美丘のネタバレ

このページは吉高由里子の主演ドラマ「美丘(みおか)-君がいた日々-」の原作となる石田衣良の小説「美丘」のあらすじとネタバレの後編です。前編は「美丘のあらすじ」です。

このページは美丘のあらすじやネタバレを含んでいるので、美丘のあらすじやネタバレを知りたくない人は閲覧にご注意下さい。

峰岸美丘は幼稚園のころに交通事故に遭い、頭の手術をした。そのとき、頭の中にドイツ製の乾燥硬膜「ライオデュラ」を移植したため、クロイツフェルト・ヤコブ病に感染している可能性があった。

クロイツフェルト・ヤコブ病に治療法はなく、発症すれば脳がスカスカになっていき、全てを忘れて死んでしまう病気だった。

橋本太一はこの告白を受け入れて、再びセックスをした。

2人は毎日のようにデートをして、毎日のようにセックスをした。やがて、貯金を使い果たすと、峰岸美丘は同棲をしたいと提案した。2人は同棲を開始して、残された時間を一緒に過ごすことにした。

家賃を稼ぐためにアルバイトを開始するが、その前に、2人は一緒に野外の音楽イベント「レイブパーティー」へ参加した。峰岸美丘はレイブパーティーで、「いつか、私が私でなくなったら、太一君のこの手で終わりにして欲しい」と橋本太一に頼んだ。

2人の楽しい時間は余り長くは続かなかった。ある日、峰岸美丘が倒れた。ついにクロイツフェルト・ヤコブ病が発症したのだった。峰岸美丘は入院はせず、残された時間を橋本太一と過ごすために同棲を続けた。

峰岸美丘は少しずつ記憶を失っていき、話すスピードも遅くなっていた。自分がどこにいるのかが分からなくなるので、いつも橋本太一の手をつないで歩くようになった。

ある日、橋本太一は、書くことや話すことが脳のトレーニングになるからと言って、毎日1通の手紙を書くように提案した。峰岸美丘は自分が居なくなるまで開けてはいけない秘密の手紙を毎日書き始めた。
やがて、峰岸美丘は文字を忘れてしまい、手紙を書くこともできなくなってしまった。峰岸美丘はiPodを購入して、メッセージを吹き込んでいった。

クロイツフェルト・ヤコブ病の進行は進み、峰岸美丘は歩くことすら困難になっていた。自分の言ったことも覚えていないときことが多くなっていた。

峰岸美丘は健康な他人を恨んでおり、記憶のない時に愛する橋本太一を罵倒しているのではないかと恐れ、入院すると言いだした。一度言い出したら聞かない性格は変っていなかった。

ある日、橋本太一がお見舞いに行くと、峰岸美丘は「白いリンゴ(iPod)」を持って帰るように言った。iPodには2人が明知大学の屋上で初めて会ったときの事などの色々な思い出が吹き込まれていた。

12月23日、峰岸美丘の病室に家族が集まった。クロイツフェルト・ヤコブ病の症状はかなり進行しており、峰岸美丘はもう歩くことも、手を動かすことも、話すこともできないような状態だったが、峰岸美丘は最後の力を振り絞って「やーくーそーくー」と言った。橋本太一はたまらず病室を飛び出した。

峰岸美丘から受け取った白いリンゴの最後には、「あの約束を守って欲しい」というメッセージが残っていた。あの約束とは、レイブパーティーで2人が交わした「いつか、私が私でなくなったら、太一君のこの手で終わりにして欲しい」という約束だった。「美丘ネタバレ感想」へつづく。

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