谷花音がかわいい

谷花音（たに・かのん）が出演するドラマ「名前をなくした女神」の第3話「今、試される親子の絆」の視聴率と感想です。第3話の視聴率は10.8%でした。

第3話のあらすじは「名前をなくした女神-第3話のあらすじ-羅羅のリベンジ」をご覧ください。
ドラマ「名前をなくした女神」の第3話も面白かった。進藤羅羅（ララ）を演じる子役・谷花音の演技が素晴らしいので、ドラマ「名前をなくした女神」は面白い。
谷花音の演技には、ドラマ「美しい隣人」の時から注目していた。ドラマ「美しい隣人」ではあまり出番が無かったが、ドラマ「名前をなくした女神」では存分に出番があるので、谷花音の演技を十分に楽しめる。
谷花音で特筆すべき点は、かわいい笑顔である。子役が笑うと、計算した笑いになり、不自然さが残るのだが、谷花音の笑顔はとても自然で、かわいい。
ある研究によると、笑顔の自然さは、口元と目元とが動くタイミングで決まる。本当の笑顔は、口元が先に動き、その0.2秒後に目が動く。しかし、作り笑顔の場合は、目元が口元より先に動いたり、目元が動かなかったりする。
0.2秒という一瞬の動きなのだが、人間はその差を読み取りる。そして、一瞬の差が違和感として残るのである。
子役の谷花音は顔がかわいいというだけではなく、顔の筋肉が動くタイミングが抜群に良いから、笑顔が自然でかわいく見えるのだと思う。
さて、ドラマ「名前をなくした女神」の第3話で、進藤羅羅（ララ＝谷花音）が「リベンジ」と称して、秋山健太（藤本哉汰）を虐め始めた。ブラック羅羅ちゃんの誕生である。
進藤羅羅（谷花音）は、秋山健太（藤本哉汰）に腕を強くねじるように要求しておきながら、虐めの被害者を装って、幼稚園へお迎えに来ていた父兄の元に助けを求めた。こうして、秋山健太を虐めの加害者に仕立て上げたのである。
進藤羅羅（谷花音）は、誰から教わることもなく、「当り屋」のように秋山健太（藤本哉汰）を陥れた。幼稚園児にしてもの凄い才覚である。生まれながらにして悪女の素質があるようだ。
進藤羅羅（谷花音）の悪女ぶりは、ドラマ「ギルティー」の菅野美穂やドラマ「美しい隣人」の仲間由紀恵と比べても遜色がない。谷花音には、ポスト仲間由紀恵を目指して頑張ってもらいたい。
進藤羅羅（谷花音）は、幼稚園の先生・結城広己（荻原聖人）の前では天使のような進藤羅羅を演じるのだが、結城広己が居ないところでは悪魔のような進藤羅羅を演じているのが面白い。
天使のような進藤羅羅（谷花音）と悪魔のような進藤羅羅とのギャップが面白いし、谷花音もちゃんと演じ分けている。悪魔のような進藤羅羅の時は、谷花音の目が怖い点も面白い。
第3話では進藤羅羅（谷花音）が秋山健太（藤本哉汰）を虐めていたが、進藤真央（倉科カナ）は本宮レイナ（木村佳乃）の自宅から無断で服を借りている。
無断借用が泥棒事件に発展して、今度は進藤羅羅（谷花音）が虐められるのという展開になるのだろうか。
さて、安野ちひろ（尾野真千子）がアルバイトを始めた。DV夫・安野英孝（高橋一生）がお金を管理しており、安野ちひろは730円しか与えられていないからだ。なぜ730円なのかは、分からない。
ファミリーレストランに入ると、子供達が「お腹が空いた」と言いだし、ママ友4人組はご飯を食べていくことになるのだが、730円しか持っていない安野ちひろ（尾野真千子）は息子・安野爽（長島暉実）の料理は注文したが、自分の料理は注文しなかった。
そのとき、安野爽（長島暉実）が安野ちひろ（尾野真千子）に、ハンバーグを1切れ食べさせていた。切ないシーンであった。
さて、沢田利華子（りょう）は、本宮レイナ（木村佳乃）と意見が食い違うことが多い。何かの伏線なのかもしれない。今後の展開が楽しみである。
谷花音のプロフィールについては、「谷花音のプロフィール」をご覧下さい。
ドラマ「名前をなくした女神」の原作や主題歌については「名前をなくした女神-原作や主題歌」をご覧ください。

• 2022/07/22