ハンチョウ-神南署安積班シリーズ4の視聴率と感想

趣里(しゅり)が出演するドラマ「ハンチョウ-神南署安積班-シリーズ4-正義の代償」の第1話「波乱の幕開け…安積撃たれる!姿なきバス連続爆破犯を逮捕せよ」の視聴率と感想です。第1話の視聴率は13.0%でした。


第1話のあらすじは「ハンチョウ-神南署安積班-シリーズ4のあらすじ」をご覧ください。
ドラマ「ハンチョウ-神南署安積班」シリーズは今回が初めてで、これまでのシリーズは観ていない。特に、シリーズを観ていなくても、問題無く観られた。2時間スペシャルだったが、飽きずに観られた。第1話のバランスは良かったと思う。
第1話の犯人は、爆弾犯の結城篤人(塩谷瞬)だった。結城篤人は20年前の無免許ひき逃げ事件で両親と妹の3人を失っており、連続爆弾事件は20年前の事件の復讐だった。
数ある殺人方法のなかで、結城篤人(塩谷瞬)がどうして爆弾を選んだのかが分からなかったし、最後の結婚式場で起爆スイッチを押さずに手を挙げるシーンも中途半端だった。
一方、20年前の無免許ひき逃げ事件の犯人は3人おり、このうち2人が連続爆弾事件で死亡し、残り1人・辰沼茂夫(近藤芳正)が次の標的となった。
辰沼茂夫(近藤芳正)は20年前の事件を隠したまま、連れ子(趣里)の居る二川美紀(中島ひろ子)と結婚するのだが、二川美紀も娘のまどか(趣里)も20年前の事件を知っていた。二川親子は全て知ったうえで、辰沼茂夫と結婚していたのである。
「ちょっといい話」も入っていたし、安積剛志(佐々木蔵之介)の長い台詞もあったし、辰沼茂夫(近藤芳正)が38歳という笑い所もあった。趣里の花嫁姿も観られた。それなりに面白かった。
趣里(しゅり=20歳)は、水谷豊と伊藤蘭との間に出来た子供で、本格的な演技派女優なのかと期待していたが、端役だったので、見せ場はなかった。
ただ、なんとなく覚えのあるストリーや場面ばかりだったので、再放送かのかと思ってしまった。全シリーズの再放送なのかと思って、テレビ欄を確かめてしまった。
終盤のBGMが流れるシーンは、ドラマ「医龍3」を観ているようだったし、佐々木蔵之介のナレーションは、ドラマ「秘密」を思い出してしまったので、かなり違和が残った。
さて、第1話の最後で、安積剛志(佐々木蔵之介)は「お前は偽善者だ」と書いた手紙を受け取った。その後、街中で安積剛志(佐々木蔵之介)が撃たれて倒れて倒れるシーンが流れる。
おそらく、安積剛志(佐々木蔵之介)を撃った人物が「ハンチョウ-神南署安積班4」の黒幕(真犯人)となるのだろう。第1話では、黒幕の候補は出てこない。
第1話のヒントは花に添えてあったメッセージカード「お前は偽善者だ」だけである。内部犯か、外部犯かまだ分からない。そのうち黒幕の伏線が出てくるだろう。
後は、安積剛志(佐々木蔵之介)が撃たれたシーンを使って、どれだけミスリードで視聴者を引きつけられるかが、勝負所になると思う。次回が楽しみである。

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