おかえりモネ-永浦百音(ながうら・ももね)のモデルとネタバレ
NHKの朝ドラ「おかえりモネ」に登場する永浦百音(清原果耶)のモデルとネタバレです。
■永浦百音(清原果耶)のあらすじと最終回ネタバレ
永浦百音(清原果耶)は、阪神・淡路大震災が発生した平成7年(1995年)に、自然豊な宮城県気仙沼市の亀島(かめしま)で生まれました。
亀島は気仙沼湾に浮かぶ島で、当時は橋がかかっていなかったので、亀島から本当に渡る交通手段は船だけでした。
母・永浦亜哉子(鈴木京香)が産気づいたとき、ちょうど台風が亀島を直撃しており、船が出せませんでした。
そこで、亀島の天才漁師の及川新次(浅野忠信)が船を出し、荒波を乗り越えて、命からがら母・永浦亜哉子を本土の病院へ運んだので、永浦百音は無事に生まれました。
永浦百音は、この話を何度も聞かされていたので、亀島の人たちの事を感謝しながら、元気に育ちました。
やがて、音楽好きの父・永浦百音(清原果耶)の影響を受け、永浦百音は音楽が好きになり、ブラスバンド部で活躍し、音楽の才能を発揮するようになります。
その才能に驚いた父・永浦耕治は、音楽の才能を伸ばすため、永浦百音を仙台の高校へ入れることにしました。
そして、永浦百音が高校受験で、亀島を離れているときに、東日本大震災が発生し、亀島は大きな被害を受けます。
永浦百音は、亀島の皆のおかげで生まれてくることが出来たのに、東日本大震災の時に亀島に居る事が出来なかった事に苦悩し、音楽の道を捨てて、亀島を出たいと言い出します。
そこで、永浦百音は高校を卒業すると、逃げるように亀島を出て、宮城県登米市米麻町(よねま)に住んでいる新田サヤカ(夏木マリ)の家に下宿しながら、米麻町森林組合で働き始めるのでした。
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■モネが気象予報士を目指す
そのようななか、米麻町森林組合が主催する石ノ森章太郎のイベントが開催され、そのイベントを観るため、東京の気象予報士・朝岡覚(西島秀俊)がやってきます。
さらに、朝岡覚が米麻町森林組合の森林セラピーに興味を持ち、体験したいというので、永浦百音が担当となり、朝岡覚を山へ案内します。
その日の夕方から、米麻町森林組合は伝統芸「能」のイベントを開催する予定だったのですが、アメリが降りだしたため、イベントを中止する方向で調整が進みます。
しかし、朝岡覚はイベントが開始する時間までには雨は止むと教え、本当に雨が止んだので、伝統芸「能」のイベントは無事に開催されました。
そして、永浦百音は、朝岡覚から「気象予報士は未来を予測できる世界」と教えてもらい、気象予報に興味を持ち始めます。
やがて、夏休みになり、亀島(かめしま)に帰省すると、永浦百音は、牡蠣の養殖をしている永浦龍己(藤竜也)や、漁師をしている及川亮(永瀬廉)が天気図を読める事に驚きます。
永浦百音は、及川亮らから、天気が仕事に直結しているので、天気図が読める事を教えられると、気象予報士になれば、誰かの役に立つと考え、気象予報士になることを決意します。
米麻町森林組合の敷地内には、「よねま診療所」があり、東京から医師・菅波光太朗(坂口健太郎)が診察に来ていました。
この菅波光太朗が勉強を教えてくれることになり、永浦百音は合格率5%の気象予報士を目指して勉強を開始します。
■モネの上京
やがて、難関の気象予報士に合格した永浦百音(清原果耶)は、東京の民間気象予報会社に入り、同僚となった神野マリアンナ莉子(今田美桜)らと出会います。
永浦百音は、気象予報士の仕事が多岐にわたり、漁業・農業・スポーツなどに関わる、大勢の人が天気に左右される事を知り、驚きながらも、失敗を繰り返しながら気象予報士として成長していきます。
そして、2019年、永浦百音は、超大型台風が故郷の亀島を直撃することを知り、これまでに学んだ気象予報士の知識が故郷の役に立てないかと考え、故郷の気仙沼へと戻り、「お帰りモネ」と歓迎され、感動の最終回を迎えるのだった。
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■永浦百音(清原果耶)のモデルは晴山紋音(はれやま・あやね)
永浦百音(清原果耶)のモデルは、岩手県出身の気象予報士・晴山紋音という可能性が出てきました。
気象予報士・晴山紋音は、朝ドラ「おかえりモネ」を見て、次のようにコメントしている。
東北出身で1995年生まれで中学でサックス吹いてた気象予報士って…
「おかえりモネ」のモデルは私ってことでええすか?wwwwwwwwwww
晴山紋音は、永浦百音と同じ1995年生まれで、同じ東北の出身。さらに、中学時代にサックスを吹いていた点も同じです。
また、名前の最後に「音」が入っており、「百音(ももね)」と「紋音(あやね)」で名前も酷似しています。
晴山紋音は、名前が天気に関係していたことから気象予報士の資格に興味を持ち、大学浪人を切っ掛けに、自分に自信を付けるため、気象予報士の勉強を本格的に開始。大学3年生の時に気象予報士の試験に合格し、大学在学中からウェザーマップに所属しています。
慶應義塾大学経済学部卒の才女で、現在は広島ホームテレビの「5UP」に出演中です。
■永浦百音(清原果耶)のモデル
永浦百音(清原果耶)の実在のモデルは、朝ドラ「お帰りモネ」で気象考証を担当している気象予報士の斉田季実治(さいた・きみはる)だと考えられます。
斉田季実治は北海道大学水産学部に入学し、海洋気象学を専攻した。大学3年生の時に、乗船実習で2週間の間、海の上で生活して、天気が海洋に大きな影響を与えることを知り、気象予報士の試験に挑戦し、2度目の試験で合格する。
大学卒業後は北海道のテレビ局「北海道文化放送」に入社するが、気象キャスターではなく、事業部や報道に配属され、自然災害の報道などに従事する。
やがて、既に起きた自然災害を報道するよりも、災害を未然に防ぎたいという気持ちから、30差異を前にして、北海道文化放送を辞め、民間の気象予報会社を経て、2006年からNHKで気象キャスターとして活躍している。
斉田季実治は、朝ドラ「お帰りモネ」の脚本家・安達奈緒子から取材を受けており、斉田季実治の意見が脚本にも反映されているようなので、永浦百音(清原果耶)のモデルと考えて差し支えないでしょう。
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■永浦百音(清原果耶)の給料のネタバレ
●米麻町森林組合の給料
18歳の女性の平均月収は17万1100円でした。
宮城県の森林組合の給料を調べてみると、森林作業員の場合で月給17万円から26万円でした。
永浦百音の職種が森林作業員にあたるかどうかは不明ですが、平均月収から考えても、月給17万円が一つの目安になると思います。
●民間気象予報士の給料
永浦百音が民間の気象予報会社に就職するので、民間の気象予報会社の給料についても調べてみました。
会社にもよるのですが、民間気象予報士の新人の年収300万円でした。
気象予報士に給料は平均賃金よりも高いのですが、気象予報士は合格率5%の難関という点を考えると、難易度の割には給料が良いとは言えないようです。
ある気象予報士が、資格を取った後も勉強を続けなければならないので、天気の事が好きじゃないと、続けられない職業だと言っていました。
ただ、独立すると年収1000万円を超えを狙える夢のある職業です。
なお、「おかえりモネ」の登場人物やキャストの一覧は「おかえりモネ-登場人物とキャスト」をご覧ください。
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嬉しい。