私たちはどうかしている-城島裕介(高杉真宙)の原作ネタバレ

日本テレビのドラマ「私たちはどうかしている」に登場する城島裕介(高杉真宙)の原作ネタバレです。

■私たちはどうかしている-城島裕介のネタバレ

原作の城島裕介は、和菓子屋「光月庵」で働く見習いで、花岡七桜の同僚です。

城島裕介は、いつか小さな店を持ちたいという夢を持ち、花岡七桜と和菓子の話しに花を咲かせながら、花岡七桜と切磋琢磨しながら、修行を頑張っていきます。

しかし、城島裕介には裏の顔がありました。

城島裕介の実家は「しまや」という和菓子屋でした。

しかし、「しまや」の経営が傾いてきたので、父親は再起をかけ、百貨店のイベントで自慢のワラビ餅を販売することにしました。

ところが、イベントの当日、少し目を離した隙に、イベント会場に持ち込んだワラビ餅のケースがひっくり返されており、ワラビ餅が床に散らばって売り物には出来なくなっていました。

そこで、父親は急遽、違う和菓子を販売したのですが、全く売れませんでした。

結局、父親は苦労が祟って死に、「しまや」も潰れ、城島裕介は借金を抱えてしまいました。

さて、そのイベントで優勝したのが「光月庵」の高月椿でした。

城島裕介は、床にぶちまかれたワラビ餅の近くに、「光月庵」の袱紗が落ちていたのを発見していたので、犯人は「光月庵」の高月椿だと考え、高月椿に復讐するために、「光月庵」に入ったのです。

「光月庵」の女将は、高月椿と花岡七桜の結婚を阻止しようとしていたので、城島裕介は女将に協力し、花岡七桜に嫌がらせをしました。

花岡七桜に花瓶を落として怪我をさせたり、注文の変更を伝えずに困らせた犯人は、城島裕介だったのです。

しかし、花岡七桜は城島裕介の嘘を信じ、城島裕介に夢を叶えてもらうため、「しまや」のワラビ餅の再現に奮闘します。

一方、高月椿は、「しまや」のワラビ餅の味を覚えていたので、百貨店のイベントに花岡七桜のワラビ餅を販売することに決め、城島裕介の借金を肩代わりして、全額返済しました。

城島裕介は「施しは受けない」と拒否したのですが、高月椿は施しではなく、ワラビ餅の権利の代金だと告げます。

その後、花岡七桜がワラビ餅を完成させ、イベント出品しようとするのですが、「光月庵」の女将はイベントには「光月庵」の御菓子を出すと言い、城島裕介にワラビ餅を床にぶちまけるように命じます。

城島裕介は女将の命令通りに、ワラビ餅を床にぶちまけたのですが、そのワラビ餅は失敗作でした。

花岡七桜は本物のワラビ餅をモナカの中に隠しており、見事に女将の妨害をかいくぐり、イベントでワラビ餅を販売する事に成功したのです。

そして、ワラビ餅がイベントで優勝すると、高月椿はワラビ餅を「しまや」と名付けました。

すると、城島裕介は、ワラビ餅は「しまや」の物なので、いつか自分で販売したいと言い、高月椿が肩代わりしたお金は必ず返済するので時間をくださいと言い、高月椿に頭を下げ、高月椿側の人間になるのでした。

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■解説

花瓶を落としたり、注文の変更を伝えなかったりして、花岡七桜に嫌がらせをしていた犯人は、城島裕介で、黒幕は女将でした。

女将は、高月椿と花岡七桜の結婚を阻止し、高月椿に「光月庵」を継がせることが目的です。

城島裕介の目的は高月椿に復讐することなので、女将とは利害が一致しないように覆えたのですが、花岡七桜を追い出せば、高月椿が潰れるだろうと考え、女将に協力していたようです。

なお、「私たちはどうかしている」の原作のあらすじとネタバレは「私たちはどうかしている-原作のあらすじと犯人ネタバレ」をご覧ください。

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