Dr.伊良部一郎のあらすじ

深夜ドラマ「Dr.(ドクター)伊良部一郎」の第1話「ハリネズミ」のあらすじとネタバレのあらすじ編です。


拳銃を向けられても動じない、暴力団「栗生組」の若頭・狩野誠司(西村雅彦)には1つだけ弱点があった。それは、先が尖ったものだった。狩野誠司は先端恐怖症で、先が尖った物をみると、気分が悪くなるのだ。
ある日、恋人・樋口和美(三浦理恵子)が「私の通っている病院に心療内科があるから診察を受けてみたら」とアドバイスし、狩野誠司(西村雅彦)は心療内科を受診することになった。
狩野誠司が訪れたのは伊良部総合病院だった。なぜか心療内科は病院屋上の一角にあった。
精神科医の伊良部一郎(徳重聡)は患者の訪問に喜び、「1本いっとく」と言い、狩野誠司(西村雅彦)に注射をする。狩野誠司は「注射で病気が治るんですか?」と質問すると、伊良部一郎は「治るわけないじゃない。ただのビタミン注射ですよ」と笑う。
狩野誠司(西村雅彦)は「テメー」と怒るが、伊良部一郎(徳重聡)がペンを向けると、狩野誠司はひるんでしまう。
狩野誠司(西村雅彦)が怒って帰えろうとすると、伊良部一郎(徳重聡)は「ヤクザなんだからサングラスで目をガードしてみれば?」とアドバイスして、送り出した。
ある日、トラブルになっている吉安組の吉安龍男(大鷹明良)らが、狩野誠司(西村雅彦)を取り囲む。吉安龍男がドスを抜くと、先端恐怖症の狩野誠司はたじろぐが、パトカーのサイレンが聞こえてきたため、吉安龍男は立ち去った。
その日の夜、樋口和美(三浦理恵子)は狩野誠司(西村雅彦)に「良い物件があったの。店を出そうと思う」と話すと、狩野誠司は「ダメだ。そこは吉安組の縄張りだ」と中止させる。
樋口和美(三浦理恵子)が「私は気質だもん。ヤクザなんて辞めて。籍入れよう。誠ちゃんはヤクザに向いてないよ」とせがむと、狩野誠司(西村雅彦)は「店を出したければ勝手にしろ。お前とはもうこれまでだ」と言って部屋を出た。
ある日、伊良部一郎(徳重聡)の診察室に妻の伊良部茜(原幹恵)が訪れた。伊良部茜は「慰謝料1億円を払わなければ離婚しない。半年、生理が来ない。妊娠してたら養育費も貰う」と脅す。
看護婦のマユミ(余貴美子)が産婦人科に予約し、伊良部茜(原幹恵)は産婦人科で検査するが、単なる生理不順で妊娠はしていなかった。
ある日、狩野誠司(西村雅彦)は、組事務所にある鹿の角や机の角をノコギリで切り落とす。狩野誠司の先端恐怖症は段々と酷くなっていた。
そこへ、精神科医の伊良部一郎(徳重聡)が組事務所まで往診に訪れた。狩野誠司(西村雅彦)は血判状に署名することになっていた。刃物で指を切らなければならないため、伊良部一郎に「なんとかしてくれ」と助けを求めた。
翌日、狩野誠司(西村雅彦)は左腕に包帯を巻き、精神科医・伊良部一郎(徳重聡)と看護婦マユミ(余貴美子)の2人を従えて、会長の自宅を訪れた。「Dr.(ドクター)伊良部一郎のネタバレ」へ続く。

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