エール-第18週「ビルマ派遣軍の歌」のあらすじとネタバレ
古関裕而夫婦をモデルとしたNHKの朝ドラ「エール」の第18週あらすじとネタバレです。
朝ドラ「エール」のあらすじやネタバレは「エール-モデルとあらすじとネタバレ」をご覧ください。
■エール-第18週のあらすじとネタバレ
古山裕一(窪田正孝)は、報國音楽協会の要請で、戦地慰問に参加した。行き先はビルマだった。ビルマではインパール作戦が開始されていた。
古山裕一らは、インパール作戦が完了するまで、ラングーンのホテルに滞在していたのだが、慰問団に参加していた作家・水野伸平(大内厚雄)と画家・中井潤一(小松和重)は志願して、前線を視察しに行くことにした。
古山裕一はラングーンに残ることにしたので、作家・水野伸平は、出発するとき、最前線で戦う兵士のために「ビルマ派遣軍の歌」を古山裕一に渡し、作曲を頼んだ。
それから2ヶ月後、最前線から戻ってきた画家・中井潤一は、変わり果てた姿をしており、最前線で見てきた地獄絵図を古山裕一たちに教え、日本は負けるだろうと言った。
そのようななか、新聞記者の大倉憲三(片桐仁)から、藤堂清晴(森山直太朗)がインパール作戦の前線で補給部隊の隊長をしているという情報が入る。
それを知った古山裕一(窪田正孝)は、妻子を思い出して苦悩するが、藤堂清晴(森山直太朗)に「ビルマ派遣軍の歌」を聴かせたいと思い、藤堂清晴の居る前線へと向かうのだった。
古山裕一が到着すると、藤堂清晴が音楽の出来る兵士を集めており、早速コンサートに向けて練習を開始する。
その日の夜、藤堂清晴は古山裕一と酒を飲むと、私が死んだら渡して欲しいと言い、妻・菊池昌子(堀内敬子)への手紙を古山裕一に託した。
翌日、古山裕一がコンサート前の最終練習をしようとすると、敵の襲撃を受けた。
古山裕一は藤堂清晴に助けられて無事だったが、代わりに藤堂清晴が撃たれて死んでしまうのだった。
それから間もなく、インパール作戦は中止された。
古山裕一は帰国すると、藤堂清晴との約束を守り、菊池昌子(堀内敬子)に手紙を届けた。
古山裕一は苦悩するが、皮肉にも、戦況が苦しくなるにつれ、国民の士気を高める軍事歌謡が必要となり、古山裕一の仕事が増えていった。
一方、豊橋の田ノ上五郎(岡部大)は、人殺しの道具を作っていることに苦悩していたが、キリスト教への信仰を支えにしてた。
キリスト教は禁止されていたが、田ノ上五郎(岡部大)は他の人のように割り切って信仰を捨てることが出来ず、キリスト教の集会に出て逮捕された。
そのようななか、豊橋にも空襲があり、関内家にも火の手が回った。関内梅(森七菜)は、周りが止めるのを振り切って、燃える関内家に原稿を取りに向かうのだった。
昭和20年8月、終戦を迎え、田ノ上五郎(岡部大)は釈放された。
原稿を取りに戻った関内梅(森七菜)は、そのまま死にそうになるが、岩城に助けられて一命を取り留め、病院に運ばれていた。
岩城は脚気を隠して仕事を続けていたこともあり、もう長くは生きられなかった。
弘哉が死んだと分かり、古山華(古川琴音)は悲しんだ。
古山裕一(窪田正孝)は、音楽によって大勢の人を戦争へと向かわせた事を悔やみ、責任を感じるのだった。
「エール-第19週のあらすじとネタバレ」へ続く。
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