グッドライフの結末のネタバレと感想

榮倉奈々が出演するドラマ「グッドライフ-ありがとう、パパ。さよなら」の第1話の視聴率と結末のネタバレと感想です。第1話のあらすじは「グッドライフのあらすじ」をご覧ください。

このページには原作の結末やネタバレを含んでいるので、結末やネタバレを知りたく無い人は閲覧にご注意ください。
ドラマ「グッドライフ-ありがとう、パパ。さよなら」が始まった。第1話の視聴率は9.5%と低調なスタートとなった
ドラマ「グッドライフ」は、チョ・チャンインの小説「カシコギ」を原作とするドラマで、白血病になった息子と父親の親子愛を描いたドラマである。
さて、原作の結末のネタバレをしておく。原作では、白血病の息子は、奇跡的に骨髄移植の適合者が見つかり、助かる。助かった息子は、離婚した母親が引き取り、癌が見つかった父親は死んでしまう。
ドラマでもサブタイトルに「ありがとう、パパ。さよなら」とあるので、白血病の澤本羽雲（加部亜門）が死ぬと見せかけておいて、父親の澤本大地（反町隆史）が死ぬという結末が予想できる。
原作小説「カシコギ」の母親は子供を捨てて家を出て行き、男と再婚した悪女だったのだが、ドラマ「グッドライフ」の母親・澤本華織（井川遥）は原作よりも柔らかい印象になっている。
母親・澤本華織（井川遥）は息子・澤本羽雲（加部亜門）を連れて家を出るのだが、澤本羽雲が母親よりも父親の澤本大地（反町隆史）を選んだ型となっている。
原作小説「カシコギ」では、日本人の骨髄適合者が奇跡的に見つかるので、ドラマ「グッドライフ」では、天使のような韓国人の骨髄適合者が奇跡的に見つかることが予想できる。
原作小説「カシコギ」では、父親は息子の移植手術を捻出するために、臓器売買に手を染める。そして、父親は臓器を売る前の検査で、癌が見つかるのである。
ドラマ「グッドライフ」でも、父親の澤本大地（反町隆史）は死ぬだろうが、死ぬまでの経緯は違うと思う。
原作の舞台は韓国なので、息子の入院費や手術費用で父親は全財産を使い果たし、臓器売買に手をだすのだが、日本には高額医療費支給制度などがあるので、白血病の治療費で父親の澤本大地（反町隆史）が全財産を失うとは考えにくい。
臓器売買ではなく、ドラマオリジナルのエピソードがあるのではないだろうか。
離婚した母親・澤本華織（井川遥）の再婚相手は、美術大学の教授・雪村慎平（鹿賀丈史）だと予想する。澤本華織が新居に引っ越すシーンで、雪村慎平が映っていたからだ。
紺野七海（榮倉奈々）はドラマのオリジナルキャラである。強いて言えば、原作に登場した父親の後輩のポジションだろうか。
紺野七海（榮倉奈々）は明青医科大学付属病院で、チャイルド・ライフ・スペシャリスト（CLS）という子供をケアする仕事をしているのだが、どうも看護婦から嫌われているようである。
さて、ドラマ「グッドライフ-ありがとう、パパ。さよなら」の感想である。私は病気ドラマは嫌いなので、ドラマ「グッドライフ」の第1話はつまらなかった。
第1話で、家庭を顧みずに仕事に打ち込む傲慢な父親・澤本大地（反町隆史）を描いてきた。この父親が変化していく様子をどのように描写していくのかが見所になるのだろうか。
息子・澤本羽雲（加部亜門）は嘘つきで、自分の事を「わっくん」と呼ぶため、感情移入が出来なかったが、澤本羽雲（加部亜門）が母・澤本華織（井川遥）の首筋に噛みつくシーンは面白かった。
ドラマのキーパーソンは、白血病になる澤本羽雲（加部亜門）なのだから、ドラマが面白くなるか、つまらなくなるかは、加部亜門の演技次第だろう。
澤本羽雲役には、ドラマ「美しい隣人」で天才的な演技を見せた子役・青山和也を抜擢して欲しかったのだが、残念ながら青山和也ではなかった。誠に残念である。
火曜10時枠には、ドラマ「ギルティー」や「美しい隣人」のようなドラマを期待していたので、病気で死ぬドラマではつまらない。
そういう意味では、「美しい隣人」の雰囲気を踏襲している火曜9時ドラマ「名前をなくした女神」の方が面白い。
ドラマ「グッドライフ」の感想を継続して書くかは未定だが、「名前をなくした女神」から「グッドライフ」の流れで観るので、ドラマ「グッドライフ」は視聴する。最終回の泣き所に期待したい。
ドラマ「グッドライフ」の原作や主題歌は、「グッドライフの原作や主題歌」をご覧ください。

• 2022/07/22