ブライトン製薬がアトロンで人体実験
柴咲コウが出演するドラマ「外交官・黒田康作」の第7話「裏切り、切ない絆」へのあらすじとネタバレのネタバレ編です。
このページは「外交官・黒田康作-第7話のあらすじ」からの続きです。
そのころ、大垣利香子(柴咲コウ)は、君島祐太朗(AAA西島隆弘)の母親から話を聞いていた。母親は君島祐太朗が腎機能傷害で治療を続けていることを明かした。
一方、西園寺守(田中圭)は黒田康作(織田裕二)に、報告書を渡す。それは黒田康作が、西園寺守の名前を使って日本大使館に問い合わせた資料だった。
報告書によると、ブライトン製薬は1998年当時、現地に新薬開発の治験施設を持っていた。当時、現地の子供達の間で脳炎が蔓延したため、ブライトン製薬は治験施設を開放して、治療にあたっていた。
一部では、副作用の噂もあったが、貧困だった住民は薬を貰えることがありがたい状況だったため、副作用は問題にはならなかった。
アトロンはその治験施設で開発された最初の薬で、2000年から日本にも輸入されるようになった。
他方、新居田一彦(田中哲司)は部下とともに、山路貴繁(岩松了)の自宅から押収したリストを元に、霜村毅(香川照之)の潜伏先を探していた。
リストに掲載されている空き部屋はかなりの数があり、部下が「応援を頼みましょう」と促すが、新居田一彦は「佃警察署には仲間が居るかも知れない。警視庁も最近、上が怪しくなってきた」と言い、要請は求めなかった。
大垣利香子(柴咲コウ)は電話で黒田康作(織田裕二)に、君島祐太朗(AAA西島隆弘)がアトロン副作用の被害者で腎臓に障害があることを伝えた。
黒田康作(織田裕二)はホテルの部屋に戻ると、部屋の異変に気付き、コンセントから盗聴機を発見するのであった。
新居田一彦(田中哲司)は山路貴繁(岩松了)に、霜村毅(香川照之)の潜伏先を追求するが、山路貴繁は何も答えなかった。
そのころ、西園寺守(田中圭)は黒田康作(織田裕二)は残りの報告書を渡していた。
報告書によると、霜村毅(香川照之)が成りすましていたロベルト・イシイとエルナンド(ダリオ)の2人は、同時期に子供を亡くしていた。
2人の子供はブライトン製薬で治療を受けていた。それはアトロンの治験の時期と一致していた。
西園寺守(田中圭)は「これは人体実験なのでは」と問うが、黒田康作(織田裕二)の携帯電話に大垣利香子(柴咲コウ)からの電話が入る。
霜村瑠衣(夏帆)は君島祐太朗(AAA西島隆弘)に会い、霜村毅(香川照之)の潜伏先を教わり、潜伏先へと向かう。
一方、黒田康作(織田裕二)は大垣利香子(柴咲コウ)と合流して、霜村毅(香川照之)の潜伏先へと向かう。
霜村瑠衣(夏帆)が到着すると、警察を見つけ、「警察よ。逃げて」と叫んで霜村毅(香川照之)に警告する。警察が隠れ家に踏み込むが、霜村毅の姿は既に無かった。「外交官・黒田康作の結末の予想」へ続く。