坂本龍馬の死亡日と大政奉還
内野聖陽が出演するTBSドラマ「JIN-仁-2(完結編)」の第7話「永遠の愛と別れ」の視聴率と感想です。第7話の視聴率は18.8%でした。
第7話のあらすじは「JIN2-仁(完結編)第7話のあらすじ」をご覧下さい。
ドラマ「JIN-仁-2(完結編)」の第7話も面白かった。坂本龍馬(内野聖陽)は土佐藩を動かして、大政奉還(たいせいほうかん)を企てていた。
大政奉還とは、1867年12年に江戸幕府が朝廷へ政権を返上した事件で、大政奉還をもって江戸時代は終わり、徳川慶喜は最後の将軍となった。
ちなみに、年号は「一派空しい(いっぱむなしい=1867年)大政奉還」と語呂合わせで覚えると覚えやすい。
さて、ドラマ「JIN-仁-2(完結編)」の第7話では、大政奉還と坂本龍馬の死亡日が注目点となった。
南方仁(大沢たかお)は坂本龍馬の死亡日を思い出そうとするのだが、激しい頭痛に襲われてしまう。歴史を変えようと思うだけで、頭痛に襲われる法則のようである。
坂本龍馬(内野聖陽)は南方仁(大沢たかお)に手紙(写真の裏)に、「長芋の中より、出でたる虫たちの、江戸の芋にも、すくいたるかな」という唄を書いていた。
橘咲(綾瀬はるか)は芋は薩摩藩の特産物なので、芋を薩摩藩と解釈し、長芋を長州と解釈した。
そして、南方仁(大沢たかお)は、最初は「すくいたる」を「食う(巣食う?)」と解釈したのだが、後で「救う」だと気づいた。
南方仁(大沢たかお)らが解釈を間違ったのは、橘恭太郎(小出恵介)が間違った情報を得る設定の他にも、坂本龍馬が倒幕派から穏健派(大政奉還派)に方向を変えたという意味も含まれていると解釈した。
さて、大政奉還が成立した日は1867年11月9日で、坂本龍馬が死亡した日は1867年12月10日である。
坂本龍馬は大政奉還から1ヶ月後の1867年12月10日に、京都にある近江屋で何者かに襲われ、死亡している(坂本龍馬暗殺事件=近江屋事件)。
坂本龍馬を暗殺した犯人については、京都見回組説や新選組説など複数の説があるのだが、いずれも決定的な証拠はない。
ドラマ「JIN-仁-2(完結編)」が、坂本龍馬を暗殺した犯人を誰にするのかが注目である。
坂本龍馬や大政奉還がテーマになってきたが、忘れてならないのは、南方仁(大沢たかお)に恨みを持つ藩医の三隅俊斉(深水三章)である。
三隅俊斉(深水三章)は安道名津(アンドーナツ)殺人事件の黒幕とみられる人物である。事件以降は登場していないが、最終回前に、もう一度何かを仕掛けてくると思う。
さて、南方仁(大沢たかお)と橘咲(綾瀬はるか)の2人が横浜に居る野風(中谷美紀)の元を訪れたさい、ルロンはシャンパングラスを持って「ちんちん」と言っていた。
なぜ「ちんちん」なのかと思って調べてみたら、「ちんちん(cin cin)」とはイタリア語で「乾杯」という意味だった。
シャンパングラスなどの割れやすいグラスのの場合は、ちんちん(乾杯)の時にグラス同士を当てない方が良いのだが、ルロンは野風(中谷美紀)のマナーを褒めていたので、当時のフランスやイギリスではシャンパングラを当てて音を出してもOKだったのだろう。
なお、ドラマ「JIN2-仁(完結編)」の第7話の問題は「野風の投げたブーケを受け取ったのは、誰だったでしょうか?フルネームでお答えください。」で、答えは「橘咲(綾瀬はるか)」です。
ドラマ「JIN-仁-2(完結編)」の原作や主題歌については、JIN-仁-2(完結編)の原作や主題歌をご覧ください。
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コメント欄
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南方仁と友永未来が野風の所を訪れたと書いてますが…友永未来ではなく橘咲の間違いではありませんか?
ご指摘ありがとうございます。登場人物の名前が間違っていたので、訂正しました。
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いつも拝見させて頂いております。
霧に棲む悪魔の推理も毎回楽しみにしておりますので、これからもよりよいブログにして行って下さい(*^^*)
この度は失礼致しました。