久家心と水川あさみの入浴シーン
子役の久家心が出演するテレビ朝日の金曜ナイトドラマ「犬を飼うということ-スカイと我が家の180日」の第7話「君がくれた奇跡」の感想です。
ドラマ「犬を飼うということ-スカイと我が家の180日」の第7話で、本郷幸子(水川あさみ)と本郷眞子(久家心=くげ・こころ)との入浴シーンがあった。
金欠に陥り、荒廃していく本郷家に心を痛めるなか、本郷幸子(水川あさみ)と本郷眞子(久家心)との入浴シーンは、心をホッコリとさせる1幕であった。
お風呂にひよこちゃんらしき黄色いおもちゃも浮かんでいたのも良かった。
ドラマの予告を見ると、第8話では本郷幸子(水川あさみ)と本郷眞子(久家心)と本郷大(山崎竜太郎)の3人が一緒にお風呂に入るようである。
本郷勇次(錦戸亮)も一緒に入れてあげたいが、風呂が狭いので無理なのだろうか。
さて、本郷幸子(水川あさみ)は同級生の医者・堀田克彦(KAT-TUN田口淳之介)から50万円という大金を調達して、本郷勇次(関ジャニ∞錦戸亮)に渡した。
お金を受け取った本郷勇次は、バンドデビューの夢を叶えるため、バー「Cross Road」でプロデューサー小清水に50万円を渡そうとした。
しかし、プロデューサーが元バンド仲間の川島秀樹(武田航平)をけなしたため、本郷勇次は金を渡さなかった。そして、デビューを棒に振った。
Cross Road(クロスロード)とは、ブルースマン「ロバート・ジョンソン」が、悪魔と契約を結んで、魂と引き替えにギターのテクニックを得たという伝説が残る地である。
事故や事件で短命となった有名なギタリストは、クロスロードで悪魔と契約して、命と引き替えにギターのテクニックを得たとされている。ロバート・ジョンソンの逸話は映画にもなっているので、興味があれば見て欲しい。
このロバートジョンソンの伝説になぞらえると、現れた音楽プロデューサーは悪魔だったと解釈できる。本郷勇次(錦戸亮)はバー「Cross Road」で悪魔に魂を売らずに、仲間や家族を選んだのではないだろうか。
さて、ドラマ「犬を飼うということ」は全9話なので、あと2回で最終回となるわけだが、未だに本郷家の家庭崩壊が止まらない。
第7話では、本郷勇次(錦戸亮)が退職金が出ないことを告白し、本郷幸子(水川あさみ)がキーキーと怒りだした。
本郷勇次(錦戸亮)らは、手術の終わったスカイ(ダイヤ=犬・ポメラニアン)を自宅まで届けてくれた獣医・奈良橋宗一(杉本哲太)の前で夫婦喧嘩で始めてしまったのである。
本郷勇次(錦戸亮)らは、客人の前で夫婦喧嘩を始めたので、私は話しについて行けなかった。もはや、ドラマ「犬を飼うということ」は子役の久家心や犬のポメラニアンに頼ったドラマになっている。
「夫婦喧嘩は犬も食わぬ」というが、本郷勇次(錦戸亮)らの夫婦喧嘩を止めたのは、犬のスカイ(ダイヤ)だった。お犬様々である。
本郷家の家庭崩壊は、1番底からダラダラと2番底を探す展開になっているので、ストーリーが単調に感じる。もっとV字ターンで本郷家を描いて欲しかった。
そういえば、第7話で獣医の奈良橋宗一(杉本哲太)が「娘が犬とか猫とか飼いたいと言っていた」と話していたので、奈良橋宗一は畑山静香(庵原涼香)の父親なのかと思ったが、名字が違うので違うのかもしれない。
さて、ドラマ「犬を飼うということ」も後2回で最終回である。良い具合に期待を裏切って本郷家を再生して欲しいものである。
ドラマ「犬を飼うということ」の主題歌や原作については、「犬を飼うということの主題歌や原作」をご覧ください。