バーテンダー最終回の結末とネタバレ
嵐の相葉雅紀が主演するドラマ「バーテンダー」の最終回(第8話)「今夜完結!!君へ捧ぐ最後のグラス…たとえ二度と逢えなくても」のネタバレと結末です。
バーテンダー最終回のあらすじは「バーテンダー最終回のあらすじ」をご覧ください。
佐々倉溜(相葉雅紀)はバー「ラパン」で、選考会で作るカクテルの試作する。佐々倉溜が作ったのは、カクテル「アメリカンビューティー」だった。
アメリカンビューティーは、仕上げにポートワインを浮かべるのだが、ポートワインのように糖度の高い酒は表面に浮かばずに沈んでしまうため、バーテンダーでも100人に1人しか完璧に作れないというほど作るのが難しいカクテルだった。
営業時間になると、本郷勇次(関ジャニ∞錦戸亮)が来店した。本郷勇次は「バーテンダーさんは、今の仕事、楽しいですか?」と問うと、佐々倉溜(相葉雅紀)は「はい。おかげさまで」と答えた。
本郷勇次(関ジャニ∞錦戸亮)は「俺は全然楽しいと思えない。こんなに愚痴っちゃうのもいやなんですけどね」と漏らすと、佐々倉溜は「僕はこう思います。今の自分が嫌いだということは、別の自分に変われるチャンスなんじゃないかって」と答えた。
選考会の前日、佐々倉溜(相葉雅紀)が来島泰三(津川雅彦)の墓参りをしていると、加瀬五朗(竹中直人)と会った。
加瀬五朗(竹中直人)は「チーフバーテンダーになったとして、その先になにがあると思う」と訊くと、佐々倉溜(相葉雅紀)は「何があるのかは、分かりません。けど、僕は本物のバーテンダーになりたいと思ってます」と答えた。
加瀬五朗(竹中直人)は、「目の前の絶望している誰かを、心の底から救いたいと思う強い心がなければ、本物のバーテンダーとは言えない。お前はその強い心を持ち続けることができるか」と言い残して去った。
佐々倉溜はお好み屋「さくら食堂」へ行くが、来島美和の姿は無かった。佐々倉溜は店主の桜肇(尾美としのり)から話を聞き、来島美和が1人で悩み苦しんでいること知る。
翌日、バー「ラパン」で選考会が開催された。加瀬五朗(竹中直人)は来島美和(貫地谷しほり)を指名し、メーンバーのチーフバーテンダーの決定を任せる。
まず、葛原隆一(金子ノブアキ)は、カクテル「トップ・オブ・カーディナル」を出す。
続いて、佐々倉溜(相葉雅紀)はカクテル「XYZ」を出して説明する。
カクテル「XYZ」はアルファベットの最後の3文字で、「これ以上ない究極のカクテル」という意味で名付けられた。しかし、私は思う。XYZは終わりではない。終わりがあるから、人はまた新しい気持ちで前を向ける。だから、終わりは始まりなんです。
2人のカクテルを飲んだ来島美和(貫地谷しほり)は決意して、チーフバーテンダーを発表する。
カクテルの味では優劣を付けることができません。けれど、これはカーディナルのチーフバーテンダーを決める審査です。その点から決めました。困難な状態にあるカーディナルを救えるのは、葛原さんの1杯だと思います。
バー「ラパン」を出ると来島美和(貫地谷しほり)は、佐々倉溜(相葉雅紀)に謝り、そして、言った。
おじいちゃんが死んで、どうしようもなく苦しくて、そんな自分が嫌で。けど、笹倉さんの作ったカクテルを飲んで、心が決まった。前に出る力をもらった。私はあのグラスに助けられたの。私にとってあのグラスは神のグラスなの。
佐々倉溜(相葉雅紀)は、「世界一不幸だと思ってた。加瀬さんにクビにされ、日本へ来た。でも、美和さんに出会い、会長に出会った。最高の先輩に出会えた。今こうして喜んでくれるお客様が居る。今なら言える。自分は世界一幸せなバーテンダーだって」と笑った。
1ヶ月後、来島美和(貫地谷しほり)がバー「ラパン」を訪れるが、佐々倉溜(相葉雅紀)は1週間前にラパンを退職していた。
来島美和(貫地谷しほり)は佐々倉溜(相葉雅紀)の居場所を聞き、バー「ラパン」を飛び出す。来島美和がバー「Eden Hall(イーデンホール)」ドアを開けると、佐々倉溜がグラスを拭いていた。「バーテンダー最終回の結末と感想」へ続く。