エール-川野三津代(かわの・みつよ)のモデルは天野喜久代
NHKの朝ドラ「エール」の歌手・川野三津代(山田麗)のモデルのネタバレです。
朝ドラ「エール」のあらすじやネタバレは「エール-モデルとあらすじとネタバレ」をご覧ください。
■エール-川野三津代のモデルのネタバレ
朝ドラ「エール」の川野三津代(山田麗)は、古山裕一(窪田正孝)のデビュー曲「福島行進曲」をレコードに吹き込む歌手です。
この川野三津代は、古関裕而のデビュー曲「福島行進曲」をレコードに吹き込んだ歌手・天野喜久代です。
写真の左側がエールの川野三津代(山田麗)で、右側がモデルの天野喜久代です。(注釈:画像を訂正しました。)
天野喜久代は、本名を新井フクと言い、明治30年(1897年)8月24日に千葉県佐倉市で生まれました。
古関裕而が明治42年生まれなので、天野喜久代の方が12歳年上になります。
天野喜久代は日本橋高等女学校の在籍中に帝国劇場の歌劇部(洋劇部)に入り、ローシーや三浦環に師事しました。
帝国劇場の洋劇部が解散した後は、浅草オペラに出演し、浅草オペラが衰退すると、浅草電気館レヴューで活躍し、宝塚少女歌劇団でも声楽を指導しました。
その一方で、天野喜久代は日本初の女性ジャズ歌手としても活躍し、二村定一と並ぶ日本を代表するジャズ歌手になりました。
そして、天野喜久代は、昭和6年に古関裕而のデビュー曲「福島行進曲」を吹き込んだのですが、「福島行進曲」は全く売れなかったので、天野喜久代と古関裕而のエピソードは残っていません。
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■キャストの山田麗について
朝ドラ「エール」で川野三津代を演じる山田麗は、国立音楽大学を卒業した本格派で、二卵性双生児の姉・山田華とソプラノデュオ「山田姉妹」として活動しています。
「山田姉妹」は、古関裕而と同じ日本コロムビアからデビューしています。
なお、古関裕而が「福島行進曲」を作曲する実話のネタバレは「エール-福島行進曲のモデルと実話のネタバレ」をご覧ください。
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