歌舞伎役者の坂東吉十郎は実在していた

吹越満が出演するTBSドラマ「JIN-仁-2(完結編)」の第5話「消えた体の謎」の視聴率と感想です。第5話の視聴率は20.8%でした。


第5話のあらすじは「JIN-仁-2(完結編)第5話のあらすじ-お初が死んだ」をご覧下さい。
ドラマ「JIN-仁-2(完結編)」の第5話も面白かった。天才役者・坂東吉十郎(吹越満)と息子・与吉との親子愛を描いていたが、強引にまとめた感じもした。
第4話で寺田屋で襲撃された坂本龍馬(内野聖陽)は、ピンチを脱して逃げ延びていた。坂本龍馬の護衛をしていた長州藩士・東修介(佐藤隆太)の意味は分からなかった。東修介のシーンは、カットされたのかもしれない。
死んだ宿屋の娘・お初は、南方仁(大沢たかお)の先祖と関係あったようだ。お初が死んだから、今の南方仁が誕生したのであり、お初が生きていれば、別の南方仁が誕生していたようである。
南方仁(大沢たかお)が消えた理由は、お初の命が助かりそうになったからだと解釈できる。お初が生きていれば、現代の南方仁は生まれないため、南方仁は存在しないから体が消える。
しかし、南方仁(大沢たかお)が消えたから手術する者が居なくなり、お初は死んだ。お初が死ぬば、現代で南方仁が誕生するため、消えた南方仁の姿が戻ったきたのだと解釈できる。
さて、第5話で南方仁(大沢たかお)は、坂東吉十郎(吹越満)を診察した。坂東吉十郎は鉛中毒が進行しており、立てない状態だった。
JIN2(完結編)に登場した歌舞伎役者の坂東吉十郎(吹越満)は、実在する人物である。しかし、坂東吉十郎が鉛中毒だったかは不明である。
実在の人物というよりも、坂東吉十郎という名前の歌舞伎役者が存在したという方がニュアンスは近いかもしれない。
江戸時代の白粉には、鉛が含まれていたため、江戸時代の女性や歌舞伎役者は鉛中毒で死んでいたことは事実である。
坂東吉十郎(吹越満)は南方仁(大沢たかお)らの治療により、歌舞伎の演目「寿曽我対面」で朝比奈三郎義秀を演じることになる。
しかし、開幕当日に倒れ、坂東吉十郎(吹越満)が寿曽我対面に出演できたのかどうかは不明だった。おそらく、寿曽我対面には出演していないと思うが、この辺りを描いていないのはイマイチだった。
南方仁(大沢たかお)が作ったサポーターが役に立ったのかが不明だったし、福田玄孝(佐藤二朗)が調合したオリジナル漢方薬も役にたったのかも不明だった。
坂東吉十郎(吹越満)と息子・与吉との親子愛との親子愛よりも、澤村田之助(吉沢悠)が南方仁(大沢たかお)に問いかけた「命の価値は長さなのか」という台詞の方が印象に残った。
さて、おっちょこちょいの橘咲(綾瀬はるか)のおかげで、ペニシリンの粉末化に道筋が付いた。
消毒用のアルコールを作っていた橘咲(綾瀬はるか)が、蒸留水とまちがって、高濃度のアルコールにペニシリンを入れてしまった。
このため、アルコールの脱水作用により、ペニシリンが結晶化し、ペニシリンの粉末化に道筋が付いたのである。
このペニシリンのエピソードは、JIN2(完結編)第5話のプレゼントクイズにもなっているので、答えをネタバレしておく。
第5話の問題は「ペニシリンを結晶化するには、ペニシリンと何を混ぜるとよいと判明したでしょうか?『○○○の○○○○○」という形で、お答え下さい。」で、答えは「高濃度のアルコール」です。
さて、第5話は坂本龍馬(内野聖陽)が登場しなかったので、物足りなかった。第5話の最後に坂本龍馬がペニシリンを扱いたいと手紙を送ってきたので、第6話は期待出来そうである。楽しみにしたい。
ドラマ「JIN-仁-2(完結編)」の原作や主題歌については、JIN-仁-2(完結編)の原作や主題歌をご覧ください。

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