安道名津(あんドーナツ)の作り方
麻生祐未が出演するドラマ「JIN-仁-2(完結編)」の第1話「歴史の針が今、再び動き出す…人は人でしか救えない」の視聴率と感想です。
ドラマ「JIN-仁-2(完結編)」のあらすじは「JIN-仁-2(完結編)のあらすじ」をご覧ください。
2011年4月期の新ドラマ「JIN-仁-2(完結編)」が始まった。第1話の視聴率は23.7%と好スタートを切った。
60周年記念のTBSは力が入っている。NHK大河ドラマ「江-姫たちの戦国」と観比べると、どちらが大河ドラマなのか分からない程である。
「JIN-仁-1」は、タイムスリップした南方仁(大沢たかお)が江戸で病院「仁友堂(じんゆうどう)」を開業するところで終わり、「JIN-仁-2(完結編)」は江戸時代にタイムスリップしてか2年経過したところから始まった。
南方仁(大沢たかお)は、自分が歴史上の人物を助けることによって、「歴史(未来)が変わってしまうのではないか」と悩んでいるところに、「JIN-仁-2(完結編)」では「神」という要素を加えてきた。
「神」は「かみ」とも読むが、「じん」とも読む。「JIN-仁-2(完結編)」でいうところの神とは、神だけでなく、南方仁(大沢たかお)のことも意味しているのであろう。
さて、第1話では脚気(かっけ)が登場した。脚気とは、ビタミンB1の欠乏による病気で、江戸で流行したため「江戸患い」とも呼ばれている病気であ。
南方仁(大沢たかお)は脚気の治療薬として、道名津(ドーナツ)を作った。ドーナツで脚気が治るのではなく、栄養がある材料でドーナツを作ったのである。
JIN完結編に登場する道名津(ドーナツ)の材料は、玄米・黒糖・ごま油・小麦粉・卵・豆乳で、原作通りに作ったようである。
原作を持っていないので調べてみると、ヤフー知恵袋で原作の道名津(ドーナツ)の作り方を発見したので、引用しておく。
「まず、炊いた玄米を7分ぐらい半つぶし、ごま油と黒糖を少々混ぜて固めたものを生地とする。次に、小麦粉8・玄米2の割合に少量の油かすと豆乳と鶏卵とを混ぜたものを作り、これに生地を浸して衣をつけ、熱した油で揚げる」
なお、安道名津(あんドーナツ)は自分で作らなくても、コンビニエンスストア「セブンイレブン」からJINこれボレーと商品「安道名津」などを販売します。安道名津の発売日は2011年5月27日ごろです。
ドラマでは、道名津(ドーナツ)に餡(あんこ)をかけて、安道名津(あんドーナツ)としている。この安道名津は、第2話で起きる事件の引き金もなっている。
南方仁(大沢たかお)が道名津(ドーナツ)を思いついたのは、脚気になった橘栄(麻生祐未)が花林糖(かりんとう)を好きだったからだった。
母親の橘栄(麻生祐未)が縁側で、家族に隠れて1人で花林糖(かりとう)を食べている回想シーンは面白かった。
橘栄(麻生祐未)はこっそりと花林糖(かりとう)を食べているのだが、正座をして背筋がピンとしており、凛としていた。橘咲(綾瀬はるか)に気づいて、花林糖の袋をサッと小脇に隠し、素知らぬ顔をする橘栄は、どことなくかわいかった。
さて、第1話で死亡した佐久間象山(市村正親)は2010年(平成22年)の未来へ行き、帰ってきた人物だった。南方仁(大沢たかお)が前作で見つけた10円玉も平成22年に製造したものだった。
南方仁(大沢たかお)が拾った10円玉は、佐久間象山(市村正親)が落とした物かは不明だが、2010年(平成22年)は何かの伏線になっていると思う。
また、現代へタイムスリップした佐久間象山(市村正親)が江戸時代へ戻ってこられたのだから、南方仁(大沢たかお)も現代へ戻れる可能性がある。おそらく、最終回で南方仁は現代へ戻るのだと思う。
さて、長州藩が京都御所を襲った「禁門の変」で発生した火事で多くの死傷者が出た。南方仁(大沢たかお)が小屋で負傷者の治療していると、坂本龍馬(内野聖陽)が東修介(佐藤隆太)が運び込んできた。
その他大勢の傷病者かと思ったら、東修介を演じているのは佐藤隆太だった。東修介が実在の人物か架空の人物かは不明だが、何か役割があるようだ。
その後、南方仁(大沢たかお)は新撰組に拉致され、西郷隆盛(藤本隆宏)の虫垂炎を手術することになった。そのせいでペニシリンが無くなり、火事で負傷した大勢の民衆が死んでしまった。
これは、南方仁(大沢たかお)がどう頑張っても、歴史(未来)は変わらないということを意味しているのだろうか。
西郷隆盛といえば、「西郷と豚姫」で知られるように、太った女性が好きな「デブ専」として有名である。ドラマ「JIN-仁-2(完結編)」でも西郷隆盛のデブ専門エピソードがあるのかに期待した。
最後に、第1話のプレゼントクイズの答えをネタバレしておく。第1話の問題は「『この国をひつにしたい』と願いながら、無念にも自刃して果てた長州藩士は誰だったでしょうか?」で、答えは「久坂玄瑞」である。
ドラマ「JIN-仁-2(完結編)」の原作や主題歌については、JIN-仁-2(完結編)の原作や主題歌をご覧ください。
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よく分かりました!