キム・ロスモの数学理論

長谷川京子が出演するドラマ「BOSS(ボス)シーズン2」の第1話「最強女刑事が帰ってきた」の感想の後編です。

このページは「BOSSシーズン2の感想の後編」からの続きです。

第1話は、沼田良美(釈由美子)が木元真実(戸田恵梨香)に発砲するシーンで終わった。これで、2人のうち、どちらか退場することになる。2人同時に退場という可能性もある。

釈由美子が消えるのは良いが、戸田恵梨香が消えると困る。メガネ率が下がってしまうので、木元真実(戸田恵梨香)は残して欲しいものである。

メガネと言えば、田所幸子(長谷川京子)もメガネをかけていた。しかも、長谷川京子は巨乳だった。メガネと巨乳という特徴を生かせば、長谷川京子のキャラクターが立つと思う。

私の記憶が正しければ、BOSSシーズン1で逮捕された爆弾犯の野垣泰造(武田鉄矢)は、大澤絵里子(天海祐希)に「貧乳」と捨て台詞を吐いていた。

大澤絵里子(天海祐希)の貧乳と田所幸子(長谷川京子)の巨乳とで、1つエピソードを作っても面白そうである。

さて、ドラマ「BOSS2」を観ていて疑問点がいくつかあったが、ご祝儀相場なので、疑問点を挙げるのは1つだけに留める。

疑問に思ったのは、1人目の被害者・鬼塚のマンションから出てくるシーンである。

大澤絵里子(天海祐希)はマンションから出てくる時に花束に気づくのだが、時系列的には入る時に気づかなければいけない。なぜなら、花束は犯行予告なのだから、入る時にもあったはずだからである。

さて、左遷されていた木元真実(戸田恵梨香)が特別犯罪対策室に現れた。木元真実は2年前の黒原健蔵(西田敏行)狙撃事件の責任を押しつけられて左遷されたのだが、この左遷には裏がありそうだ。

木元真実(戸田恵梨香)は、大澤絵里子(天海祐希)の要請により、「キム・ロスモの数学理論」に確率分布図を掛け合わせて、犯人の出没ポイントを品川駅だと割り出した。

キム・ロスモとは、実在する警察官で、確率統計などの数学を用いて犯人の居住区などを絞り込む地理的プロファイリングの第1人者である。

このキム・ロスモが地理的プロファイリングに使用する数学理論を、「キム・ロスモの数学理論」という。

大澤絵里子(天海祐希)が、黒原健蔵(西田敏行)狙撃事件の責任を押しつけたのであれば、木元真実は大澤絵里子に協力しないだろう。

それに、田所幸子(長谷川京子)が「木元真実(戸田恵梨香)の計算間違いではないか」と指摘したとき、大澤絵里子(天海祐希)は「木元は優秀だ」と答えていた。かなり信頼しているようである。

また、奈良橋玲子(吉瀬美智子)が大澤絵里子(天海祐希)に、「木元(戸田恵梨香)は貴方に託した。貴方ならと思って。なのに、2年前、彼女に責任を押しつけたのはなぜ?」と言っていた。

こうして考えてみると、木元真実(戸田恵梨香)の左遷には秘密がありそうだ。木元真実は、大澤絵里子(天海祐希)の密命を帯びているのかもしれない。

まだ、黒幕(真犯人)が存在するような事件は発生していないが、木元真実(戸田恵梨香)の左遷が黒幕につながるような気がする。

そういえば、ドラマ「BOSSシーズン2」は、第2話からポスターやオープングも新しいものになるらしい。次回のオープニングを楽しみにしたい。

BOSS2-第2話のあらすじ」へ続く。
BOSS2の主題歌については、「BOSS2の主題歌」をご覧ください。

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