柏木修二（三浦春馬）は淫行教師ではなかった

ドラマ「大切なことはすべて君が教えてくれた」の第5話「真相」の感想と視聴率です。第5話の視聴率は12.1%でした。

「大切なことはすべて君が教えてくれた」の第5話も面白かった。ついに、あの日の出来事がネタバレしてしまった。もう少し引っ張るのかと思っていたが、第5話でネタバレなので、次の展開に進むようだ。

佐伯ひかり（武井咲）はあの日、柏木修二（三浦春馬）とは肉体関係を持っていなかった。柏木修二は淫行教師ではなかったのだ。完全に騙された。やられたという感じである。

両親が離婚して父親が出ていったことにショックを受けた佐伯ひかり（武井咲）はあの日、4年前の事故で死んだ姉の服を着て、街へ出た。

街の化粧コーナーで、化粧をしていたときに遭ったのが、クラスメイトの園田望未（剛力彩芽）で、園田望未が佐伯ひかり（武井咲）にメイクをした。

園田望未（剛力彩芽）が佐伯ひかり（武井咲）の過去を知っているというのは、どうやらこの化粧したことのようである。

佐伯ひかり（武井咲）が肉体関係を持ったのは、街で声を掛けられた見知らぬ男性だった。男性は柏木修二（三浦春馬）と似ており、2人はホテルへ向かった。

ベッドには血が付いていたので、佐伯ひかり（武井咲）が言っていた出血もこの時のものだろう。

ホテルを出た佐伯ひかり（武井咲）は、姉と自分とを比べて嫌悪感に襲われる。そして、街を彷徨って、バーへ入ると、カウンター席に憧れの先生・柏木修二（三浦春馬）を見つけた。

柏木修二（三浦春馬）は佐伯ひかり（武井咲）が生徒だとは気付いていなかった。柏木修二は酒に酔っており、いつもとは様子が違うが、優しかった。

バーを出た佐伯ひかり（武井咲）は、タクシーで酔った柏木修二（三浦春馬）を部屋まで送る。柏木修二は部屋に着くと、服を脱いでベッドに倒れ込む。

佐伯ひかり（武井咲）は、裸で寝る柏木修二（三浦春馬）を見て自分に嫌悪し、嫌悪感を消すために、柏木修二のベッドに潜り込んだようである。

ドラマでは、この嫌悪感を「男性の臭い」として表現していた。憧れの柏木修二と一緒に寝ることによって、見知らぬ男性と寝て汚れた自分を浄化しようとしたのだろう。

写メールは、憧れの先生・柏木修二（三浦春馬）と一緒に寝たことが夢ではないという証拠を残すために撮影したものだった。

これで、第1話のオープニングで起こった出来事のネタバレが出そろった。佐伯ひかり（武井咲）の病気の謎が残っているので、今後は佐伯ひかりの病気や病名が焦点になるのかもしれない。

佐伯ひかりの病気については「佐伯ひかりの病気と病名のまとめ」をご覧ください。

一方、あの日、バーに居た柏木修二（三浦春馬）は酔っていた。兄・柏木孝一（新井浩文）が母親を殴ったことが、関係しているようである。

兄・柏木孝一（新井浩文）が母親を殴った直接の原因は不明だが、家を出て自由に暮らすうえ、かわいい嫁（戸田恵梨香）を連れて来た柏木修二（三浦春馬）に対して嫉妬としている。兄弟の軋轢はこの嫉妬によるものだろ。

また、柏木修二（三浦春馬）が教え子・佐伯ひかり（武井咲）と寝たことを認めていたのは、佐伯ひかりが病気だと知っているからのようだ。

佐伯ひかり（武井咲）は先天性の卵巣機能不全で、薬を飲まなければ女性でいることがでない。薬を飲まなければ、生理も来ないし、おっぱいも大きくならない病気である。

柏木修二（三浦春馬）は淫行教師の烙印を押されながらも、教え子との肉体関係を認めたのは、佐伯ひかり（武井咲）への優しさだったのかもしれない。

他方、第5話で上村夏実（戸田恵梨香）は妊娠7週だと判明したにもかかわらず、結婚式をキャンセルする書類を東堂さやか（篠田麻里子）に渡した。式だけをキャンセルするのか、結婚を破談にするのかも不明だ。

柏木修二（三浦春馬）が初めて自分から人（武井咲）を好きになったことが原因のようだが、上村夏実（戸田恵梨香）の考え方は理解できない。

上村夏実（戸田恵梨香）がこのまま単純に引き下がるとは思えないので、単純な3角関係では終わらないような気がする。

柏木修二（三浦春馬）は淫行教師でなかったということで、教え子に対する淫行問題は終結するのだろうか。生徒から罵倒されるときの三浦春馬の表情が好きなのだが、もう見られないのだろうか。

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