朝ドラ「おちょやん」のモデル浪花千栄子と渋谷天外の子供と家系図
NHKの朝ドラ「おちょやん」のモデル浪花千栄子と渋谷天外の子供と家系図をネタバレします。
■朝ドラ「おちょやん」のモデルの家系図
下の画像が浪花千栄子と渋谷天外の家系図になります。子供や孫にいての解説は、下の本文で解説しています。
スポンサードリンク
■浪花千栄子の家系
浪花千栄子は、本名を南口キクノと言い、明治40年11月19日に大阪府富田林市東板持町で南口卯太郎の長女として生まれた。
南口家は、南北朝時代から続く武士の血が流れている家系と言われている。
父・南口卯太郎は、鶏の行商をしており、村で一番の貧乏だった。イケメンだったが、かなりの女好きで、女のケツばかり追い回していたという。
母親は南口キクと言い、長男を出産したときに寝たきりとなり、浪花千栄子が4歳の時に死亡した。
浪花千栄子は、昭和5年に2代目・渋谷天外と結婚したが、2代目・渋谷天外は女優の九重京子と不倫をした末に、九重京子が子供を産んだ。
浪花千栄子は2代目・渋谷天外との間に子供が居なかったので、離婚した。離婚後、1人目の養子を取るが、1人目の養子は浪花千栄子を裏切って俳優と駆け落ちした。養子・南口輝美は2人目の養子である。
浪花千栄子は、昭和48年12月22日に死去。実子が居なかったので、浪花千栄子の血は途絶えている。
浪花千栄子の生涯については「朝ドラ「おちょやん」のモデル浪花千栄子の生涯」をご覧ください。
■渋谷天外の家系
初代・渋谷天外は、本名を渋谷博喜智と言い、明治15年2月2日に和歌山県で妙中家の4男として生まれた。2歳の時に大阪の渋谷家の養子となっており、渋谷という姓は養子先の名字である。渋谷家は大阪で宿場を営んでいたらしい。
初代・渋谷天外は役者となり、「楽天会」という人気の喜劇団を作ったが、大正5年12月18日に34歳という若さで死去した。
2代目・渋谷天外は、本名を渋谷一雄と言い、明治39年6月7日に京都の祇園で、初代・渋谷天外(渋谷博喜智)の長男として生まれた。母親は祇園の芸枝を相手とする髪結いだった。
父親は、2代目・渋谷天外が生まれて3ヶ月後に母親の家を出て北村ウノと再婚したので、2代目・渋谷天外は、養母・北村ウノを本当の母親だと思って育った。
2代目・渋谷天外は、自他共に認める女好きで、昭和5年に浪花千栄子と結婚した後も数多くの女性と不倫をしており、「松竹新喜劇」の若手女優・九重京子(渋谷喜久栄)を愛人にして、九重京子を妊娠させた。
浪花千栄子との間には子供が居らず、2代目・渋谷天外は44歳にして子供を抱いて感激し、全てを捨てて愛人・九重京子(渋谷喜久栄)の元に走り、浪花千栄子と離婚した。
そして、2代目・渋谷天外は、九重京子(渋谷喜久栄)との間に、長男・渋谷成男、次男・渋谷喜作を儲け、昭和58年3月18日に死去した。
長男・渋谷成男は昭和25年12月生まれ。父親から「お前は役者に向かないので本を書け」と言われたとき、「当たったら大きいけど、当たらなかった一生貧乏しないとけいけないような仕事は嫌だ」と答えたら、「楽屋へは一切、出入りするな」と言われた。
次男・渋谷喜作は、昭和29年12月1日に大阪府で生まれた。渋谷天笑を経て3代目・渋谷天外を襲名した。
次男・渋谷喜作は、女優の小鹿ミキと破局。先妻との間に長女・渋谷明日香と次女・渋谷喜代2人の娘を儲けた。離婚後、女優・滝由女路(渋谷久代)と再婚し、2人の娘を引き取った。
娘2人は役者の道を選ばなかったので、3代目・渋谷天外が、俳優としての渋谷家は自分の代で終わりだと嘆いてると、胡蝶英治が「渋谷をください。僕が天笑を継ぎます」と言ってくれたので、胡蝶英治に渋谷天笑を継がせた。
なお、2代目・渋谷天外の生涯は「おちょやん-天海一平(成田凌)のモデルは渋谷天外」をご覧ください。
スポンサードリンク
■九重京子(渋谷喜久栄)の家系
九重京子は、本名を渋谷喜久栄と言い、大正10年10月1日に大阪府大阪市大正区で生まれた。母親も父親も1人子だったので、結婚が許されず、未婚の子として生まれた。
九重京子は大阪松竹歌劇団の男役スターとして活躍していたが、昭和23年に松竹新喜劇へ入団して、2代目・渋谷天外の愛人を経て2代目・渋谷天外と結婚した。
九重京子は、長男・渋谷成男と次男・渋谷喜作(3代目・渋谷天外)を出産。平成27年(2015年)4月5日に死去した。
■滝由女路(渋谷久代)の家系図
滝由女路(渋谷久代)は、昭和29年(1954年)に滋賀県大津市で、女優・滝見すが子(朝比奈礼子)の長女として生まれた。
父親は、山田利男と言い、高田浩吉の劇団の専属音楽団で、指揮者兼演奏家をしていた人である。
20歳の時に松竹新喜劇に入り、女優として活躍していたが、36歳の時に3代目・渋谷天外と結婚して芸能界から引退した。
3代目・渋谷天外との間に子供は居らず、先妻のとの間に生まれた娘2人を引き取って育て、平成28年(2016年)5月に死去した。
なお、朝ドラ「おちょやん」の登場人物のモデルのネタバレは「おちょやん-登場人物とモデルのネタバレ」をご覧ください。
スポンサードリンク