうが、残念ながら子供は居ませんでした。
結局、浪花千栄子は全てを諦めて昭和25年に離婚し、昭和26年に「松竹新喜劇」から退団しました。43歳のことです。
ところが、離婚から4ヶ月後に、浪花千栄子を激怒させる事件が起きます。
浪花千栄子は20年間、尽くし続けても家を買ってくれなかったのに、渋谷天外は離婚後4ヶ月で新妻の九重京子(渋谷喜久栄)に家を買ったのです。
これに激怒した浪花千栄子は、後に京都・嵐山に料理旅館「竹生(ちくぶ)」を建てると、敷石の裏に渋谷天外の名前を彫り、毎日、毎日、渋谷天外の名前を踏み歩き、渋谷天外を呪い続けました。
ところで、正妻の座に着いた九重京子(渋谷喜久栄)は、浮気には寛容的で、結婚する時に渋谷天外に出した条件は、ただ1つ「お金で解決できない女性には手を出さないで」というものでした。
女好きの渋谷天外が、この約束を守ったのかは不明ですが、無事に次男も誕生し、九重京子(渋谷喜久栄)と添い遂げています。
なお、朝ドラ「おちょやん」のモデルやネタバレは「おちょちゃん-あらすじとモデルのネタバレ」をご覧ください。