生まれながらのモンスターこと巽聡史
私のプロファイリングによると、ドラマ「LADY-最後の犯罪プロファイル」の第4話に登場した死刑囚・巽聡史(柳楽優弥)の証言は嘘である。巽聡史は、香月直也(鶴見辰吾)を知らない。
第4話のあらすじは「LADY最後の犯罪プロファイル-第4話のあらすじ」をご覧ください。
自称・生まれながらのモンスターこと巽聡史(柳楽優弥)は、LADY第4話で行われた面談で、香月翔子(北川景子)に「先生(鶴見辰吾)はモンスターである僕を理解してくれようとしていた。僕が人を殺し始める前日までね」と話している。
このセリフをプロファイリングすると、巽聡史の証言は嘘だと分る。
巽聡史(柳楽優弥)は24歳である。香月直也(鶴見辰吾)は10年前に文政大学の火事で死亡している。したがって、巽聡史は火事当時、14歳である。
巽聡史(柳楽優弥)が初めて人を殺したのは17歳の時である。つまり、巽聡史が初めて人を殺す前日には、既に香月直也(鶴見辰吾)は死んでいる。
よって、巽聡史(柳楽優弥)が香月翔子(北川景子)について話したことは嘘だと結論付けることができる。
巽聡史(柳楽優弥)は去り際に香月翔子(北川景子)に「さっき、僕が言ったことは全部嘘。僕は何も知らない」と言っている。このセリフは正しい。