原作小説「白衣の女」のあらすじと結末のネタバレ

ドラマ「霧に棲む悪魔」の原作となるウィルキー・コリンズの小説「白衣の女(びゃくえのおんな)」のあらすじと結末のネタバレを含んだ感想です。


このページには、小説「白衣の女」のあらすじや結末のネタバレを含んでいるため、結末やネタバレを知りたく無い人は、閲覧しないでください。
画家のウォルター・ハートライトは、リマリッジ館で働くことになった。リマリッジ館に着いたウォルター・ハートライトは、お嬢様ローラ・フェアリーが、白衣の女とソックリであることに驚く。
「白衣の女」ことアン・キャセリックは、結婚を阻止するためにお嬢様ローラ・フェアリーに手紙を渡すが、ローラ・フェアリーは婚約者パーシヴァル・グライド卿と結婚してしまった。
借金を背負っていたパーシヴァル・グライド卿はフォスコ伯爵と共謀して、お嬢様ローラ・フェアリーの財産を奪うことを画策した。
お嬢様ローラ・フェアリーは風邪をこじらせて流行病に発展する。その一方で、白衣の女アン・キャセリックは心臓病で衰弱していく。
共謀犯フォスコ伯爵はこれに目を付けて、死亡した白衣の女アン・キャセリックをお嬢様ローラ・フェアリとして埋葬し、お嬢様ローラ・フェアリをアン・キャセリックとして精神病院へ監禁するのであった。
姉のマリアン・ハルカムが精神病院からお嬢様ローラ・フェアリを救出し、画家ウォルター・ハートライトとともに、街に潜伏する。
画家ウォルター・ハートライトは、本物のローラ・フェアリが生きていることを証明するため、証拠集めに奔走した。
苦労の末、ウォルター・ハートライトはローラ・フェアリが本物のローラ・フェアリであることを証明し、2人は結婚するのであった。
さて、ドラマ「霧に棲む悪魔」の原案(原作)が、ウィルキー・コリンズの小説「白衣の女」ということで、本書を読んだ。
小説「白衣の女」は、最良の睡眠薬だった。小説「白衣の女」を読んでいると、本に睡眠薬でも染み込ませているのではないかと思うほど、眠気に襲われた。
小説「白衣の女」は、私が最も嫌いな文体だったので、文章の意味が頭に入ってこない。入ってこないというよりも、私の脳が文章を拒否したと言った方が正しい。
脳が文体に拒否反応を起こすから、小説「白衣の女」を読んでいると眠くなったのだろう(私が苦手なのは、作者ウィルキー・コリンズの文体なのか、翻訳者の文体なのかは不明である)。
とはいえ、ウィルキー・コリンズの代表小説「白衣の女」はミステリー小説の古典として高く評価されているほか、インターネット上では評判が良い。
小説「白衣の女」は、1860年の小説だが、文体が嫌いでなければ、今でも十分に楽しめるし、現代でも通用するミステリー小説である。
例えば小説「白衣の女」に登場する死体の身元を偽装するトリックは、ドラマ「外交官・黒田康作」で登場したヒューマン・ロンダリングと同じである。
1860年の小説に登場したトリックが平成のドラマでも使用されているのだ。小説「白衣の女」は、古い小説だが、古ぼけたストリーではない。
さて、謎の女として登場する「白衣の女」の正体をネタバレしておく。白衣の女は精神病院を逃げ出したアン・キャセリックだった。
アン・キャセリックは、お嬢様ローラ・フェアリーの婚約者パーシヴァル・グライド卿を恨んでいた。
その理由は、アン・キャセリックを精神病院に監禁した張本人がパーシヴァル・グライド卿だったからである。「白衣の女のネタバレ感想の後編」へ続く。

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