マティーニの顔の意味

ドラマ「バーテンダー」の第3話「40女結婚やめます!!モテキ到来・・・幻のカクテル」のつまらない感想です。バーテンダーの感想は、酒を飲みながら書いているため、支離滅裂になるかも知れない。


第3話のあらすじ「バーテンダー第3話のあらすじ」をご覧ください。原作と主題歌は「バーテンダーの原作と主題歌」をご覧ください。
マティーニの顔とは、バーテンダーがどういうマティーニを作りたいかという意志のこと。バーテンダーは、カクテルをどう輝かせたいかはっきりしないとき、「カクテルに顔が無い」と表現する。
さて、バーテンダーの第3話の面白かったが、バーテンダー杉山薫(荒川良々)のカクテルコンテストと、編集長・五木瑤子(池津祥子)の結婚詐欺との2本立てで、深夜ドラマにしてはボリュームがありすぎた。
しかし、2つの話を「マティーニの顔」で繋げてたうえ、「マティーニの顔」で佐々倉溜(相葉雅紀)の過去にも繋げており、ストリーは良かった。ドラマ「バーテンダー」は、「このドラマには顔が無い」という事にはならないだろう。
とはいえ、深夜ドラマなのだから、もっとのんびりとしたバーの雰囲気を楽しみたいという気持ちもある。酒を飲みながら観るには、のんびりしたドラマ野方が良い。映画「かもめ食堂」のような、ゆったりとした時間の流れを、バー「ラパン」に期待したい。
気になった点は1つ。バー「ラパン」は禁煙なのだろうか。一昔前は、酒とタバコは切り離せないアイテムだったが、最近は禁煙ブームで、バーまで禁煙になってしまったのだろうか。
さて、ドラマ「バーテンダー」はなかなか台詞が意味深い。バーテンダー葛原隆一(金子ノブアキ)が、杉山薫(荒川良々)に「師匠の真似で一流になれるほど、この世界は甘くない」と言い放つ場面がある。
真似ることは大切である。一説によると、「学ぶ」の語源は「真似る」とも言われている。ゲーム理論で言えば、「しっぺ返しの戦略」であり、真似ることは非常に有効な戦略でもある。
しかし、本物(オリジナル)を超えるためには、ただ真似るだけではなく、何かアレンジを加えて行かなければならない。そのアレンジが難しい。
また、バーテンダー葛原隆一(金子ノブアキ)の台詞には、「人に言われたことだけをやっていてはダメ。自発的にやらなければならない」という意味も含まれている。意味深い台詞である。
さて、ドラマ「バーテンダー」の第3話で登場たお酒は、カクテル「エンジェル・ティップ(エンジェル・キッス)」「マティーニ」と、ウオッカ「ドンフリオ1942」とリキュール「パスティス」とだった。
エンジェル・ティップとは、グラスに注いだリキュール「クレーム・ド・カカオ」にの上に生クリームを注いだカクテルのこと。「バーテンダー第3話の感想の後編」へ続く。

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