柏田事件に黒幕の正体の秘密が
ドラマ「逃亡弁護士」第9話「再会…無実の証明」のあらすじとネタバレの後編です。前編は「逃亡弁護士・第9話のあらすじとネタバレ」をご覧ください。
成田誠(上地雄輔)は小早川美由紀(村川絵梨)を呼び出し、「佐久間涼介(石田卓也)と会わせるには条件がある。警察へ出頭して俺が無実だと証言すると約束してください。」と持ちかける。
小早川美由紀はナイフを取り出し、成田誠にナイフを突きつける。成田誠は「あなたに人は殺せない。五十嵐事務長の奥にはまだ黒幕が居る。黒幕にたどり着くには逃亡犯じゃ無理なんだ」と説得する。
小早川美由紀は「本当に何も分かってないんですね。私はあなたが憎いんです。どうしてあなたを助ける証言をしなければならないのですか?」と吐き捨てる。
小早川美由紀は交際していた佐久間涼介との関係を、成田誠に壊されたと思っていたので成田誠に不利な証言をしたのだった。
小早川美由紀は、二ノ宮弁護士(船越英一郎)が殺害された夜に成田誠と偶然会ったことを五十嵐事務長に話すと、五十嵐事務長に呼び出された。そして、五十嵐事務長は「『成田と会っていない』と証言するだけでいい」と言ってきた。
五十嵐事務長は、「18歳未満の佐久間涼介と付き合っていることは青少年育成条例違反だ。そんな人間を法律事務所に置いておくわけにはいかない。証言してくれたら退職金は1000万円だす」と脅したため、小早川美由紀は嘘の証言をした。
しかし、成田誠が逃走したため、五十嵐事務長は「お金を払わない。嘘の証言をしたので共犯だ」と言い出したため、小早川美由紀も逃亡生活を送るはめになった。
小早川美由紀は五十嵐事務長から「お金を払う」と呼び出され、ホテルの部屋へ行くと、既に五十嵐事務長は死んでいたのだった。
小早川美由紀は「五十嵐事務長は1000万円なんて払うつもりはなかった。初めから私を殺すつもりだった。何のために1年間も逃げ回っていたの。涼介に謝りたくて。手術代が1000万円もかかるなんて思ってなかったけれど、全部用意したら、涼介に会えるんじゃないかと思って、許してもらうにはこれしか方法がないと思って」と語る。
柱の影で話を聞いていた佐久間涼介が、小早川美由紀の前に姿を現した。
成田誠は、「小早川さんは悪くない。五十嵐事務長の被害者だったんだ。五十嵐事務長が言った淫行は佐久間涼介との間に成立しない。真面目な付き合いであれば条例は関係無い。全ての責任は俺にある。裁判後のケアをしっかりしていれば、何も起きなかった。」と謝罪した。
佐久間涼介は小早川美由紀を受け入れた。
一方、連光寺巧(豊原功補)は電話で、資料を照合した結果を三枝亮子(矢田亜希子)に報告する。三枝亮子の予想通り、柏田事件(かわいわだ事件)についての資料だった。
「柏田事件」は通称「柏田ケース(カシワダケース)」と呼ばれている。二ノ宮弁護士、真船丈(北村一輝)の同僚・南俊二管理官(東根作寿英)、フクナガこと五十嵐事務長の3人は、カシワダケースに深く関わっていた。検事の真船丈もカシワダケースに関わっていた。
カシワダケースに関わった二ノ宮弁護士・南俊二管理官・五十嵐事務長は次々に殺されが、真船丈だけが生き残っている。その意味は…。
他方、小早川美由紀は二ノ宮絵美(石原さとみ)に会って嘘の証言をしたことを謝罪し、成田誠の連絡先を教え、警察へ出頭すること告げる。二ノ宮絵美は不振な車を目的して、小早川美由紀の跡を追うと、小早川美由紀の姿は無く拉致されたと気づいた。第10話につづく。
さて、逃亡弁護士も終盤にさしかかり面白い展開になってきました。カシワダケースと黒幕の正体に注目です。原作では二ノ宮弁護士を殺害した実行犯だった黒川(鈴木亮平)が第10話に登場します。