デヴァルト・メンタルクリニックの乃中花恵（松田沙紀）

松田沙紀が出演するフジテレビ系のミステリー昼ドラマ「霧に棲む悪魔」の第35話の感想です。第35話のあらすじは「霧に棲む悪魔-第35話のあらすじ」をご覧下さい。

白衣の女・安原霧子（入山法子）の主治医・森田は、東京にある精神病院「デヴァルト・メンタルクリニック」の院長になっていた。森田医師が院長になったのは、御田園陽一（戸次重幸）の力のようである。
北川弓月（姜暢雄）は、白衣の女・安原霧子（入山法子）を探すため、精神病院「デヴァルト・メンタルクリニック」へ潜入、病院のリネン室で、看護婦・乃中花恵（松田沙紀）と出会った。
この看護婦・乃中花恵（松田沙紀）は風変わりというよりも、頭がおかしい。リネン室でケーキを食べていたし、明らかに精神病患者だった。
北川弓月（姜暢雄）が勤務暦をきいたとき、看護婦・乃中花恵（松田沙紀）は「出たり、入ったり」と言っていたので、常識的に考えれば乃中花恵の正体は、白衣を着た患者だろう。
乃中花恵（松田沙紀）の左腕にリストカットの跡もあった。ためらい傷もあった。左腕に傷があるということは、乃中花恵は右利きである。
おそらく、リストカットの原因は恋愛がらみで、乃中花恵（松田沙紀）は、最愛の人を助けようとする北川弓月（姜暢雄）に共感して、白衣の女・安原霧子（入山法子）の脱走に手を貸す展開になるのだろう。
原作で登場した病院の看護婦が、リストカッター乃中花恵（松田沙紀）になっていたので驚いた。乃中花恵は看護婦ではなく、精神病の入院患者なのではないのかと勘ぐってしまった。
ただ、北川弓月（姜暢雄）の跡を付けてきた乃中花恵（松田沙紀）は、かわいかった。しかし、乃中花恵からは危険な香りがするので、最後は悪徳家政婦の平木麻里（田島ゆみか）と刺し違えて退場して欲しい。
さて、看護婦・乃中花恵（松田沙紀）によると、デヴァルト・メンタルクリニックの職員は、白衣の女・安原霧子（入山法子）のことを「ヨントク」と呼んでいる。
白衣の女・安原霧子（入山法子）は4階の特別室で入院しているから、略して「ヨントク」である。
では、悪魔が怖がる呪文「ゴシュが死んだ（ゴシュハシンダ）」のゴシュも略語か？「五階の主任室」なのだろうか？
私は「ゴシュは死んだの意味」で、ゴシュとはフランス語で「左利き」という意味ではないかと推理したが、白衣の女・安原霧子（入山法子）が「ヨントク」と呼ばれているので、何かの略語の可能性も疑う必要がある。
さて、今回は、森田医師が院長を務める精神病院「デヴァルト・メンタルクリニック」が舞台だったので、つまらなかった。
やはり、ドラマ「霧に棲む悪魔」は龍村ファームを舞台にして、龍村玄洋（榎木孝明）を登場させないと面白くない。「霧に棲む悪魔-第36話のあらすじとネタバレ」へ続く。
ドラマ「霧に棲む悪魔」の原作や主題歌については、「霧に棲む悪魔の原作や主題歌」をご覧ください。

• 2011/05/27