JIN-仁-2(完結編)第3話のネタバレ-野風とルロン
黒川智花が出演するドラマ「JIN-仁-2(完結編)」の3話「さらば愛しき人」のあらすじとネタバレのネタバレ編です。このページは「JIN-仁2(完結編)第3話のあらすじ」からの続きです。
橘恭太郎(小出恵介)らは籠を止め、一橋慶喜(後の徳川慶喜)の嘆願書を差し出して、取り次ぎを願うが、役人は「偽物じゃ」と言い、相手にしなかった。
奉行所についた南方仁(大沢たかお)に着くと、奉行は南方仁は無罪を言い渡して釈放した。南方仁が奉行所から出ると、既に釈放されていた橘咲(綾瀬はるか)が駈け寄り、足にすがって泣いた。
仁友堂に戻った南方仁(大沢たかお)は、奥医師・松本良順(奥田達士)から事の詳細を聞いた。
南方仁(大沢たかお)の容疑が晴れたのは、医学館の多紀安琢(相島一之)が皇女和宮(黒川智花)に茶碗の調査を願い出て、茶碗を調べたからだった。
最調査で茶碗からヒ素を検出したため、安道名津(あんドーナツ)からヒ素を検出したのは、お茶が安道名津にかかったからだと、最終判断が下ったのである。
お茶にヒ素を入れた犯人は不明だった。ある奥女中に容疑がかかったが、取り調べ前に奥女中は毒を飲んで死亡した。黒幕も不明のままだった。
一方、福田玄孝(佐藤二朗)は医学館で、多紀安琢(相島一之)に土下座していた。多紀安琢は「医学館が恥をかかぬように調べただけじゃ。そちも仁友堂には居にくかろう。医学館へ戻ってくるか」と優しい声をかける。
そこへ、南方仁(大沢たかお)が現れた。南方仁は多紀安琢(相島一之)にペニシリンの製造方法を記した書を手渡し、「これくらいしかお礼の方法がありません。しかし、福田玄孝(佐藤二朗)はお返しください」と言い、福田玄孝を連れて帰った。
その日の夜、どんちゃん騒ぎの釈放祝いが始まるが、「命の蔓(いのちのつる)」の出所は分からなかった。
翌日、仁友堂に野風(中谷美紀)がやってきた。野風は、お金持ちのフランス人「ルロン」に身請けされ、貰った支度金を南方仁(大沢たかお)の「命の蔓(いのちのつる)」にあてたことを説明した。
野風は横浜で身売りしようと考えていたが、以前から野風のことを探していたルロンの使用人が野風を見つけて声をかけた。そして、野風(中谷美紀)はルロンと結婚することを選んだのである。
野風は南方仁(大沢たかお)の為に結婚するのではなく、ルロンと居れば知らないうちに笑っており、幸せになると思ったからだった。
全てを明かした野風(中谷美紀)は、橘咲(綾瀬はるか)に「先生と幸せになると約束してくださいし」と言い残すと、ルロンと共に去っていった。
その後、南方仁(大沢たかお)は夕日の見える丘で、橘咲(綾瀬はるか)に「私と一緒になってもらえませんか」と告白する。
しかし、橘咲は「お断りします。私の幸せは先生と一緒になることではございませぬ。私の幸せは後の世に仁友堂を残すことにございます」と、断ったのであった。「JIN-仁-2(完結編)-第3話の解釈と感想」へ続く。
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