御田園陽一が龍村グループの筆頭株主になった
戸次重幸が出演するフジテレビ系の昼ドラマ「霧に棲む悪魔」の第36話の感想です。第36話のあらすじは「霧に棲む悪魔-第36話のあらすじとネタバレ」をご覧下さい。
また、ドラマ「霧に棲む悪魔」がつまらなくなってきた。「ゴシュは死んだ」で、ドラマが面白くなっていただけに残念である。
さて、悪魔の御田園陽一(戸次重幸)がついに、相続の手続きを終えて400億円の財産を手に入れ、龍村グループの筆頭株主になった。
一方、御田園陽一(戸次重幸)の独裁を阻止しようとしている龍村貴金属の宮下時彦(矢島健一)は、蓮見依子(中田喜子)から龍村ファームの抵当権を買い取ろうとしていた。
抵当権を買い取るということは、御田園陽一(戸次重幸)に対する債権を買い取るということになるのだが、それで、単独で龍村グループの議決権の過半数を取得している御田園陽一に対抗できるのだろうかという疑問が残る。
そう考えると、以前から気になっている、日浦晴香(京野ことみ)が相続した配当金3000万円に何か意味があるように思える。
配当金を相続するということは、株式の受益権を相続するという意味になる。したがって、日浦晴香(京野ことみ)は相応の株式を相続しているのではないだろうか。
ただし、日浦晴香(京野ことみ)は議決権の話題に上らないので、日浦晴香が相続したのは、配当金は貰えるが議決権の無い「優先株式」だと考えられる。
この優先株を議決権のある「普通株式」に転換すれば、日浦晴香(京野ことみ)にも議決権が発生する。そうすれば、持ち株比率が変動して、御田園陽一(戸次重幸)は単独過半数から転落させることができる。
以前からこう予測しているのだが、この推理には、昼ドラマ「霧に棲む悪魔」は経済ドラマではないので、こんな株式の争奪戦にはならないだろうという引っかかりが残る。
どのような方法にせよ、宮下時彦(矢島健一)は御田園陽一(戸次重幸)の単独過半数を崩さない限り、龍村グループは悪魔・御田園陽一の物になってしまう。宮下時彦のお手並み拝見といきたい。
さて、北川弓月(姜暢雄)と日浦晴香(京野ことみ)の2人は、看護婦・乃中花恵(松田沙紀)の協力を得て、精神病院「デヴァルト・メンタルクリニック」から白衣の女・安原霧子(入山法子)を連れ出すことに成功した。
正確には、まだデヴァルト・メンタルクリニックの中なのだが、連れ出しに成功することは明らかである。
白衣の女・安原霧子を救出したと言えば聞こえが良いが、どう見ても、北川弓月(姜暢雄)が病院から安原霧子を拉致したようにしか見えない。
北川弓月(姜暢雄)が薬をかがせて白衣の女・安原霧子(入山法子)を眠らせたところは面白かった。この安原霧子の正体は龍村圭以なので、龍村圭以がいろんな人から薬漬けにされていると思うと滑稽だった。
白衣の女・安原霧子はリネン室に、抱いていた人形を落としたのだが、後で騒ぎにならないのだろうか?何かの伏線になっているのだろう。
ナース姿をした乃中花恵(松田沙紀)が本当に看護婦なのか、本当は精神病に入院している患者なのかは、判断が難しい。乃中花恵は白衣の女・安原霧子の脱走後もストリーに関わってくるのかに注目したい。「霧に棲む悪魔-第37話のあらすじとネタバレ」へ続く。
ドラマ「霧に棲む悪魔」の原作や主題歌については、「霧に棲む悪魔の原作や主題歌」をご覧ください。
コメント欄
「ごしゅは死んだ」のことばの謎で引っ張られただけだったので
謎が無くなると、ドラマの魅力が無くなったのは同感です。
株券に関しては、陽一が偽物で犯罪によって得たものであれば
それが証明できればそれでいいのではないでしょうか。
陽一には法的に権利が無くなってしまうわけだから、
それもあって、弓月たちが霧子の記憶を取り戻そうと
躍起になっているのではないでしょうか。
「お嬢様がいない」という「お嬢様」とは人形の事?
コメントありがとうございます。「お嬢様がいない」のお嬢様は人形のことです。
御田園陽一(戸次重幸)は犯罪によって龍村家の財産を相続したので、犯罪を立証すれば、御田園陽一の相続は無効になります。
最終的には御田園陽一の相続は無効になると思うのですが、宮下時彦(矢島健一)も動いているので、御田園陽一の犯罪立証までに、龍村グループの経営権争いが起こるのではないかと予想しています。