朝ドラ「エール」でスピンオフが多い理由
NHKの朝ドラ「エール」でスピンオフが多い理由の解説です。
■エールのスピンオフが多い理由
朝ドラ「エール」のスピンオフが多い理由は、働き方改革の影響もあるのですが、モデルの古関裕而のエピソードが少ない事に原因があると思います。
古関裕而は生涯で5000曲を作曲したとされているのですが、作曲した数の割には面白いエピソードが少ないのです。
古関裕而は早稲田大学の応援歌「紺碧の空」を作曲した後、「日米野球行進曲」「都市対抗野球行進曲」「大阪タイガースの歌(六甲おろし)」など、野球系の歌を手がけているのですが、野球の話しばかりではドラマ的に面白みはありません。
古関裕而は、軍歌や戦時歌謡で一流作曲家の仲間入りをしたので、戦時中のエピソードは多いのですが、4週も5週も戦時中のエピソードを描かないと思うので、描いても3週程度だと思います。
そう考えると、朝ドラで描けそうなエピソードは、かなり限定されてくるので、スピンオフ的な週が増えるのは仕方がないと思います。
だから、古山音(二階堂ふみ)の椿姫のエピソードは、創作なのですが、双浦環(柴咲コウ)を絡めながら、上手く処理をしていると思いました。
戦後も、あまりエピソードが多くないので、スピンオフ的な週が入ると思います。
なお、朝ドラ「エール」のあらすじやネタバレは「エール-モデルとあらすじとネタバレ」をご覧ください。
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