霧に棲む悪魔-第38話のあらすじ-宮下時彦の反撃
斉藤暁が出演するフジテレビ系のミステリードラマ「霧に棲む悪魔」の第38話のあらすじとネタバレです。
第37話のあらすじは「霧に棲む悪魔-第37話のあらすじ」をご覧下さい。原作や主題歌については、「霧に棲む悪魔の原作や主題歌」をご覧ください。
北川弓月(姜暢雄)の部屋を訪れたのは、対馬諭吉(斉藤暁)だった。
対馬諭吉は戻ってきた北川弓月に、漁師町へ男が北川弓月を探しに来たことを報告し、「何をしたのか知らんが、気をつけろ」と警告した。
一方、御田園陽一(戸次重幸)は、何かあれば安原浅子(岡まゆみ)を使って、北川弓月(姜暢雄)らを誘拐事件で訴えようと考えていた。
影山仁(大沢樹生)が安原浅子(岡まゆみ)の居所を尋ねるが、御田園陽一(戸次重幸)は「時が来れば明かす。その前に株主総会だ。次の株主総会でグループのトップに就く」と答えた。
そのころ、龍村ファームに戻った日浦晴香(京野ことみ)は、屋敷に忍び込み龍村圭以(入山法子)の荷物を持ち出していた。
日浦晴香が屋敷を出ようとすると、客が来たため、ベランダに隠れる。客は蓮見依子(中田喜子)と宮下時彦(矢島健一)の2人だった。
宮下時彦は蓮見依子に「龍村ファームの抵当権を譲って欲しい。プレゼントを用意している。きっと気に入ってもらえる」と頼む。日浦晴香(京野ことみ)はベランダから2人の会話を聞いていた。
その日の夕方、。日浦晴香は東京にある隠れ家へ戻るが、部屋の中では、御田園陽一(戸次重幸)が「今度は僕が守る」と言って白衣の女・安原霧子(入山法子)を抱きしめていた。日浦晴香はドアノブにかけた手を、そっと放した。
その日の夜、日浦晴香(京野ことみ)は白衣の女・安原霧子(入山法子)に龍村圭以の服を着る。そして、龍村ファームから持ってきた物を見せ「何か思い出すことはない?」と迫る。
しかし、白衣の女・安原霧子はお嬢様(人形)を探して、お嬢様で遊び始めてしまった。
日浦晴香(京野ことみ)は北川弓月(姜暢雄)に、龍村ファームで盗み聞きした宮下時彦(矢島健一)の会話を告げ、龍村ファームが権力争いの道具にされてしまうと嘆いた。
日浦晴香(京野ことみ)は「思い切って世間に公表するの。龍村圭以は生きていると」と提案するが、北川弓月(姜暢雄)は「そんなことをすれば御田園たちが黙っていない。それに彼女が誰かのかも分かっていない」と反対した。
日浦晴香(京野ことみ)は「でも、彼女の身分がはっきりするまでは誰も龍村ファームに手は出せないわ」と主張するが、北川弓月(姜暢雄)は「事情はどうであれ、誘拐は犯罪だ。御田園に訴えられれば晴香だって無事じゃすまない」と反対した。
一方、御田園陽一(戸次重幸)は役員を調査して、龍村グループのトップになるための算段をしていた。
そこへ電話が入る。龍村貴金属の社長・宮下時彦(矢島健一)が大幅な増資を発表したという知らせだった。増資の内容次第では、御田園陽一の持ち株比率が低下し、議決権が過半数を割り込む可能性があった。「霧に棲む悪魔-第38話の感想」へ続く。