ブランケット症候群（ライナスの毛布）の語源
深夜ドラマ「Dr.（ドクター）伊良部一郎」の第1話「ハリネズミ」の感想と視聴率とブランケット症候群（ライナスの毛布）の説明です。第1話の視聴率は7.7%でした。
ブランケット症候群とは、常に特定の物を所持していないとパニックなどを引き起こす依存症で、心理学では「ライナスの毛布」「安心毛布」と呼ぶこともある。
ブランケット症候群の人は、特定の物を常に触ることで精神を安定させており、特定の物が不安を回避する装備だと考えられる。
ブランケット症候群の語源は、マンガ「スヌーピー」に登場する少年ライナスである。ライナスはいつも毛布（ブランケット）を引きずっており、毛布を放すとパニックに陥るところから、常に特定の物を持っていないと不安になる人の症状を「ブランケット症候群」と呼ぶようになった。
ドラマ「Dr.伊良部一郎」の第1話に登場したヤクザ組長の吉安龍男（大鷹明良）はドス（小刀）に依存しており、ドスをを手放すとパニックになるブランケット症候群だった。
さて、テレビ朝日系ドラマ「Dr.伊良部一郎」が始まった。第1話は面白かった。前枠の「霊能力者 小田霧響子の嘘」も面白かったで、Dr.伊良部一郎にも期待できる。やはり、テレビ朝日の深夜ドラマは、安定して面白い。
原作は奥田英朗の小説「精神科医・伊良部」シリーズである。今回は原作を読んでいないので、最終回の結末は知らない。
主人公の伊良部一郎（徳重聡）は、風変わりな精神科医である。伊良部総合病院の跡取りなのだが、なぜか伊良部一郎の診察室は屋上の片隅に置かれている。
伊良部一郎の助手を務める巨乳の看護婦マユミ（余貴美子）は、「院長の愛人」「レディースの総長」などと噂がある謎多き女である。
診察室の奥にはカーテンで仕切られた部屋があり、看護婦のマユミ（余貴美子）が出入りしているのだが、伊良部一郎（徳重聡）はカーテンの向こうに何が在るのかは知らない。カーテンの奥には何があるのだろうか。
ドラマ「Dr.伊良部一郎」はコメディードラマだが、心理学もツボを押さえており、ミステリアスな要素もある。
深夜枠だからだろうか。看護婦のマユミ（余貴美子）が無駄に巨乳を強調しているので、面白い。
ちなみに、余貴美子の年齢を調べて見たところ、余貴美子は54歳だった。年齢は調べずに謎にしておいた方が良かったのかもしれない。