霧に住む悪魔-第29話のあらすじ-龍村グループの株

姜暢雄が出演するドラマ「霧に住む悪魔」の第29話のあらすじとネタバレです。


第28話のあらすじは「霧に住む悪魔-第28話のあらすじとネタバレ」をご覧下さい。原作と主題歌については、「霧に住む悪魔の原作と主題歌」をご覧ください。
日浦晴香(京野ことみ)は、北川弓月(姜暢雄)に説明した。龍村圭以(入山法子)の骨は、東京にある龍村家代々の墓に納め、ここ「龍が眠る丘」にあるお墓には、龍村圭以の髪と爪を納めていると。
北川弓月(姜暢雄)が死んだ理由を尋ねると、日浦晴香(京野ことみ)は「圭以は頭痛がすると言って、薬を飲むようになっていた。お医者様は、飲む量を誤って、心臓に負担がかかったのではないかって」と答えた。
日浦晴香(京野ことみ)は「今思えばあの子は少し様子がおかしかった。弓月さんを追いかけるように、圭以の背中を押していれば、こんな事にはならなかった。私のせいよ」と悔やんだ。
その後、北川弓月(姜暢雄)は廃校で、死んだ龍村圭以(入山法子)のことを思いだしていると、ふと、白衣の女・安原霧子(入山法子)のことが頭をよぎった。
一方、宮下時彦(矢島健一)は東京の「ロータス」で御田園陽一(戸次重幸)と会っていた。
宮下時彦は、「貴方がアラブで進めているエコ事業は、資金繰りが厳しいとか。龍村グループの株を売却してはいかだでしょうか」と持ちかけた。
しかし、御田園陽一(戸次重幸)は「生涯、龍村陽一として生きることを決めた。近いうちに、取締役会を招集するつもりです。その席で、役員人事も協議するつもりです」と答えた。
宮下時彦(矢島健一)は「貴方が社長に就任する可能性もあると…。しかし、ご夫婦に子供が居ない場合は、兄弟にも相続権がある。この場合、晴香さんです。晴香さんがこちらに付けば、貴方でも、単独で過半数の議決権を押さえることは難しい」と敵対心を露わにした。
そのころ、妻の宮下寿々子は、日浦晴香(京野ことみ)にお見合い相手を薦めていた。しかし、日浦晴香は龍村圭以(入山法子)の死を受けて、生きる気力を失っていた。
一方、チーズ工場では、鹿野良夫(本村健太郎)が荻野美知子(広岡由里子)と雑談していた。
龍村ファームは、龍村家の先々代が道楽で始めたものだった。龍村ファームは金ばかりかかる、グループのお荷物だった。
鹿野良夫(本村健太郎)は「早く売っぱらって、マンションでも建てれば良いんだよ」と言うと、激怒した荻野克次(逢坂じゅん)が「ここは何も変わらないって約束なんだ」と言って、鹿野良夫を追い払った。
ある日、日浦晴香(京野ことみ)が書斎へ入ると、影山仁(大沢樹生)が書類をチェックしていた。
日浦晴香は「触らないでください。ここにあるのは、圭以の物です」と咎めると、御田園陽一(戸次重幸)が「私が許したんです。死後1ヶ月が経ちます。そろそろ、相続の手続きをしなければなりません」と答えた。
日浦晴香(京野ことみ)は「姉である私も相続人です」と反論するが、影山仁(大沢樹生)は、龍村圭以(入山法子)に子供がいる場合は夫と子供とが全ての財産を相続し、日浦晴香には相続権が無いことを告げ、戸籍を見せた。
龍村圭以(入山法子)は、死ぬ前日に養子縁組で養子を迎えていた。
一方、北川弓月(姜暢雄)は、白衣の女・安原霧子(入山法子)が入院している「きさらぎ病院の分室」を訪ねた。しかし、そこは病院ではなく、企業の研修施設だった。
北川弓月(姜暢雄)が施設の作業員に尋ねると、施設は20年ほど前から企業の研修施設だった。以前、来たときは確かに、きさらぎ病院の分室だった。北川弓月には状況が理解できなかった。
他方、御田園陽一(戸次重幸)は龍村玄洋(榎木孝明)に、「このままここで住みたいのであれば、これからは私の指示に従っていただきます」と迫った。
龍村玄洋(榎木孝明)は「私が何も知らないと思っているのか。ゴシュとは何者だ」と告げると、御田園陽一(戸次重幸)は顔面が蒼白になり、部屋を出て行った。「霧に住む悪魔-第29話の感想」へ続く。

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