冬のサクラの最終回のネタバレ
草なぎ剛が出演するドラマ「冬のサクラ」の最終回(第9話と最終回)のあらすじとネタバレのネタバレ編です。このページは「冬のサクラの最終回のあらすじ」からの続きです。
その後、稲葉祐(草なぎ剛)は医師に「1日だけ外出許可を出してください」と頼むが、医師は「病院の外で何かあったら命に関わることを覚悟してください。それに、脳腫瘍の治療には限界があり、治療はもう不可能としかいえません」と答えた。
稲葉祐(草なぎ剛)は自宅で石川萌奈美(今井美樹)の看病をしようと考えていた。
翌日、石川航一(高嶋政伸)が石川萌奈美(今井美樹)の病室を訪れた。石川航一は、「これからは、人の痛みが分かる、少しはましな医者になれるかもしれない。琴音のことは心配しなくても良い。僕が君の分まで愛していくから」と言い、病室を出る。
それまで、背を向けて寝たいた石川萌奈美は「航一さん。さようなら」とつぶやいた。
石川航一(高嶋政伸)は、ロビーで会った稲葉祐(草なぎ剛)に「萌奈美のことを頼む」と託すと、稲葉祐は「萌奈美を自宅に連れて帰ろうと思います」と報告した。
石川航一(高嶋政伸)は「萌奈美がそう望むなら、そうしてやってくれ。僕は君に萌奈美を奪われた分けじゃない。とっくに失っていたんだ」と答えて、病院を後にした。
帰宅した石川航一(高嶋政伸)は、「琴音は無理に医者にならなくても良いよ。好きな道を生きれば良い」と言い、石川琴音(森迫永依)に欲しがっていた絵の具を渡した。
翌日、再就職探しが難航していた稲葉肇(佐藤健)の携帯電話が鳴る。石川航一(高嶋政伸)からの電話だった。
石川航一は「戻ってくる気はないか。あんなことがあったからじゃない。優秀な人材を育てるのも僕の仕事だ。僕は多くの物を失ったが、君に救われた命を患者さんのために生きようと思っている」と告げた。
一方、石川萌奈美(今井美樹)は退院して、稲葉祐(草なぎ剛)の自宅で養生していた。稲葉祐は稲葉肇(佐藤健)に電話して、石川琴音(森迫永依)を連れてくるように頼んだ。
石川琴音(森迫永依)が萌奈美レシピで料理を作る。石川琴音は「今までいっぱい料理を作ってくれてありがとう。今度は私が料理を作りに来るね」と石川萌奈美(今井美樹)を励ました。
翌日、石川琴音(森迫永依)らが帰る。空を見上げた石川萌奈美(今井美樹)「こんな穏やかな気持ちで、もう1度、空を見られるとは思わなかった」と稲葉祐(草なぎ剛)に礼を言った。
その日の夜、石川萌奈美(今井美樹)と稲葉祐(草なぎ剛)の2人はソファーに座り、「あの日の夜もこんな風に座りましたよね。またこの家に連れてきてくれてありがとう。祐さんに出会えて、本当に幸せでした」と言った。
翌日、往診にきた医者は、稲葉祐(草なぎ剛)に「もう意識は戻らないかもしれない。覚悟しておいた方が良い」と告げた。
稲葉祐(草なぎ剛)が呼びかけると、石川萌奈美(今井美樹)は「桜咲いた?」とつぶやいた。その言葉を聞いた稲葉祐は家を飛び出した。
翌日、ヒラリと落ちた1枚の桜の花びらが石川萌奈美(今井美樹)の頬をなでると、石川萌奈美は目を覚ます。枕元に置いていた花瓶からは、満開に咲いた桜の枝が伸びていた。桜の木のように。
稲葉祐(草なぎ剛)が「待ちわびた春が来たんです」と手を握ると、石川萌奈美(今井美樹)は「佑さん。ありがとう」とつぶやいて、目を閉じた。
ある日、石川萌奈美(今井美樹)の葬儀が営まれた。石川航一(高嶋政伸)は「幸せな最後だったと思う。がりがとう」と、稲葉祐(草なぎ剛)に頭を下げた。
東京へ戻る稲葉肇(佐藤健)は向井安奈(加藤ローサ)に、「石川病院に戻るわ。兄ちゃんに頭を下げる院長を見て思った。きっとあの人も苦しんだんだろう。ついでといってはなんだけど、結婚しよう」と告白した。
一方、石川航一(高嶋政伸)は元愛人の白石理恵(白羽ゆり)に面会して、石川萌奈美(今井美樹)が死んだことを伝えた。
ある日、稲葉肇(佐藤健)の携帯電話が鳴る。駐在の中里次郎(山崎樹範)からの電話だった。稲葉祐(草なぎ剛)が自宅に携帯電話を置いたままで姿が見えないと知り、稲葉肇は山形の自宅へ戻る。
その日の夜、稲葉肇(佐藤健)が山形の自宅で、稲葉祐(草なぎ剛)の自殺を心配していると、稲葉祐が帰宅した。稲葉祐はあの丘の桜を見に行っていたのだった。
安堵した稲葉肇(佐藤健)は、アルバムを手に取る。それは、稲葉祐が石川萌奈美(今井美樹)のために撮影した桜の写真を納めたアルバムだった。
稲葉肇(佐藤健)はアルバムの中から1枚の写真を見つけて、稲葉祐(草なぎ剛)に手渡した。その写真の裏には、「祐さんへ。私はあなたを愛しています」と書かれていたのだった。
「冬のサクラ-最終回の感想」へ続く。
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